今日もうまかった

朝からいい天気で暖かい。お日さんがあたった洗濯物が気持ちよい。
午後からシュリットへ行って髪を染めてカットしてもらった。先日ジョローナで買ったワンコ柄のユーモラスながま口をプレゼントしたら喜んでくれた。ここのワンコ、シェルくんはほんまに可愛い。膝に乗ってきて寝たりぼーっとしたり、甘えたり。わたしがお昼にパスタを食べたのがすぐにわかって唇を舐めるのがなんぎやけど(笑)。
なんやかやと話題が湧いて出てしゃべるしゃべる。2時間近くしゃべってまた来月と帰ってきた。しゃべりの合間にコーヒーとお菓子を出してもらって女性誌を読んでご機嫌な午後。

帰ってから洗濯物を取り入れて、次の洗濯をして干した。家事は終わりがないなとぼやきながら。
友だちからのメールがなによりも心の友だ。東京の姪からもメールあり。

昨日発売の『週刊現代』に出ていた「オステオポンチンを減らせば、どんどん若返る」って記事、認知機能にも関係するそうで、どういうものか解説してある。一例、サラダよりも温野菜を勧めている。体が温まり基礎代謝が高まるから。
表になっている「オステオポンチンを減らすための食べ物」は、〈サバ、サンマ、イワシ〉〈クルミ、アーモンド〉〈キャベツ〉〈トマト〉〈シイタケ、マイタケ、エノキ〉〈大根、ニンジン、ゴボウ〉〈エゴマ〉〈オリーブオイル〉〈緑茶〉。我が家が毎日食べているものばかりだから自信が強まった。

今日の晩ご飯は、白ワイン、タコのぶつ切りとオリーブの実とプチトマトの盛り合わせにローズマリー添え、温野菜(大根、ニンジン、ゴボウ)山盛り。両方ともオリーブオイルたっぷり。トーストパン、紅茶だった。うまいのなんのって。

クロソイの煮付け、温野菜、しじみの味噌汁

スーパーで安かったからと相方が買ってきたクロソイはメバルに似た姿で全身が黒い。煮付けたらうまそうだ。いっしょに日本酒も買ってきた。今日の晩ご飯は、冷酒、クロソイの煮付け、温野菜いろいろ、しじみの味噌汁、白菜の漬物。メニューが決まるとさっさと下ごしらえをして作りはじめた。わたしは友人にメールを書いていたが、なにやらうまそうな匂いが流れてきて伴奏になった。ちょっと悩みがあるのを聞いてもらうメールをあちこちしながら書き上げた。これでわかってもらえるやろか。

ご飯の前にメールを出したのに、ご飯がすんだら返信が届いていた! すごっ! Nさんは返事が早い、決断が早い、これで連休中のもやもやがどこかへいった。わたしも決断は早いほうだが迷い出したらきりがない。彼女がこうしましょうといってくれた通りにすれば問題ないと思ったら、ほんとに問題なく解決できそうな気持ちになった。

ご飯のあとは三年番茶、富有柿、コーヒーとオーガニックチョコレートとナッツ、豪勢なもんだ。悩みが霧消したせいでしょう。

毎日在宅

毎日在宅とはいえ、3連休の午前中はぐっすり寝ているから在宅は午後から(笑)。いくら寝るのが遅いといっても、よくここまで熟睡できるものだ。電話がなってたけど無視して寝てた。毎日7時間から8時間寝てる。よく食べよく寝る元気な子。なんて笑っていってるけど、疲れ目と膝痛と肩凝りに悩まされている。

連休三日目、ようやく夏から秋の洗濯物が片付いた。あとはカーテンを残すのみ。炊事や買い物はやってもらってるが、洗濯や片付けはわたしの仕事。

かなり片付けたつもりだが、まだまだ片付いてないのが本だ。知り合いに読書家というか愛書家が多いが、みんな本をどうするんだろう。遺された妻子のことを思って整理しておかないんだろうか。こういうときって、男性の立場になってしまう(笑)。うちの場合は遺された夫です(笑)。ほんま、迷惑かけたらあかんから捨てられるものは捨ててしまおう。

果物とお茶と『荒涼館』の午後

昨日の夜、押入れの本の入った段ボール箱の最後の5箱のうち大きな1個を開けたらディケンズと池波正太郎の文庫本がびっしり入っていた。この二人の本は処分できないなと部屋の奥に片付けた。今日はその中から『荒涼館』を探してエスターの純情にひたることにした。午後の楽しみ。わたしがディケンズの作品中もっとも好きなのがこの『荒涼館』である。

1989年に出版された本だが分厚くて4冊ある。お金がないしと躊躇しているうちに日にちが経った。忘れてしまったままだったが、読みたいと話したり書いたりしていたようで、数年前にイギリスに転居する人がディケンズの文庫本をタダでくれるという話が舞い込んだ。運賃だけで大量の文庫本をいただいて幸せ。もちろん『荒涼館』もあった。ものすごくうれしくてしゃべりまくり、書きまくって自慢してすぐに読み上げた。思ってたよりもずっとよかった。ちょっと『ジェーン・エア』に似ている。

主人公のエスターはまじめで誰からも好かれる少女であるが、大変な境遇の中でまともに生きようと努力し報われる。彼女は実はデッドロック準男爵夫人ホノリアの私生児であった。
物語の最後のほうで荒涼館の持ち主ジョン・ジャーンディスに荒涼館の主婦にならないかと結婚を申し込まれるが、エスターには愛する人ができてついにその人と結婚する。そして荒涼館の主婦になり、その後は幸福な毎日を送る。

梨とリンゴと柿、そしてコーヒーとビスケット。おやつと読書の午後は穏やかに暮れていった。

今日もフツーの日

今日から世間は三連休、だけどもうちはフツーの日。昨日の朝のタクシー運転手さんは「三連休前日は忙しいけど、終わった翌日は暇ですわ」といっていた。たしかに昨日は午前も午後も車が混んでいた。

三連休といってもいつもと同じ我が家は、いつも書いているように普通の日々である。
朝遅く起きて白湯を飲み、洗濯して干して、12時のラジオニュースを聞く。あとはなにをしたかな。昼ごはん食べて片付けて、相方は心斎橋方面のお店数軒へ買い出しに行き、わたしは部屋の掃除をして、物入れに突っ込んであった洗濯済み衣服を片付けた。買い物係が帰ってきたのでコーヒーとビスケットとナッツ、続いて柿を食べたらもう夕方や。

晩ご飯はオーブントースターで焼いたオープントースト。いろいろ作っているうちにだんだん玄人っぽくなってきた。それに鳥肝を炒めたのと多彩な野菜料理(生野菜とピクルスとザワークラウト、茹でたの、煮たの、炒めたの)。これだけは祭日らしく(?)ちょっと高価な赤ワインを開けました。

今日の楽しみは、お月さん、豆大福、富有柿

今月はあさって四日の土曜日が満月である。満月には二日早いが今日の夕方、姉の家の近くからタクシーに乗って東の方へ行ってもらい、長柄橋の上から空を見た。東の空にあがった月が大きくてきれいだった。思っていたとおりの見事な月だった。暮れていく大阪の街の風景が好き。これで今週のささやかな楽しみは終了。おやつに豆大福餅を食べたのが今日のもひとつの楽しみだったな(笑)。

そのあとは東急ハンズへ行って、関東在住の姪が体調が悪いのでお見舞いを買った。この子には年に一度お菓子や小物や読み終わった本を送ることにしている。この子なんて書いたがもう40代半ば、こちらが年をとるのも無理はない。

晩ご飯は野菜中心の洋食でワインとよく合ってうまかった。近所に新しく無農薬野菜の店ができたそうだ。晩のおやつはその店で買った富有柿。今日三つめの楽しみ終了。

ラデュ・ミヘイレアニュ監督『オーケストラ!』

楽しそうな映画がないかなとアマゾンプライムの目次を眺めてこれはどうかなと思った。『オーケストラ!』って単純すぎるタイトルが、疲れ気味のいまにはいいかも。2009年のフランス映画。
ここからウィキペデアのストーリー丸写しです。
〈ロシアのボリショイ劇場で清掃員として働くアンドレイは、かつてはボリショイ交響楽団で天才指揮者として知られていたが、共産主義政府によるユダヤ人排斥政策に従わなかったため、30年前に楽団を追われた過去を持っていた。そんな彼はある日、パリの劇場がキャンセルした楽団の代わりとなるオーケストラを探しているという情報を得る。いまが音楽界復帰のチャンスと思った彼は、追放されていたかつての楽団員たちを集め、『ボリショイ交響楽団』になりすましてパリにへ行くことを計画する。〉

アンドレイが雑巾を手に劇場内の部屋を掃除しているとき、事務室にファックスが入ってきたのを手にする。パリの劇場がキャンセルした楽団の代わりを探しているという内容。アンドレイはこれを自分の音楽界復帰のチャンスにしようと、かつての楽団員を集めてボリショイ交響楽団をでっち上げる。

演目はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲、ソリストとしてパリ在住の若き女性バイオリニスト、アンヌ・マリーを指名する。それには深いわけがあった。
てんやわんやのパリ遠征だったが、なんとか開幕。最初はぎこちなくどうなることかと思わせて、バイオリンが鳴り響くと感動の嵐となり、映画の最後は世界中の都市での演奏会の広告がいっぱい。

よしながふみ『きのう何食べた?』13巻

2007年から出版されているマンガをずっと最初からSさんにお借りして読んでいる。最初借りたのは07年よりあとだったと思う。最初に何冊かまとめて借りて彼女の在庫をすべて読んだ。それ以後は出版されるとすぐに彼女が買って読み、そのあとすぐに送ってくれてわたしが読む。

『きのう何食べた?』はゲイの男子二人の愛の生活物語である。このマンガで愛をかたちに表すものが史朗の作る料理である。二人がテーブルで夕食を食べながら今日一日のことや友だちや知り合いのことを話すシーンは激しいベッドシーンよりも穏やかで親密だ。

弁護士の筧史朗と美容師の矢吹賢治はいっしょに暮らしている。史朗41歳からはじまった物語だけど50歳を過ぎても相変わらず二人の愛の生活なのである。
二人とも客相手の仕事なので、いろんな職業の登場人物がいてそれぞれに物語があるのもいい。それに食べ物を絡めてうまいマンガだ。章ごとに料理の作り方があって楽しい。
(講談社 581円+税)

昼ごはんはお蕎麦

うちは朝起きたら白湯を飲む。朝ご飯は抜き。遅起きなのであれこれしているとちょうどいい塩梅にお昼になる。半年くらい前までは我が家の熱心なシェフが、パスタ、サラダ、肉の入った料理とコース料理のように調理していた。あるときお昼ご飯食べすぎやなと気がつき、相談してそれからちょっと量を減らすことにした。洋食が多かったのを和食を増やし、それも蕎麦やうどん、さつまいもに小豆をかけたのとか、軽めにした。洋食にしてもパスタ少なめでサラダを多く。アラジンのオーブントースターで焼いたオープントーストは肉系よりも野菜をのせる。
午後はお腹が減るから果物とかヴィーガンケーキとかカロリーのあまり高くないものを食べ、晩ご飯は以前のとおりたっぷり。お酒少々。いまのところそれが合ってるみたいで快調。

お蕎麦は乾麺を茹でている。麺つゆは何回分かを大鍋で作って冷やしておく。つゆには梅干しと生姜をすったのと刻みネギを入れる。お蕎麦の前に卵とか魚とかタンパク質と野菜を食べる。食後は甘いものをちょっと食べる。貰い物のお菓子とかクッキーとかこんなときあるとありがたい。
まあ、だいたいにおいてよく食べる。快食である。そして快便。

肩こり治るかな〜ヴィク・ファン・クラブのこと

毎月一度は書いてるけど、わたしはヴィク・ファン・クラブというミステリの主人公のファンたちの会に入っていて、会長のような、小使いさんのようなことをやっている。仕事は毎月会報を出しているだけ。まあ会員さんからのメールを受けて返信するのも仕事といえば仕事かな。SNSでのやりとりもね。仕事というより楽しみだ。

ヴィク・ファン・クラブはサラ・パレツキーのハードボイルドミステリの主人公、V・I・ウォーショースキー(愛称ヴィク)のファンが集まった会である。始めてから26年経っているが、毎月の会報(Vic Fan Club News)でいろんなことを語り合っている。

この夏、シカゴに長く住んでサラ・パレツキーさんと面識のあるNさんが久しぶりにシカゴを訪ねることになった。そしてシカゴのホテルでサラさんと会う約束とのこと。会員からの手紙を手渡ししてくれるので、6人の会員が英文の手紙を書いた(わたしだけ特別に日本語を英訳していただいた。)のを届けていただいた。

Nさんが帰ってこられてから、サラさんから航空便で荷物が届いた。手紙を書いた人にと一人ずつきれいな紙に包んだサインが入った著書とカードや手紙もあった。

わたしが書いた手紙への返事として、エイダ・ラブレスへの言及があり、特に、Ada Lovelace, Sara Paretsky, Kumiko Sugiya と名前を連ねて書いてあるところは、過分な褒め言葉をいただいたと赤面するしかない。

気を入れて返事を書いた。なにを書くかどう書くかを考えていたらなかなか書けなくて英訳してくださるkyokoさんに迷惑をかけたが、ようやく気に入った返事が書けてほっとした。
この手紙も会報に入れて10月号ができあがった。早くから表紙絵を描いてくれたOちゃん、原稿を書いてくれたみなさんをお待たせしたけど、今日の夜ポストに入れました。