グリーントマトのサラダと映画『フライド・グリーン・トマト』

昨日近所の無農薬野菜の店で買ってきたグリーントマトを今日の昼にサラダにして食べた。キュウリ、レタス、ブロッコリーとグリーントマト、お皿に盛られたグリーン野菜が新鮮でうまかった。赤いトマトよりさっぱりした味のグリーントマトを食べていて思い出した。「『フライド・グリーン・トマト』てあったやん、よかったね、あれ」「覚えてないで、トマトを使った料理か?」「そうやねん、女性2人でレストランやって評判の料理やねん。トマトをスライスして衣をつけてフライパンで揚げるんやて、映画の中でやけどね」なんて話しあった。

覚えているのはそこまでである。解説を読んだら映画は女性2人の友情の物語なのだが、原作は同性愛の物語のようだ。ふーん、映画館で見てからビデオでも見たのはそのせいか。メアリー・スチュアート・マスターソンがすごくよかった。それで『マンハッタン花物語』を見て、相手役のクリスチャン・スレーターにも惚れたんだった。

たしか同じように女性どうしで共感し二人で旅に出る映画もあったっけと思い出した。最後のシーンがじ〜んとくる『テルマ&ルイーズ』(1991)。スーザン・サランドンとジーナ・デイヴィスがよかったが、同じ年に公開されたといま検索して初めて知った。

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』昨日の続き

昨日は映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』をこのわたしのiMacで見ていた。美しい映画画面に見える部屋に背より高いでっかい計算機(?)が置かれている。なんだか音を立てて規則的に動く神秘的な機械が、のちにコンピュータになったんだって。このでっかいものがいまやこの小さなiMacに収っているといるということを話しながら、コンピュータの基礎を作った人を描いた映画を見ていたわけだ。

チューリングは第二次大戦後、当時のイギリスの法律で同性愛者として罪に問われた。映画では執拗な攻撃的取り調べをする警官が出てくる。イギリスの警察ものを読むと出てくる落ち着いた自信をもった警官は相手が悪人の場合を小説で読むと小気味好いが、チューリングに対してのしつこい追求は見たくなかった。

イギリスではアラン・チューリング(1912-1954 )の生誕100年前後から、彼の業績を正当に評価しようという動きが本格化しているそうだ。英国政府によるチューリングの恩赦が発表されたのは2013年12月24日。

モルテン・ティルドゥム監督『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

2014年のイギリス映画。わたしはタイトルすら知らなくて、翻訳家の山本やよいさんとのメールのやり取りでシャーロック・ホームズの話から巡ってベネディクト・カンバーバッチときて、『イミテーション・ゲーム』を見ましたかと聞かれたという長い話である。
「まだ見ていません」と答えてから、アマゾンプライムをチェックしたら、なんとタダで見られる。さっそく今夜見た。

ケンブリッジ大学の数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は第二次大戦中、ナチスの暗号機エニグマの解読に挑む。同僚を見下して孤立するチューリングは、上官の「チャーチルがすべての責任者だ」という言葉を聞き、チャーチル首相に直訴して仕事を続けることになり、エニグマ解読のための同僚をクロスワードパズルで選ぶ。一人の女性(キーラ・ナイトレイ)がパズルで優秀な頭脳を見せる。

エニグマを解読するための努力が実るまでの苦労と上官や警察官とのやり合いが詳しく描かれる。
解読してから後の行動についての悩みの大きさもぐさっとくる。またその時代の同性愛者に対する政府の扱い。何十年か前の話なのに大変な苦難を重ねて生きた主人公の苦難に涙した。

ブリストルのネックレスと箱

堀江のジョローナはわたしのオシャレ指南処である。華やかなのや前衛的なドレスはよう買わんけど、猫柄・犬柄ソックスとか鮮やかな色彩のバッグなんかを買う。インドの派手な布を奔放に縫い上げたバッグは見るだけでも楽しい。そのうちで地味っぽいのをああでもないこうでもないと持ってみて買う。
基本のセーターやシャツは置いてないから、自分の基本のものに足して一味違って見えるものを買うことにしている。バッグとスカーフ、たまにセーターなんだけど、おとといそこにネックレスが加わった。夏のはじめにVFCの中野さんがシカゴを訪れるというニュースがあって、サラ・パレツキーさんへのお土産にとここで個人作家の一品もののネックレスを買った。おもしろいオススメの言葉がサラさんにも気に入ってもらって、とてもよかったと思う。

おととい夕方お店に行ったらブリストルで暮らしていた人の製作になる写真やアクセサリーが置いてあった。まず気に入ったのはハガキを入れてある紙の箱がシブい。ハガキ入れなので売り物でないそうだ。そこを欲しがっている人がいると一言いってと頼んでおいた。なんとオーケーだそうで展示が終わったら2000円でわたしのものになる。
そうそう、その箱にひっそりと寄り添っていたネックレス、古い鎖で小さいツバメとピンクの花をさげるようになっている。それを買って今日つけていったら黒のTシャツに似合う!! もひとつあった、もっと地味でわけのわからん小さいものが4個ぶら下がっているやつ。それを今日買っていまつけている。
ネックレスなんて買うのは何十年ぶり。持っているアクセサリーはふざけた猫のブローチくらいだ。それもブリストルの箱に納めよう。箱から出して襟元につける。今年の冬は賑やかになる予感。

年下の男の子に好かれるタイプ

月に一度カットとカラーに行くとかなりさっぱりしていられるのだが、今月のように2週間遅れると白髪が目立ち出してブサイクだ。前向きに鏡を見ていると生え際が白いなと思うだけだが、合わせ鏡で見るとアタマのてっぺんが丸く白くなっている。後ろ姿を見ればブサイクこの上なし。背が低いぶん二倍ブサイクである。要するにアタマ全体が白髪だが、さきのほうは染めたのが残っている状態。

今日久しぶりにシュリットへ行った。名犬シェルくんが迎えてくれてぺろぺろ舐めたあとはずっと膝の上で昼寝。髪を洗うときも膝の上でべったりひっついていた。先日お店の前を通ったとき、シェル君がガラスドアの前まで走って行って歩くわたしを見てうなっていたそうだ。そんなことで、わたしは年下の男の子に好かれるタイプだそうです(笑)。

美容院だから人のウワサには事欠かない。歯科医院もここで聞いてから行ったらアタリだった。診療所もここへ行きやと教えてもらっている。ケーキ屋さんもね。

人のウワサも当然あって、失敗談とかも笑いとともにあって楽しい女たちの午後を過ごした。

スイカとブドウ

最近果物をよく食べるようになった。我が家の冷蔵庫にはスイカとブドウが鎮座している。スイカもブドウも食べたいけれど、ブドウのほうが日持ちしそうだからスイカにするかという現実的回答でいまスイカを食べたところ。近所の無農薬野菜の店で買ったスイカは店では〈幻のスイカ〉と名付けているそうで、大きなのを1/8に切ってあった。タネが少ない。それを半分ずつ。うわっ甘っ!と叫んで食べた。うまかった〜
ブドウは兄が知り合いの大府市のブドウ園から取り寄せて姉に送ってきたもの。豪華なブドウが姉の冷蔵庫の野菜室を満たしていたので、がばっともらってきた。姉の家からの帰りに友人2人に分けて喜ばれた。姉の家で昼のデザートに食べたのがうまかったので、明日の楽しみ。

歯科医院に行かなきゃ

最近知り合った男性と病気の話になった。配偶者が入院中とのことでいろいろ大変そう。いままでしなかった家事をして病院に行って、仕事をちゃんとしている。病院から洗濯物を持って帰り夜中の洗たくをしているのが楽しいそうだ。彼から配偶者の病気の話を聞いていると、その人がいかに話をしたいかわかる。相槌が必要なのだ。ついでに聞かれたんだけど、わたしが長い間ほとんど入院はおろか通院もしていないのに驚かれた。たまには風邪をひくこともあるけど、毎年ではないしと答えたらびっくりされてしまった。週に一度整骨院に行ってるといっておいた。そして父親が長生きだったし、姉も兄2人も元気ですと加える。

歯科医院に行かなきゃ。
この3年ばかりは3ヶ月に一度の健診だけですんでいたんだけど、次回は奥歯の治療をしなきゃいけないだろう。昨日、肩が凝ってたまらんとサロンパスを貼ったんだけど、肩こりの原因は歯にあったようだ。上奥歯の1本の周りの歯肉が腫れていた。昨日の夜しんどかったのはそのせいだ。今朝は5時に目が覚めたのでそのまま起きて洗たくしたがそのとき気がついた。昨夜の歯肉の腫れが引いている。熟睡がクスリだったんだ。

歯はなんとかおさまったけど、全般的な肩こりは引いていない。原因はコンピュータに向かっての作業である。毎月同じようなページなら文字データの入れ替えのような作業でいけるけど、新原稿につきレイアウトから考えなくてはいけない。あんまり遊ばずにちょっと楽しくと何度かやりなおしつつやった。出来栄えは気に入っている。
午後予約している整骨院へ行って倒れこんだ。いつものように最初はよくしゃべりよく笑い、あとは熟睡、そして終わったと勘違いして飛び起きた。そんなこんなで賑やかな患者である。
9月は歯科医院に行かなきゃ。

疲れて眠い

今日は会報をやってしまったのでポストに入れに行こうとカバンにまとめて入れた。靴を履いて出て行こうとしたらやけにしんどい。これはあかんわ、あとにしようと部屋に戻ってぼーっとしていた。買い物に行った相方と交代して出ようと思ったが、今日はまあええわと、出来上がった封筒には悪いが今日は夜分出て行くのはやめた。封筒の中は会員の皆さんが待っているサラさんの写真もあるのだが。明日の朝起きたら入れに行くので半日待ってくださいませ。

昨日はプリントまでしたから、今日は綴じて封筒入れして切手を貼った。この切手が曲者で10年以上のお年玉切手シートをがばっとカンパしてもらったもの。120円分をちぎって貼るのが一苦労だった。モンクをごちゃごちゃいってるがありがたい。また欲しい(笑)。

連日高温だから暑さ疲れしてる。姉に定期電話したら「あんたが倒れたらわたしはどうなるの?」といわれた。姪にもいってるらしいが、ほんまに倒れたらどうなる? からだが大事。今夜は早く寝よう。

今月もVFCのこと

なんやかやと月に一度VFC会報を話題にしている。毎月のイベント(笑)。
今月もこのくそ暑さの中をぶーぶーいいながらやってて、いまは最終ページのプリント中。ほんまにやれやれようやったと自画自賛。
今月は会員の中野さんのカナダからシカゴへの旅行記がある。シカゴでは有名ホテルのティールームでサラ・パレツキーさんと会って親しくお話してきた。7年前にご夫婦で来日されたときに、奈良で日本料理を囲んで歓談した。そのときと奈良から京都へお見送りのふたりが英語で手紙を書き、持っていってもらってサラさんに読んでもらおうというのが今回の企画。
わたしは2回の来日で世話役をしたので、特権(笑)で、お土産を持っていってもらった。堀江のジョローナでハードボイルド作家に似合いそうなネックレスを選んでもらったときの話も楽しい笑い話になったようだ。

そんなこんなおもしろ話もあって、話題豊富な会報が出来上がった。
明日綴じて封筒に入れてお年玉切手をたくさんカンパしてもらったのを貼ってポストに入れる。

アイヴァン・ライトマン監督『デーヴ』

1993年のアメリカ映画でケヴィン・クラインとシガニー・ウィーバー主演。職業斡旋所を経営するデーヴは気楽な生活を楽しんでいるが、顔や姿が大統領とそっくり。
ある日大統領のそっくりさんとしてモノマネをしていると、シークレットサービスに目をつけられる。モノマネはボランティアとしてやってるだけと弁解しても無駄で、大統領の替え玉として使われる。最初の人前を通行する大統領姿がうまくいった。まもなくほんとの大統領がセックスしていて倒れる。

思わぬ事態になりデーヴは替え玉を通すことになる。大統領特別補佐官は副大統領を失脚させて自分は次期大統領になるつもりで画策する。大統領夫人がホワイトハウスに戻ってきて実情を知る。実は大統領夫妻は表向きだけで裏では反目しあっていたのだ。
デーヴはホームレスの子供たち支援の法案をめぐって特別補佐官と対立する。
議会や記者会見など本物っぽいシーンが続き、デーヴの人の良さと機を見るに敏なところが幸いして、最後はハッピーエンド。
久しぶりにケヴィン・クラインとシガニー・ウィーバーを見て楽しんだが、24年前の映画か〜 アマゾンプライム。