ウォシャウスキー姉弟の映画は1996年の「バウンド」しか見たことがない。とても気に入ったのに詳細を覚えてなくて、いま検索してわかった。隣りどうしから深い仲になった女性ふたりの愛がよかった。
いま「クラウド・アトラス」を見て圧倒された。
2012年のウォシャウスキー姉弟のSF映画で、ヒュー・グラントが6役やっているくらいの知識しか持たずに見始めた。最初は面食らい、途中からおもしろくなり、最後はうなった。これは愛と革命がテーマの映画だ。
以下は映画紹介ページからコピペした
“波乱に満ちた航海の物語” (1849年)、”幻の名曲の誕生秘話” (1931年)、”巨大企業の陰謀” (1973年)、”ある編集者の大脱走”(2012年)、”伝説のクローン少女と革命” (2144年)、”崩壊した地球での戦い” (2321年)。上映時間172分。
最初はわけがわからなかったが、だんだんわかってきておもしろくなった。ヒュー・グラントだけでなく俳優たちはいろんな時代に登場する。
恋人が戦いの中で銃弾に倒れたクローン人間のペ・ドゥナは、堂々と捕まって想いを述べ処刑される。奴隷解放運動に参加すると金持ちの息子が恋人といっしょに親の家から去って行く。最後は熾烈な戦いから生き残ったトム・ハンクスが「あれが地球だ」と孫娘に空を指差す。