ありがたいことにユーネクストでもう一回『女神の見えざる手』を無料で見られるということで、夕方早い時間から2回目を見た。2回見てようやくストーリーと物語の世界の全貌が理解できてよかった。
まず新聞の外国記事でしか知らなかったロビイストという職業のあらましがわかったことが大きい。新聞等でわかったつもりでもわからなかったロビイストという人間の仕事ぶりや私生活が出てきて納得がいく。
主人公のスローン(ジェシカ・チャステイン)が「肉を切らせて骨を切る」みたいな戦術さえ使って世の中を仕切っていくところがすごい。
最後は自分から仕掛けて逮捕され刑務所に入るのだが、数ヶ月後に弁護士が面会にきて、あと何ヶ月かで出られると教えてくれる。その間に常習していた薬から抜け出せたようでよかった。いくら美貌で頭が良くても薬で体をもたせ続けるのは無理だ。
しかし、ぴったりフィットした服と細いヒールの靴で闊歩していたけど疲れるだろうな。