ふとん乾燥機で快眠を

面倒くさくてなかなか使わないふとん乾燥機だが、冬になるとふとん温め機として使うことが多い。ずっと前に知り合いに教えてもらって以来重宝して使っている。本来の布団の乾燥よりも、寝る前に温めるためのほうがよく使っているくらいだ。

今シーズンの始めにふと思いついてふとん乾燥機を検索した。新型があるかなと思ったので買うためではない。「マット不要」というのがあった。これこれ、これはラクだろうな。マットをまっすぐに広げるのが面倒だから使うのを控えるのだから。次に買うときはこれにしよう。あんまり使わないから壊れるのはいつのことかわからんけど。

明日の朝はひどく冷えるそうだ。もちろん今夜も冷えるから暖かくして寝なきゃ。それには寝具を温めておかにゃ。湯たんぽを入れるのもいいが、ふとん全体が温まっているほうがいいな。ということで、これからふとん乾燥機かける。

サンドイッチいろいろ

わたしが食事係りをしていたときはふだんの食事にサンドイッチってしなかった。公園でご飯とかピクニックみたいなときに、サンドイッチ用の薄切りパンを買ってきて、ハム、キュウリ、たまごの3種類をつくってた。たまにやるとけっこううまいものだが、つくったらええんやろ、みたいな。いややったらおにぎりつくってやとか(笑)。

相方が食事係りをするようになってからレパートリーが変わっておしゃれに。洋食の日は毎日なにかのパスタがまず出て次にスープと野菜&肉類が盛られたプレートが出る。そしてパン。糖質制限中につきパスタの量は控えめ、もちろんパンも少しだけにしているけど、ついもう一切れ食べてしまう。しかもバケットにクリームチーズをたくさん盛ったりして。
その他、トーストのときもあるし、サンドイッチのときもある。今日は紅茶とトーストにアボカドの薄切りをたくさんのせて焼いたオープンサンドだった。そしてもう1枚をピーナツバターをのっけてコーヒーで食べた。ピーナツバターは甘味がなくて滑らかでないやつでそのまま食べてもうまい。

洗濯好きだが掃除は嫌い

明日の朝は台所と風呂場の排水管の掃除をするから在宅しているようにと10日ほど前にマンションの管理者から知らせがあった。上階から順番にいっせいにやるので留守にしたらいけない。年末の風物詩みたいなもので、来てくれる日の前日は台所と風呂場の掃除をちゃちゃっとやっておく。いまはとてもきれいになっている。これで明日水の流れがよくなったらいうことなしでお正月がくる。

ついでに住まい全体の掃除をしたらいいようなものだが、これがなかなかできない。年末正月と区切らなくてもしたいときにするといいながら、洗濯優先、掃除あとまわしなのである。
あるとき、掃除しなきゃと叫んでやり出す。髪の毛が落ちているのを見つけたときなどね。抜け毛にほこりがからまったのが部屋の隅や机や棚の足元にくっついているのを見つけるとさすがにぞーっとする(笑)。埃では死なないとうそぶいているけどね。
老眼だからと最近は埃が見えないことにしている。年取って都合の良いこともあるのだ(笑)。

買い物好き

今日は週に一度の姉宅への出勤日。両手にデパ地下の買い物袋をぶら下げてタクシー乗り場からご出勤。義兄が亡くなって7年、姉援助の最初は地下鉄と歩きだったけど、いまやそんなことは無理でタクシー代をもらっている。

よそのものでも買っているとお金を払う快感はある。でもそればかりではやっぱりねえ。
今日はちょっと自分のものを買おうという気になった。引き出しを開けたらセーターの引き出しがすかすかなのだ。去年着古して捨てたあとの補充がしてない。だんだん寒くなってくるのに着るセーターがない! これまでわりと梅田や心斎橋を通るときにお店を見て欲しいのを買ってきた。最近膝の調子が悪いので電車の乗り換えをストレートにしてるから気分で買い物してない。そしたらほんまに今日着るセーターがない!

で、今日は地下鉄に乗らずに梅田までタクシーで出た。最初から買う気で買い物。L・L・ビーンでわたしとしてはちょっと高価なきれいなピンク系を1枚、紺系を2枚買った。先日読んだ雑誌に年配のフランス女性が年をとって黒よりも紺のほうがしっくりくるようになったと話していた。あれいっしょやと共感。わたしも最近明るい紺が多い。Tシャツ、パジャマ、カーディガンなど、気に入って買ったのが紺なのだ。
買い物の帰りは歩き慣れた道を通ってシャーロック・ホームズへ。一人外食も悪くない。ときどきやろう。

ピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』

いつものようにさっと読み終えてから気になるところを熟読した。これでカミーユ・ヴェルーヴェン警部のシリーズ3冊を読了。
去年の11月に読んだ『悲しみのイレーヌ』と『その女アレックス』(発行は14年9月)がよかったので待ち望んでいた3冊目である。
ヴェルーヴェン警部はどんな難事件でも打ち込んでやりとげるのは前の2冊でよくわかっていたが、今回も驚くべき事件が起こったのを短い時間で解決する。

彼の第一の特徴は背が低いこと。わたしとほぼ同じなのだが、日本女子のなかでも背の低いわたしと同じではコンプレックスになるのは当然。50歳で禿げかけていて身長145センチで、最愛の妻を亡くして孤独な生活を送っていたカミーユに若い恋人ができた。アンヌとは再婚はしていないがいっしょに暮らしている。
その朝、アンヌはカミーユの手を振りほどきベッドを出た。通勤中に武装強盗に襲われ瀕死の重傷を負う。報告を受けたカミーユは事件に疑問を持ち、自分の恋人とも知り合いともいわずにたまたま起きた暴力事件として捜査をはじめる。
物語は1日目、2日目、3日目に分かれて、カミーユが事件を追う姿が刻々と記される。上司や同僚や部下にアンヌとともに暮らしていることを隠しての捜査は自身の地位を危うくする。

カミーユの言葉
「愛のためなんかじゃない。状況がこうさせたんだ」
「どん底に落ちることになっても、誰かのためになにかを犠牲にできるっていうのは、そういう誰かがいるっていうのは、悪くないと思う」にんまりして「この利己主義の時代に、なんとも贅沢な話じゃないか。え?」
(橘明美訳 文春文庫 840円+税)

天気はいいが寒くなる

暖かいというより暑いぐらいだったのは2日前だったかなあ、明け方ふとんから足を出して寝ていて、アホなことに足首を冷やした。起きなあかんのに、あと10分と自分に叫んでふとんに足をくるんで温め直してから起きた。冷えは大敵。
冬は寒いものなのだからヘンに暖かいのは困る。とはいえ、明日からは寒くなるらしい。

明日から1週間は雨が降らないようで、姉の家に行くのも決めた日で大丈夫みたい。毎週、姪が土曜日に、わたしが適当な日に行くことにしているが、姉との電話で大晦日にわたしが行くことになった。姪は夫と子どもがいる堅実な中流の主婦なので大晦日は頼みにくい。わたしなら大晦日であろうがかまわんから(笑)。まあまあ、おせち料理をわたしの分も頼んでくれているのでもらって帰る。もらうことで姉がいい気持ちになるのを応援するわけである(笑)。

日常茶飯事

昨日の午後から降り出した雨が夜中にあがったので洗濯してベランダに干した。こうしておけば朝寝坊しても大丈夫という算段である。最近は夜ベランダへ出ると寒くてたまらなかったのに、昨夜はそれほど寒くなかった。今朝方は10度くらい暖かいような気がして、かえって気持ち悪い。

毎度グチっぽいが、読書に熱中すると目が疲れて肩がこる。わかっているのにやめられないのだからどうしようもない。ツイッターも格別おもしろいこともないが、読む癖がついてしまった。いや、やっぱり読んでいるのだからおもしろいのだろう。
今夜はもう台所は片付けたし、洗濯ものを取り入れて片付け、つぎに洗ったのを干してしまったから用事は終わり。やっぱり本を読むか。『週間現代』と『ku : nel』を買ってきたことだし。

今日からピエール・ルメートル

昨日までイーヴリン・ウオー『ブライヅヘッド ふたたび』でどっぷりイギリスにはまっていたが、今日はピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』を読み出した。買ったときに最初の数ページを読んだだけだった。3部作の3作目であるのを知ってはいたが、前2作をほとんど思い出せなくてあせった。昨日ウオーの感想を書いたので一区切りつけ、今日からはと積んである本から探し出した3冊。カミーユ警部が主人公の『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』、違う味わいの『死のドレスを花婿に』の3冊とも既読で開いたら思い出した。もう2冊持っている『天国でまた会おう 上下』は未読。早く読まなくては。

2作をざっとさらって思い出してから新作にとりかかった。
最初は読み出したもののなかなか入り込めない。カミーユの恋人として登場したアンヌがひどい災難にあう。すごく詳しく襲われたシーンを描いている。なんかちょっと意味ありげな書き方が引っかかる。なんて考えていたが、まだアタマの中にイギリスが残っていたみたい。夕方になってようやくフランスアタマになってきた。そうなるとおもしろくなり、さっきまで退屈気味だった読書が快楽に転じてきた。コーヒーを片手に読む、読む。これからお風呂に入るけどあがったらまだまだ続きを読む。

イーヴリン・ウオー『ブライヅヘッド ふたたび』読了

真面目な学生チャールスは大学で貴族のセバスチャンと知り合って彼の邸宅に招かれブライヅヘッド家の人たちと知り合う。ものすごく大きな屋敷に一家族と使用人が住んでいて、チャールスは夫人に好かれて客になっている。
やがてセバスチャンは酒におぼれて転落の人生を送るようになる。チャールスや側近の人たちがセバスチャンを探す役を頼まれて、遠隔地まで出かけるが、セバスチャンは帰ろうとしない。
妹のジュリアは非常に美しくて賢い女性で社交界に出てから執拗に迫られて大物政治家と婚約する。その下の妹コーデリアは美人でないせいもあるが、信仰心が厚くカトリック教会の仕事に熱心である。

チャールスは絵描きとして成功し、妻のシーリアは商才があり夫の絵をうまく世に出すことに熱心である、チャールスのほうは妻をちょっとうるさく感じている。二人の子どもに恵まれたのにあまり喜んでいない。
アメリカから帰る船で海が荒れてシーリアは寝込んでしまい、船酔いしない船客の集まりにジュリアとチャールスがいた。二人は海が荒れているあいだ、いっしょに食べて飲み座って話をし、歩きながら話す。
30代の男女の燃え上がる恋が美しい。

イギリスへ着いてから二組の夫婦の離婚が決まる。
ジュリアたちの父、ブライヅヘッド家の当主の死の病いに際してカトリックの神父がよばれる。なかなか死なない父の介護中にジュリアの気持ちが揺れる。
チャールスとジュリアは結婚しないと決めた。

最後の章、第二次大戦が始まって軍に徴用されたチャールスが行かされたのはブライヅヘッドだった。そこに残っていた年老いた召使いによると、ジュリアとコーデリアは戦争に行き、場所は秘密にしているが多分パレスティナにいるという。

美しく燃える恋。
死に瀕しているのになかなか死なない父を前にして変わっていくジュリアの気持ち。
(吉田健一訳 ちくま文庫 930円)

咳がとまって生活快適

風邪を引いたと書いたのが11月10日だったが今日は12月2日。なんとまあ3週間経った。軽い風邪だからすぐ治るだろう、温めるのがいちばんとカイロを貼って、暖房をけちるのをやめて、寝具を冬物にした。
鼻水からはじまって最初はティッシュの山を築いたが、それも去って1週間で治った気分になった。ところが咳が止まらない。夜中に起きてうちに唯一あるくすり龍角散を口に入れて咳を収めた。咳が治りきってないときに美容院で髪を洗うときにこれを舐めていると咳き込まないよとプロポリスの飴を勧められた。ほんまに効いたので1袋買ってきて外出用はプロポリスにおまかせ。うちにいるときはときどき「山のはちみつ」をスプーンですくって舐めた。
ネットニュースに今年の風邪の話があって、咳がいつまでも長引く場合には医者に行ったほうがいいとあった。そうなったらあかんと必死のパッチ(笑)。

月曜日に映画『美しすぎる母』を見たのがショックで寝つきが悪かった。水曜日は整体に行って、体も気持ち(おしゃべり)も整えた。
そして昨日は姉のところへ行って、前日と反対にマッサージをしてあげるほう。体を使ったから疲れて帰ってお風呂が気持ち良かった。まだ咳が出ていたが熟睡した。
おおっ、今朝(昼)は気持ち良い目覚めで咳が出ない。
あれこれ用事してても風邪が抜けるってこんなに快適なものかとおどろく。夜の読書も少しははかどるだろう。