今年もきた! じんましん

昨日の夕方は上島珈琲店で涼しいところに長いこと座っていて、帰りは風が通り過ぎる道を車椅子に乗せてもらって、帰ってからは座って本(村上春樹『羊をめぐる冒険』)を読んでいた。寒いとか冷えるとか思うときがなかった(思って対策を講じるべきだった)。

膝から下が冷えたのを実感したのは真夜中過ぎて暖かいベッドに横になってから。冷えたとか寒いとか温まったとかでなく、ひたすら痒い! 左を掻いていると、右が痒くなる。足を掻いていると肩が痒くなる。全身あちこちが勝手に痒くなる。掻くと気持ち良い。あっちからこっちと眠くなる暇がなくて掻きまくり。

ああしもたと思ったときはもう遅い。痒みがひととおり通り抜けないと終わらないのである。
まあ、掻くと気持ち良いからいいとしようと頭の中の意識が言い、手は上にいったり下にいったり、足の裏にいったり、耳にいったり。

かなり掻いてから知らぬ間に眠り込んでいたようで、目が覚めたら朝で、痒みはどこへいったやら。爽やかな目覚めだった。