秋の気配

午後から日が陰って雨が降りそうだったがようやく降り出したようだ。もう10時過ぎている。夕立かと思ったら深夜の雨。そういえば昨夜も遅くに雨音がしていたっけ。
なんか足りないなと思っていたら、今年は姉の家に行かないから、行動力が足りてない。義兄が亡くなってから10年の間ずっと毎週一度訪れていた。

いま施設にいる姉の自慢の庭にはいろんな木や草花が植えてあった。植木屋が年に一度入っていたが、そのほかは我々が世話していた。ホースを引っ張っての真夏の水やりは辛かった。いま頼まれてもでけへんな。
8月の終わり頃には萩が大きな枝を伸ばして咲き出す。9月になるとほととぎすと水引草が仲良く伸びて可愛い花をつける。お彼岸がすんだら金木犀がいい香りを漂わす。つわぶきも伸びて黄色い花をつける。

姉が庭の世話をするのが億劫になり雑草引きをサボりだしてから、タンポポ、ヒメジョオン、ネコジャラシなどがいっぱい伸びてきた。「この子らもそれなりに可愛いね」と姉が言い出し、この3年ほどは雑草の庭でもあった。もともと雑草愛好家のわたしはモンクがない。たまに珍しいのが花をつけていて話題になる。わたしは帰ってからネットで探し出して姉に名前を教えるが、覚えていたためしはない。
毎年花が咲いたら近所の人に切ってあげていたが、今年はみなさん寂しいことだろう。隣家の女主人は亡くなったそうだし。