血圧と体重

今日は相方が午後からお出かけなので晩ご飯は個食で、おやつは飲み物(紅茶、コーヒー、白湯、ココア)とビスケットとチョコレートだった。甘いものばかり飲んだり食べたりじゃあかんのだが、今朝の体重が低かったからよいとしよう。こういう日もあっていいでしょう。

整形外科に去年の春はじめて行ったとき、受付で脈拍と血圧を測ってもらった。実はわたしは血圧を測ったことがなかった。だいたい医者にいかないし。膝治療は整骨院か整体院だし。
で、血圧を測ったら異常に高い。時間をおいて何度か測ってもらったらようやく落ち着いた数字が出た。白衣高血圧ですねと笑われたが、それにしても高いということでいちばん軽い降圧剤を出してくれた。こんなことになろうとは・・・びっくりとがっかりとで情けなくなったが、薬は半年以上真面目に飲んだし、血圧は毎日家で測って「高血圧手帳」に記入している。先生が行くたびに「手帳は?」といって点検しご自分のパソコンに数値を入れている。血圧は上が少々高くても下が安定して低いからいいそうだ。血液検査の結果が上々で「あなたは長生きするよ」といわれた。そうでもないような気がしているが。

そんなことで血圧だけでなく体重も測って手帳に記入している。体重は週に2〜3回測っている。今朝測ったとき41,2キロだった。自分の記憶違いで「増えた〜 40キロを超えてしもた、どうしよう」と叫んだが、実は大間違いでいままでで最低だった。それで、今日は甘いものを堂々と食べている(笑)。

軍歌でせっせっせー(わたしの戦争体験記 54)

こどものころは家で姉たちと「せっせっせー」と歌いながらやったものだ。「せっせっせーのよいよいよい」についで「夏も近づく八十八夜ホイホイ」と続けて歌って手を叩くのが定番、ホイホイは口拍子&手拍子。学校の休憩時間や手持ち無沙汰のときなど「せっせっせやろ」と始めたものだ。ほかの歌でもやったか覚えてない。もっぱら「夏も近づく」であった。せっせっせーは大阪も山梨も同じだった。

ところが、4年生くらいから「とどろーくつつおーと とびちーるだんがん」と歌うようになった。「あらなーみあーろうデッキのうえに」振りは同じだが大振り。両手をぱんぱんと打ち合ったり交差させたりしたように覚えている。
せっせっせは綾とりと同じく女子の遊びで、教室でも遠足の電車の中でも二人が向き合ってやっていた。家ではもっぱら二番目の姉とわたしとの遊びだった。

先日「とんとんとからりと隣組」の歌のことを書いてからとみに戦中の歌が口から出てくる。「勝ってくるぞと勇ましく、誓って国を出たからにゃ、手柄立てずに帰らりょか」なんて洗濯物干しながら歌っている。おっと、これは元気なほう。だいたいに哀愁溢れる曲が多い。「真っ先かけて突進し・・・友は野末の石の下・・・思えば遠き満州の・・・」なんて切れ切れに覚えている。

イタリアの菜花

毎週木曜日に近郊からうちの近所に野菜を運んでくる八百屋さんにイタリアの菜花「チーマ・デ・ラパ」を勧められた。生産者は「伊賀・名張の里」の有機農産物生産者さんである。菜花の入った袋には「イタリアンには欠かせない野菜、特にパスタと相性がよい」と書いてあった。

さっそく翌日の今日の朝昼兼用ご飯に食べることにした。濃いグリーンの葉の間から黄色いつぼみのついた茎が伸びている。今日は切り取って花瓶に入れない。もったいないからしっかり全部お腹にいただきます。

今日のメニューは、イワシのトマトソース煮(ニンニク、オリーブオイル、いろんなハーブ入り)、野菜いろいろスープ、そして、菜花のパスタ。
うまかった〜 菜花(チーマ・デ・ラパ)の色が濃いせいか味も濃かった。

昨日と今日はブログお休み

昨日はブログ休みました。引き続き今日もお休みします。
なにがあったかというと、アマゾンプライムで映画を見ていたからです。さぼりです(笑)。

昨日9日の夜は『ジェラシックワールド/炎の王国』を見た。第1作の『ジェラシックパーク』を思い出して混み合った映画館で見たことや、出ている俳優のことなど話し合って盛り上がった。せっかく1本見たのだから全4作見てしまおう、ネットで見られそうだ。

順番を整理すると、『ジュラシック・パーク』(1993 映画館で見た)『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997 未見)『ジュラシック・パークIII』(2003 未見)『ジェラシックワールド/炎の王国』(2015 昨日見た)となる。見ていない2作をネットで見られるのだからこの際見ておこうとなった。ということでいつもはブログを書いている時間を映画鑑賞に当てます。
これから晩ご飯食べて片付けたら見る。

阿弥陀池和光寺の花祭り(わたしの戦争体験記 53)

今日4月8日はお釈迦様の誕生日で花祭りの日だと気がついた。
西六国民学校の3年か4年のときに下の姉に近所の阿弥陀池和光寺へ連れていってもらったことがある。我が家は父が仕事に行き、母は家で内職が忙しかったから、小さな子の世話はきょうだいがすることになっていた。路地から長堀通へ出て白髪橋を渡って阿弥陀池筋を南へ行くと左側に和光寺があった。いまもある。当時はその近くに姉が通っていた精華女学校があった。校庭には楠がのびのびと植わっていたのを覚えている。

寺に入ると池があって人がいっぱい。なにかなと覗き込むと亀がたくさんおり、亀を見ながら子供たちが指差したり叫んだりしながら遊んでいる。
池の水がお日さんに当たってぴかぴか光っている。でっかい亀が甲羅を干していたり、うるさい子供たちの声から逃れるためか首をひっこめてごろんと寝てたり。春の日差しが暖かく気持ちのよい午後だった。

亀に飽きたこどもたちには甘茶が振舞われていた。順番を待って甘茶をいただき、お釈迦様像に手を合わせた。
出店があって飴を売っていたのを姉が一袋買ってくれたので、持って帰って母にお土産として渡した。

最近、折口信夫先生がこのお寺、阿弥陀池和光寺に来られたときのことを書いておられるのを読んで、あそこへきはったんやと感慨ひとしおだった。

ヨルゴス・ランティモス監督、コリン・ファレル主演『ロブスター』

ツイッターで知人が感想を書いていたのを読んだら興味がわきアマゾンプライムで見た。ちょっとSFでちょっと変わった作品と書いてあったとおり、タイトルがヘンだしどんな映画かなと気になった。

ヨルゴス・ランティモス監督(ギリシャ出身)の作品を見るのははじめてで、ちょっととっつきにくかった。冗談のようでもありSFのようでもあり、おもしろく見られる場面とあほらしくなる場面とがあって途中で少し飽きるところもあった。
ここで描かれる近未来社会は、子孫を残すことを強制的に義務付けられた社会である。そのうち日本もこうなるのかなと思わせるが、日本はきっとこのような即物的な形にいくまでにまず精神的に追い詰められていくんだろうなと想像してしまった。重く怖いSF映画だった。
それでも画面はいかにもアイルランドという感じの森の木々が懐かしいような気持ちを起こさせ息抜きになった。

コリン・ファレルの映画を見たのは3本目だけど、せっかく好きになっていたのに、お腹に贅肉がついちゃって・・・役に合わせて撮影前にしっかり体重を増やしたんだろうな。
レイチェル・ワイズ 、レア・セドゥはともに美してよくやっていた。

『ロブスター』はちょっとわかりにくい映画だったが、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017、コリン・ファレル、ニコール・キッドマン主演)と『女王陛下のお気に入り』(2018、オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ主演)を見たらヨルゴス・ランティモス監督のことを理解できるのではないかしら。

ショートパスタもうまい

この数年は朝昼兼用ごはんにパスタを食べることが多い。料理人の腕があがっておいしいパスタをほとんど毎日食べている。
最近買った料理本はかなり前に出たものを図書館で見つけて古本を購入したのだが、すごく参考になるんだって。『おうちでイタリアン』という本。

ときどき個食のときがありお互いに自分の分だけ作って食べるのだが、わたしが自分のためにつくるのは、しごく簡単なものばかりだ。まずバナナを1本食べて、ミルクにシリアルを入れて温めたもの。野菜たっぷりラーメン。トーストにスクランブルエッグをのせたの。それから、ショートパスタを茹でておいてニンニクを炒めたのにトマト缶のトマトと玉ねぎを入れて炒めて、茹でておいたパスタをからめて、最後にパセリを大量にふりかける。これはけっこううまくてたくさん作っておくと、次のご飯のときの一皿になる。

今日のショートパスタはもうちょっと手間がかけて作っていたようだ。パスタを茹でておいて、菜花を茹でてオリーブオイルで炒めてパスタにからめてあった。なんか肉系のものも入っていたっけ。
スープがついていた。じゃがいもとにんじんとキャベツとウインナーソーセージ入りポトフ。

期日前投票して、帰りに土佐稲荷で花見

わたしはいままで期日前投票に行ったことがなかった。いつも選挙日当日に迷いなく行っていた。あるいは行かなかった。今回は期日前投票というものを経験しよう。期日前に投票する理由が区役所から来たお知らせにいくつか書いてあり、わたしには理由がちゃんとあるから堂々と◯をつけた。

区役所に行くとなんか人が多い。椅子やベンチが増えて活気がある。エレベーターで4階に上がるとけっこう広い場所が選挙用に準備してある。係員もたくさんいる。選挙の対象が4つで、ぐるりと回って投票するようになっている。わたしは車椅子に乗って、相方が押していたのだが、係りの人が代わって押してくれて、二人同時に投票できた。昨夜、区役所の選挙公報を読んで投票する人をメモしていったので楽勝だった。
けっこう投票する人が来ていたが混んでいるというほどではなかった。4ヶ所投票するんやからきっと7日は混むだろう。今日来ておいてよかった。

区役所を出て長堀通を渡るとすぐに土佐稲荷神社がある。境内と隣接した公園とに桜がたくさん咲いている。八分咲きか九分咲きでもうちょっとで満開という感じ。土日が天気らしいしお花見日和になりそう。
場所取りのブルーシートがあちこち広げてある。そろそろ5時になるが、飲むのにはまだ早い時間だ。早めに陣取った子供づれが楽しそう。金曜日だからこれからどんどん増えていき賑やかになるだろう。わたしらは桜の木の植え込みの下にぐるっと並べて敷いてある石に座って、持ってきたサンドイッチ(たまご、ハム、きゅうり)と紅茶でおやつ。周りを子供らが走り回っている。
まだ桜は一輪も散っていない。

お花見よかったねといいながら神社から出て長堀通をもどると、野菜を商っている屋台があった。大阪近郊で収穫した新鮮な野菜を持って毎週金曜日に来ているとのこと。初めて見る菜っ葉などけっこう買い入れ。
それから区役所の裏に出たら、いつのまにか阪急オアシスが開店していた。うちは新聞とってないのでスーパーのチラシがないからわからんかった。今日はしんどいから今度来ようということで帰ってきた。

大日本雄辯會講談社発行 「少年講談」(わたしの戦争体験記 52)

戦争中の読書を考えると次々と読んだ本を思い出すことになる。学校にあがる前から少女ものを読んでいたが、これは姉2人が持っていたおかげで、吉屋信子をはじめとする少女小説と少女雑誌があったおかげだ。

それだけでなく、わたしは少年ものも好きだった。姉2人の下に兄が2人いて父親が買ってきた少年ものがたくさんあった。佐藤紅緑の『あゝ玉杯に花うけて』『夾竹桃の花咲けば』なんか好きだったなあ。それに新町には近所に貸本屋さんがあって、兄たちは毎日のように借りに行った。借りる本はほとんど「少年講談」で、わたしは兄たちが読んだあとに回してもらって読んでいた。1冊を3人が読むので割安だ(笑)。

少年ものだけでなく熱中したのが時代もので、いまここで名前を思い出せるだけ書いてみようか。と書き出したものの、記憶力散漫ですぐには名前が出てこない。ネットのお世話になりながら書き出したのは以下で順序はばらばら。
田宮坊太郎、荒木又右衛門、柳生十兵衛、岩見重太郎、三好清海入道、稿団右衛門、真田幸村、猿飛佐助、荒木又右衛門、塚原卜伝、後藤又兵衛、などなどキリがない。
なかでも一番好きだったのが塚原卜伝。最後のほうで、白髪の卜伝が田舎の家でいろりに鍋をかけて座っているところへ悪漢が現れ刀を向ける。木の鍋ぶたを手にもって刀を受け、やっつけるところがかっこいい卜伝さまはいまもわたしのヒーローである。

寒さにサイナラ

1日の月曜日に前々から決まっていたお花見パーティに相方が行って、深夜に寒かったーと帰ってきた。その日の晩ご飯を食べてるときの7時のニュースで野村アナウンサーと気象台の人が今週の寒さについて話していた。月火水とこの寒さが続き、木曜日の朝まで寒いそうだ。木曜日、つまり明日の朝まで冷え込み、午後からは暖かくなるそうだ。やれやれ、これで寒さとさよならできる。

もう寒いのはかなわん。寒いのはいやと何度かぼやいたたけど、今回でおしまいにしてほしい。もう一回寒の戻りとかあったらいややで。
あさって金曜日は近所の神社へ花見(花を見るだけの)に行こうかなと思っている。暖かかったらね。

あまーいケーキが食べたい。和菓子もいいな、春らしい色合いの。