「2010→2011 at ACDC」そして帰ってから

昨夜は阿波座にあるビルの地下で催された「2010→2011 at ACDC」のパーティに行った。
着いたのは12時前でmaikoさんのDJの最中だった。それからカウントダウンがあり、CROSSBRED のライブがあった。いいあんばいに空いた椅子があったので座って聴いていた。kihiraさんのDJに代わると、たくさんの客が踊りだしほんまにあがりっ放しのすごい音。途中でお寿司や蕎麦を食べたりしたものの、またフロアにもどって最後は椅子を放棄して前のほうでリズムを刻んで立っていた。そのあとsakiちゃんがあがった状態で覚めないプレイを続けていた。いちばん前で踊っていると若い女の子が何人か声をかけてきてカンパイ。
体力のことを考えてこれで帰ったけど、相方はまた出かけて、このあともっともっと良かったそうだ。

帰り道は風が吹いて寒かったけど気分よく帰った。ミクシィやツイッターを書いて「朝まで生テレビ」を途切れつつ見て、やっぱり上杉隆さんだと思った。お風呂に入って寝たのは5時だった。

朝10時半に宅急便で目が覚めた。古い友人が高級ワインとチョコレートを送ってくれた。数日中においしい西洋料理をつくってワインを飲もう。デザートにチョコレートやな。
それからまた寝て12時過ぎに起きたら、相方がパーティ終わって帰ってきた。お蕎麦を食べながらパーティの話で盛り上がる。あとは読書三昧。

今年最後のSUBはピアノの歳森さんのツイートで

24日に今年最後のSUBと書いたが、今日また行くことになった。ピアノの歳森彰さんがツイッターに「無音ストリート。今日(水)は、大阪、SUBでの、ライブのため休みます。」とツイートされていた。歳森さんはいま毎日のように〈京都市地下鉄市役所前駅改札脇〉で演奏(無音ストリート)されている。それに行きたいと思っているうちに年末になってしまった。来年は行きたいな。
いまはセッションやライブをやめて専心されているが、大阪のSUBだけには出るとのことだった。今月はどうなのかと思っていたら、突然今日ということであわてて出かけた。

今日のメンバーは、西山 満 TRIO+1[西山 満(cell) 歳森 彰(P) 財 盛紘(B) 春田久仁子(Vo)] 。ピアノとベースとチェロという変わったトリオにヴォーカルが入った。客は少なかったけどそれぞれ楽しんでいてよかった。
春田さんのヴォーカルを聴くのは三回目だけど気持ち良かった。だんだん良くなっていく感じでこれからが楽しみ。
SUBがあるおかげでこんな素晴らしい音楽が生で聴ける。これを幸せと言わずしてなんと言う。

音色と色気 SUBにて

今夜のSUBは、ベース西山満さん(78歳)、ギター竹田一彦さん(74歳)、ドラム海老沢一博さん(66歳)というトリオによる演奏。お店に入ったら「ここに座り」と一番前の席。ドラムの真ん前だったが、肝心のドラムの海老沢さんを知らないのであった。今夜行ったのは今年最後の西山さん&竹田さんの日だからなのでドラムが入るのねと軽く考えていた。それが大間違い、たいへんなドラムを聴くことになった。

演奏前に西山さんが42年前からの知り合いだと紹介されて演奏が始まった。うわっ、すごい! ものすごい!! 特にブラシの動きが変幻自在の音を奏でるのにはまいった。何十年ぶりかでこんな音を聴いた。70代、60代だからシブイなんてとんでもない。今夜の3人はみずみずしく色気のある演奏だった。ほんまに良かった。

終わってから海老沢さんとお話させてもらったのだが、「ドラム一筋でこられたんですか」なんて冷や汗ものの質問をしてしまった。帰って検索したらすごい方だったんでびっくり。バカな女なんて顔をせずに「これしかできない人間なんですよ」と答えてくださったが、ほんまに冷や汗もの。先に調べていけばよかったが後の祭り。でも衝撃が大きかったぶん感激も大きかった(笑)。

清々しい気分でpanoramaのパーティ

昨夜は結局遅くまで頑張って会報を仕上げ、お風呂に入ったのは4時半だった。お風呂の気持ち良かったこと♪ はなさん作の太めの蠟燭のゆらぎがとってもきれいで長湯した。

今朝は10時起きで残りの用事を片付けお昼には宅急便も出してすっきりした。そして2時間の仮眠のあと気分よく起き、相方とパノラマへ。
2時から9時まで「panorama手芸部モケモケ展クロージングパーティ」がある。4時近くなって出かけたら大賑わいで知り合いの顔もたくさんあった。タイラーメンセットを食べてコーヒーをもらって空いたテーブルにいったら、DJのmikiakoさんが小さな子ども2人と遊んでいる。そこで話をしていたら、DJしていたYA△MAさんがもどってこられた。2人はYA△MAさんの子どもさんだった。大きなほうの子は〈あやとり〉に夢中で、〈ハシゴ〉をつくっている。真似してやってみたができない。ただ相手になってとり合いするのは手が覚えていて、〈川〉から〈つづみ〉まで相手になることができた。その合間にYA△MAさんと親しくお話することができてすごくラッキーだった。

わたしがパノラマへ行き出してから1年以上経つので、けっこう知られた顔になってきた。でも、こちらは年寄りだから目立つし覚えやすいけど、向こうはみんな若くておしゃれだから、一回会ったくらいならだれかわからない。今日も挨拶されて戸惑って、そのようなことをつぶやいて謝った。

世の中変わったなーと思うのは、今日のような昼間のパーティだと子どもさん連れがたくさんいること。子どもたちはみんな可愛いくてその上に場慣れしていておとなしい。昔は子どもができたら絶対に子連れで遊ぶってなかった。この子たちはお腹にいるときから音楽を聴き慣れているんだろう。

モケモケ展の手芸品とはなさんのアロマ製品を買って買い物の楽しさも味わったし、いい日曜日だった。
昨夜の苦はどこかへ飛んで楽しい夕方から夜を過ごして幸せ。今日も話していたんだけど、こんなにお金がなくても笑って過ごせるってすごい(笑)。

今夜のSUBは久しぶりの西山さんと竹田さんのデュオ

西山さんと竹田さんの演奏を月に一度は聴きたいと思っているのだが今回は間があいた。今日は行かなくちゃとは思っていたのだが、“ジャズやねん”こと藤岡さんがツイッターで、「今日はSUB」とつぶやいてはるのを読んで「わたしもSUBいこう」とそのあとにつぶやいていた。

西山満さんのベースと竹田一彦さんのギターで毎週金曜日に行われるライブは15年続いている。今夜はそれにまた1ページの歴史が加わる。いつもすごいと思うのは、今回は前回よりもいいなという気持ちにさせてくれること。今夜は男性客が圧倒的に多くて、女性はふたりだったが、長い期間のファンが時間がとれればこうして聴きにくるのが素晴らしい。
「バードランドの子守唄」だったか、ここで演奏するのははじめてだと言われたが、すごくしっくりしてた。あとなんだっけ、好きな曲なんだけどすぐに曲名を忘れてしまう。ふぇーっと戦慄しながら聴いておった(喜)。

藤岡さん(フリーペーパー「関西ジャズガイド WAY OUT WEST」を編集発行されている)とうちは目と鼻の先に住んでいるのだが滅多に街で会ったことがない。共通の知人のこととかネットのこととか久しぶりでいろいろとお話しできてよかった。
SUBは演奏が終わってからの雑談もまた楽しい。

歳森さんのピアノ 縦横無尽

いつもは西山 満 QUARTETの日なのだが、今夜は西山さんと財さんがよそで仕事なので、メンバーが変わって、歳森 彰 TRIO[歳森 彰(P) 山本 学(B) 弦牧 潔(D) ]となった。おもしろい組み合わに興味津々で行ったのが裏切られなかった。先月はじめて来てとても楽しんだはしもっちゃんがまた来たのがうれしかった。

最初の曲はそれぞれ演奏しながら声を出すようにと歳森さんが指図し、ピアノと声、ベースと声、ドラムと声、そして3人の演奏と3人の声がおもしろい。だんだん3人の息があってきて、大人の演奏になっていく。
2ステージ目の最初はそれぞれがソロということで始まったが、山本さんはちょっと考えて弾き出す。迷いながら弾くというのも即興演奏のおもしろいところ。ピアノが入ったらホッとしたのがわかるのもね。弦巻さんのドラムは(なんと言ったらいいんだろ)いつもと違った面を見せてくれた。そして次の曲オレオで爆発!したのが楽しかった。
始まりから終わりまで歳森さんのピアノはよく響き、縦横無尽ともいうべき閃きのある音にわたしはしびれっぱなし。
もう一人の若い女性と3人で歳森さんを囲んでの合間と終わってからの会話も楽しかった。11時ごろに西山さんたちが帰ってこられた。仲間って感じのこういう雰囲気って好き。

SUB、荘司幸恵QUARTETの演奏で、亡くなった旧友脇田さんを偲ぶ

荘司幸恵QUARTET+2(荘司幸恵(P) 鈴木一郎(G) 財 盛紘(B) 中野 圭人(D) +西山満(cell) +城下麻弥(Vo))の演奏を聴くのは8カ月ぶり。真面目な演奏ぶりは変わらないし、荘司さんのピアノはスイングして楽しい。ヴォーカルの城下麻弥さんはMAYAさん時代より大人になったような気がする。

この数年のあいだ何人か女性ヴォーカルを聴いて、そのときはよかったと思い、よかったと感想も書いているのだが、どうも好感が長続きしていない。だから女性ヴォーカルをできるだけ聴かないようにしていたのだが、今日の城下さんの歌はよかった。これからが楽しみ。
西山さんのチェロがまた素晴らしい響きだった。そして若きベースとドラムが踏ん張り、ギターの鈴木さんはいつも真面目。

最後の「ブルーモンク」で突然、先日亡くなられたとツイッターで読んだ脇田憲一さんを思い出した。1960年ごろのこと、「真夏のジャズ」を見に行った映画館を出たとき、同じく一人で来ていた脇田さんと鉢合わせした。コーヒーをおごってもらって映画の話をしたが、わたしが「ブルーモンク」に魂を奪われてしゃべりまくるのを笑って聞いてくれた。同人雑誌の仲間でいい兄貴だった脇田さん。素晴らしい演奏に涙が出そうになった。関西の労働運動界に独特の光芒をはなっていたとツイッターには書かれていたが、生前に一度昔話をしたかった。

SUBの西山さん、66歳のニューヨーク

今夜はSUBで西山満さんと竹田一彦さんのデュオを聴いた。お二人の名人芸を聴いているととってても和む。ギターがむせび泣くと背中がひやりとなって、ううううっ。音に聴き入ってうちに勝手に時間が経って、2ステージがあっという間だ。

終わってからの雑談で66歳の3月10日にニューヨークであった話をされた。ジャズバーなどでの出来事を話されたあと、酔っぱらってタクシーに乗ったら行く方向が違っていて、運転手がごっついやつで、こっちは酔っていたから体が思うようにならず怖かったそうだ。結局は何事もなく行き先に着いたのだが、そのときは酒をやめようと思った。結局また飲み出して、77歳になって禁酒され、決心した日から飲んでいない。そしたら体調が良くなって毎日音楽の練習をしている。いま78歳ですごく体調が良いとのこと。

SUB、大人の演奏、大人の音

今日もSUBへ行かなきゃと晩ご飯を早めて大急ぎで片付けて出発。早めに着いてドラムの弦巻さんやボーカルの女子とおしゃべりを楽しむ。先週パノラマで雑談のときに、Hさんが無性にジャズピアノが聴きたいと言うのでこれは絶対にお薦めと誘ったのだが、ちゃんと現れたのがうれしい。

今日の演奏は、[西山 満(B&cell) 歳森 彰(P) 財 盛紘(B) TARO岡本(D) ]。1ステージ目は西山さんのベース、歳森さんのピアノ、TAROさんのドラムで大人の演奏。2ステージ目は西山さんがチェロにまわり、ベースに財さんが入ってひと味違った演奏となった。

デューク・エリントンのいまはだれもやらない曲とか、タイトルを聞いてもわからんのが多かったけれど、聴いている者の体を突き動かす力がある演奏だった。ちょっと古い感じがしないでもないのに、新しい感覚で聴こえるのが不思議。TAROさんのドラムをはじめて聴いたがケレン味がなくてすっきりしている。あまり熱演の感じがしないのがいまっぽい。歳森さんの今日のピアノはノリまくろうとしている感じで、ファンとしてはうれしいかぎりで楽しんだ。Hさんも喜んでくれたしよかった。

終わってからの雑談でファッション業界にいるHさんに女子たちからの賛辞や質問、またおしゃれな財さんの母上とHさんのファッション問答も楽しかった。Hさんの今日のいでたちは、黒の上下に黒のブーツ、スカーフが白黒のチェックで膝のあたりに見えるタイツは赤っぽいピンク。その色合いがなんとも言えないとみんなでわいわい。お誘いした甲斐があった。

久しぶりのSUBでジャズにひたる

先週の金曜日は西山さんと竹田さんのデュオを聴きたくて行くつもりをしていた。出かける前にミクシィを見たら、竹田さんは北海道にいらっしゃる。その日は行くのを中止したので、今日は1カ月ぶりのSUBになった。なんか懐かしい。

西山 満 QUARTET+1[西山 満(cell) 歳森 彰(P) 財 盛紘(B) 弦牧 潔(D) ] & ISA(Vo)は少しメンバーが変わった日があったが、行き出してから22回目になる。最初は歳森さんのピアノを聴きたいと思って通い出したのが、いまは西山 満 QUARTET+1の演奏を楽しんでいる。毎月聴いているからこそ彼らが出す音がよくなっていくのがわかる。そういうことを思うのもとても楽しい。
今日はお客さんたちがとてものって、特にISAさんの歌うときには手拍子や合いの手が入ったりと楽しさ倍増だった。

明日はニューヨークからのTARO岡本さん(ドラム)歳森さん(ピアノ)西山さん(ベース)ということなので、連続でSUBへ行きます。