三代目

さっき久しぶりに姪に電話して長話した。いつも話に出る姉は長女K子で施設で生活している。今日の電話の相手は次女の娘S子である。
わたしが先日お風呂から出られなかった話をしたら、「わたしはむかしK子おばちゃんの家のお風呂でおばあちゃんが出てこられないのを二人で助けたよ」という。「わたしはK子おばちゃんを助けたよ」と返事して二人で経験談を語り合った。そして「お風呂から上がられへんかったって、血はあらそわれへんね」と大笑い。

おばあちゃんというのは、わたしと長女K子の母親である。おばあちゃんが一代目、長女K子が二代目、わたしが三代目である。3人とも慌て者でそそっかしいところが似ている。さて四代目には誰がなるか。姪たちはみんな落ち着きがあり賢い。お風呂で立ち往生なんてしないだろう。おっちょこちょいの系譜をここで断ち切りたい。