食欲の秋

若い頃は、いや若い頃を通り越しても、しょっちゅうお腹を減らしていたような気がする。とにかく食欲旺盛でよく食べた。そして太っていた。最近は炭水化物を減らすべくご飯の量を少なくしているので、腹一杯やーと叫んでお腹をなでるようなことはない。野菜とタンパク質をおかずというより主食の一品として食べているから、めちゃくちゃ太りはしないが痩せはしない。難しいところである。運動不足だしお腹の肉が柔らかくなっているし、なんとかせにゃ。

甘いもの好きはつねづね反省しているが、そばにあると反省をどっかへおいといて食べてしまう。果物は新鮮がイノチと遠慮なく食べる。
昨日と今日おやつにクリームパンとイチジクと柿を食べた。
今日は相方が朝帰りだったので、お昼は個食でモヤシたっぷりのラーメンを食べた。おやつが甘いものなのに、ラーメンで炭水化物を過剰にとったと食べてから反省。へへ、あんまりしてないけど。

いま村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』(1〜3)を読んでいるが、食欲を誘われるところが多い。内容は厳しいのだが、主人公の「ねじまき鳥」さんがご飯をつくる場面がたくさんあって、読んでいるとお腹が空いてくる。ねじまき鳥さんはコーヒーを温め、レタスとハムをはさんだサンドイッチをさっさと作って自分が食べたり、たまたま来た客に出したりする。まだ1巻を読んだところなので先が楽しみ。ノモンハン事件についてまったく知らなかったので学べるのがありがたい。