昔みたいなおかず

枝豆の大きな株が手に入ったので、今夜はまずビールと枝豆に決まり。レシピ通りに茹でて、半分は冷凍した。それといんげん豆とゴボ天を煮たのと、ゴーヤチャンプルー、最後は番茶と梅干し。
「昔みたいな」とどこかで借りてきた形容詞を使ってわいわいいいながら食べた。枝豆は今年2回目かな。また大きな株が手に入ればいいな。

いんげん豆とゴボ天の炊いたんは我が家の戦後の弁当のおかずの思い出の一番目にくる。次兄が嫌いで毎度学校から帰ると弁当箱をがたがたいわせて「こんなもん食えるか」という。母は負けずに「いややったら食うな」と、また翌日もいんげん豆とゴボ天である。次兄は弁当を食べずにすませたのだろうか。それともパンとか買っていたのかな。母は他の子には内緒でパン代を出していたのかな。わたしは好きだったというか、普通という感じだった。夜はサバの煮付けとほうれん草(笑)。このおかずのおかげで、いまも内臓は達者だ。えっ、いちばん達者なのは口?(笑)。

今日のいんげん豆とゴボ天を煮たのは、上等な醤油とみりんをつかっているからうまいはず。いんげん豆はスーパーにあるような揃ったのでなく、あっちへ曲がりこっちへ曲がりの昔みたいないんげん豆だから懐かしくうまかった。

それにゴーヤチャンプルーは最近の我が家のヒットである。うまいうまいといいながら食べた。