しんどかった一日

どうにもこうにもしんどかった一日。午後から雨になると天気予報にあったがずっと薄日が差していた。しんどいのは湿度のせいかも。夕方になっても雨は降らず、いまごろようやく降り出した。ちょっとほっとした。へんにぐずぐず曇っているより降りきってさっとあがるほうがよい。
家にずっといるよりどこかへ散歩でもしたらよかったかなと下手なあと知恵をいまごろつぶやいている。姉にバースデイプレゼントにもらったウォーキングシューズ履いて歩いたらよかった。

ヴィク・ファン・クラブの会報の原稿締切日が過ぎた。この調子では今月も遅れそう。ずっと原稿が多くて遅れ気味だったのだが、今月は原稿は少ないが体調不良で遅れるかも。

いまコーヒーが出てきたのでひとくち飲んだら少し元気を取り戻した。甘いものをちょこっと食べたらもっと元気が出るかもね。と書いたが甘いものはなにもないのでしょうがない。あるのはナッツ類のみ。ピーナツとカシューナッツとクルミかあ。2・3個つまんだら少し元気になったような気がしてきた。ここにちょっとチョコがあればいいのになあ。ああ、あかん、体重第一笑

ジェーン・オースティン『高慢と偏見』は何十回目

古い岩波文庫の『高慢と偏見 上下』(富田彬訳)を大切に持っていて何十回も読んできた。紙が変色しているのでそろそろ新しいのを買おうかなと思っていた矢先に相方が「自炊」してiPad miniに入れてくれた。これからは読みやすく楽しく読書できると思うとうれしい。さっそく読みかけている。何度も読んでストーリーもシーンも頭の中にあるんだけど、また読むってなんでだろう。
いま読んでいるロザモンド・レーマン『恋するオリヴィア』(1936 行方昭夫訳 角川文庫)のヒロイン、オリヴィアの愛読書にも入っているのでうれしくなった。

映像のほうは最近見てないけど、イギリスBBC制作のテレビドラマ(1995)のDVDを持っている。これはコリン・ファースのダーシーさんが素敵だ。エリザベスのジェニファー・イーリーはエリザベスと印象がちょっと違うと最初思ったが何度も見ているうちに納得した。『抱擁』のクリスタベルがとてもよかったし。この2本で時代劇女優だなと思った。

もうひとつ、二次創作というのか、P・D・ジェイムズ『高慢と偏見、そして殺人』(羽田詩津子訳 ハヤカワポケットミステリ)を持っていてときどき読んでいる。うまく原作とつながっていて、殺人事件と納得の解決。最後はダーシーさんの妹が恋した彼と結婚するだろうという結末にほっとする。

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重陽の節句には

昨日は9月9日、重陽の節句(菊の節句)だったなといまごろ思い出した。旧暦でいくとまだ先のことだが。ええと、いま調べたら10月9日(日曜)だからまだまだ先だ。10月なら菊の節句という感じがしてぴったりだ。

70年代に毎日のように通ったジャズ喫茶マントヒヒのマスターが青森県八戸出身で、田舎に帰るといろんなお土産を持ってきてくれた。地酒、近所の山で採ったキノコや木の実いろいろ、馬肉、ほや(貝)を瓶に入れてといろいろあったが、秋になると乾燥した菊の花があった。荒っぽいもの優しいものを大阪者にあじあわせてくれようという気持ちがありがたかった。列車で戻るとその足で届けてくれたので、その夜は宴会になったっけ。彼は数年前に亡くなったが、重陽の節句で思い出した。

乾燥菊はお刺身についているような小さい黄色い菊の花を集めてちょうど海苔くらいの大きさに仕上げてあった。どうやって食べたんだか調べたら、さっと茹でて和え物、おひたし、酢の物、天ぷら、吸い物にとあった。上品な秋の味だったなあ。さかずきに浮かべて月見をしながら飲んだら風流だろう。

夏の終わりのラタトゥイユ

ラタトゥイユというおしゃれなフランス語を知ったのはかなり昔のことだ。新聞の家庭欄で紹介されていてフランス男性が母親の料理と言っていた。さっそくレシピのとおりに作ったが、百貨店の野菜売り場でズッキーニを探したんだっけ。小さいのが1本280円だったことをなぜか覚えている。それからうん10年、毎年おいしく食べている。

今日は姉の家に手伝いに行って買い物と家事労働とあんまで疲れて帰ってきた。通勤しているわけでもなく週に一度の労働なのに十分疲れる。すぐにお風呂で体をほぐして出てくると晩ご飯ができていた。今日はビールのおかずが鶏肉を炒めたのだったけどすごくスパイスが効いて辛くてうまかった。それと野菜サラダはグリーンと赤で美しい彩り。

そのあとにラタトゥイユのパスタとバケットが出た。夏の終わりのラタトゥイユはニンニクもタマネギもナスもズッキーニもピーマンもトマトもオリーブオイルが香っておいしかった。
ラタトゥイユは大鍋でつくったのであと2回食べられる。そのままでも、オムレツにしてもうまい。ダンナのやったことだけど、うまかったので記念に記しておく(笑)。

涼しくて生きかえる

今日は姉の家に行く約束をしているので早起きした。夏の朝はたいてい汗をかいて目をさますが、今朝は穏やかな目覚め。シャワーして身支度している間に曇り空がだんだん雨模様になってきた。これはあかんわと姉に電話して行くのは明日に延期した。
姉は雨なら整形外科に行くつもりを明日に延期して寝るわというので、「わたしも寝るわな、ほなあした!」。ほなもなにも横になったら、遠くで雷鳴がする。雨脚も強くなってきた。聞きながら寝付いて、ひと眠りどころかふた眠りして起きたら昼。雨は上がっていた。昨夜はばたばたして遅かったもんなと自分に弁解して(笑)。昨夜寝る前のお風呂マッサージが効いたのか今日は「こむら返り」もなし。

厚手のTシャツがちょうど乾いていたので着たら、昼寝中もちょうどよかったみたいで汗をかかずに過ごした。夕方には長袖出したがちょっと早かった(笑)。それほどまでに涼しい夜のいま、今夜もよく寝付けて明日は気持ちよい朝になるだろう。

午後はこむら返りでおどろき、夜は女ともだちと歓談

午後からつるかめ整体院に行った。気持ち良くのびて肩を触ってもらっていたら、なんと左足がこむら返りを起こした。足首の左側がつっている。右足もちょっとつっている。足首を動かしたら治ったけど、なんだったんだろう。あわてるがなー。先生が冷たいお茶を出してくれたので飲んだら落ち着いて、続いて肩の治療中じっとしていたらいつもの自分にもどっていた。
こむら返りはたまになるが、たいてい朝の目覚めのときである。今日はクーラーで冷えたのかも。

帰ってからネットをあちこち読んだら予防方法があった。
1食生活の改善、2睡眠不足の解消、3適度な運動、4ストレッチやマッサージ
1と2は大丈夫、3と4はわかっているけどさぼり気味なんでこれからは気を入れる。

夕方、ヴィク・ファン・クラブ会員のi さんとシャーロック・ホームズでご飯を食べた。今日はギネスをやめてお店お勧めのウェールズのビールにした。ちょっと変わった味のおいしいビールを飲んでおいしい料理を食べて、長時間のおしゃべり。わたしにとってはおしゃべりは食べる寝るの次に効くクスリだ。

スコット・ヒックス監督『一枚のめぐり逢い』

『きみに読む物語』『メッセージ・イン・ア・ボトル』の原作者、人気作家ニコラス・スパークスの作品の映画化(2012)で、日本語の翻訳が出ているそうだ。

イラクで戦っている海兵隊員ローガン(ザック・エフロン)は戦場の危うい場面で美しい女性の写真を拾う。それ以来なぜか運が良くなり何度も命の危機にさらされたのに生き延びて帰国することができた。
故郷のコロラドへ帰ったものの戦場のトラウマで家の人たちとうまくつきあっていけない。写真を詳しく見て背景の灯台から場所を推定し、彼は愛犬とともにニューオーリンズのあるルイジアナ州まで歩いていく。

探し当てた写真の女性ベス(テイラー・シリング)は郊外でケンネルを経営していた。ローガンは命を救ってくれた写真のお礼を言うつもりだったが、仕事を探しにきたと勘違いされ犬とともにそこに住むことになる。海兵隊員ってなんでもできるようで、壊れかけた家を手入れして住み込む。やがては船の修理をして動くようにする。
彼女は祖母と息子と住んでいて自立している。別れた亭主は地元名士の息子で保安官をしていて、いまだにつきまとってくる。ローガンが働き出し、きちんとしているのを見るとローガンの存在が気に食わなくてなにかと絡んでくる。

ローガンがベスに写真のことを言い出せないうちに保安官が突き止めて暴露する。ベスの写真は兄が持っていたものでその兄は戦死したのだ。

蒸し暑いし蚊に噛まれるし

今年の夏は最高に暑かった。いっとき猛暑から解放されてタオルケット1枚では寒い!というくらいに涼しくなった。1週間もなかったけど。その後、最盛期よりはましだけどまた暑くなって今日に至る。今日の午後からの蒸し暑さはすごかった。じっとりと汗かいてTシャツ2回着替えたもん。いまは少しマシだけどそれでも暑い。

その上、目の前を蚊が飛んでいる。あっという間にキーボード打ってる右腕を噛まれた。さっきはテーブルに移動してコーヒー飲んでたら左腕を噛まれた。なんちゅうこっちゃ。結局血を吸われて逃げられた。
先日なにかの虫に刺されたらしく赤く腫れたことがあって、ムヒを買ってきた。その前はキンカン塗ってたことがあったが、ほとんど掻いている間に治るから薬なしで掻いている。でもせっかくのムヒがあるのだからさっき塗った。

蚊は猛暑のときは出てこないでちょっと涼しくなると出てくる。寝る前に蚊取線香を忘れずにつけておかねば。

誕生日だから『キャロル』

ここまできたらもうどうってこともない誕生日、めでたくもありめでたくもなし。行こうと言っていた外食はお店が日曜日休みで、家飲みに変更。
相方がご馳走してやると買い物に行って白ワインとカルパッチョと野菜料理が山ほど出た。姉と妹から「おめでとう」の電話があって、甥から「おめでとうございます。いくつかは、さておき、これからもお元気で」とメールがあった。姉はお金を渡すから自分で欲しいものを買うようにとのこと。

さて、誕生日やから映画見ようということになって(誕生日でなくても見ているが)、10日ほど前に届いた『キャロル』を初見しようと決めた。わたしは3回目、相方は2回目だが、全然飽きないで最後まで見た。好きという気持ちを暖かく描いたとても素晴らしい映画だ。行き届いていて隙がない。

ツイッターで「キャロラー」という言葉を知った。言葉通りにキャロルとテレーズに入れ込んだ女性たちのことだ。キャロラーが集まって語り合う会が大阪と東京で何度も開かれている。
そして、今度は本(キャロル合同誌)『Flung Out Of Space』が出版された。「24人のキャロラーによるキャロルとテレーズを中心に紡いだ物語」だそうだ。わたしは注文するのが遅れて、初回は品切れなんだけど、増版するのでちょっと待つことになったが楽しみだ。これが自分へのバースディプレゼント。

猛暑疲れ

はじめて経験する暑さだった今年の夏。あんまりクーラーが好きでない我が家すら毎日お昼にはつけていた。西日が入る午後はカーテンをきっちり閉めてじっとしていた。そうすると暑くないから困る? そして用事で外に出ると殺人的暑さにおどろき、帰ってから氷水をごくごく飲んでいた。
ここ数日はどことなくしんどくて毎日昼寝している。夜よく眠っているのに昼間にまた眠くなる。ぼーっと眠くなって2時間寝ると元気を取り戻す。猛暑疲れやな。それと台風10号は大阪にはこなかったけど、その影響の気圧かなんかのせいで大気がおかしくなって人体にも影響があったんとちゃうやろか。

姉への毎日の電話では毎日いうことが決まっていて、今年はクーラーの点検修理したおかげでよく冷え、あんまり暑さを感じへんかったとのこと。私と違ってクーラーに弱くないから一日中つけていても平気なのだ。わたしは姉のところに行くときはソックス持参でダブル履きする。畳の部屋のクーラー冷えがこたえるのだが、姉は平然としている。不思議なもんやなあ。
姉は9月に入ってからはしんどいと言って、医者に往診を頼んで点滴してもらった。夏の疲れが出たからでしょうとのこと。点滴後はぐっすり眠ってしまうらしい。やっぱり夏の疲れは睡眠で補うことかな。