今年もまた蚊のシーズンがやってきた。6月になると今年最初の蚊が毎年同じ夜10時ごろにパソコンのまわりをブーンと飛ぶ。蚊が出たのを忘れて横になると寝付いた頃合いに腕や足が痒くなって目がさめる。毎年同じことなのに蚊取り線香をつけ忘れている。慌てて起きて痒いところを掻きながら蚊取り線香に火をつける。
今年はちゃんと覚えていて寝る前に線香の箱とマッチと容器を出しておいた。この容器というのがジマンのもので、元々はホーローの鍋なのだ。近所の雑貨屋さんがオランダの雑貨市で仕入れて来たもので、全体がグレイで白のオランダぽい連続模様が入っている。料理によく使ったのだが、底に傷がついたので水分が漏れるのを危惧しで鍋として使うのは諦めた。こうして線香立てに転身したが、深鍋だから線香が倒れても大丈夫。
線香は去年の夏に買ったのがまだ残っていたからさっそく火をつけた。煙が立ちのぼると蚊はいなくなって安眠できる。まだ一晩中でなく30分くらいついていて十分である。
うちは蚊遣りは菊花線香一筋で、そういう人がいるから東急ハンズでも置いてあるのだろう。