いつまで続くぬかるみぞ

タイトルは戦争中に口ずさんだ軍歌の一節だ。行軍の苦労を嘆く歌詞に惹かれてよく歌った。いまは普通の日常生活を送っていて戦地でもないしぬかるみもない。だけどコロナウイルスのせいでこの日常がいつ崩れるかわからない不安の中にいる。
できるだけ明るく楽しく暮らそうと思っているが、どこでひっくり返るかわからない。

姪の一人に戦争とコロナとどっちが怖いか聞かれたが、どっちも怖いよ。
コロナの先が見えないところが怖い。
さっきちらっとネットで聞いたが、戦争中の食糧買い出しの話をしていた。着物と食料品との交換の話だった。うちの母と姉の着物はみんな米や芋に変わった。ああいう時代になるという話だった。
わたしがいくら食べられる野草に詳しいからといって、ここらでは猫じゃらしくらいしか雑草は生えてないしなあ。