新年宴会

暮れも正月もどこにも行かないし人も呼ばないし静かな毎日の我が家。今夜はうちだけで新年宴会。赤ワインを1本開けて、レバーとニンニク炒め、アフィージョ、サラダ、パンとテーブルにいっぱい美味しいものが並んだ。実は夕方のおやつにアボカドのオープンサンドを食べたのでお腹があんまり減っていなかった。それでも出ているものは「うまい、うまい」と平らげた。太るで〜

そういえば今日は11日。今宮えびすの終いの日だ。相方は暮れの「お風呂事件」以来、外遊びをやめていたが、ワインが胃袋に入ったせいか虫が騒いで「ちょっとえべっさんに行ってこようかな」と出かける算段。知り合いがえべっさんの参道に面した場所でパーティをやっている。そして知り合いのご贔屓DJが最終時間にプレイするそうだ。最終までいて帰ると出かけて行った。呑気な父さん笑 「俺が帰るまで風呂に入るなよ」「はいはい」。

暖房の話、エアコンと綿入れ

おとといカイロと湯たんぽのことを書いたけど暖房具がまだあった。まずエアコンを忘れてた。というのは我が家はまだエアコンをつけていないからでしょう。全然つけないというわけじゃなくて、そのうちにつけるんだけど。普通はエアコンとこたつなのかな。うちはストーブが好きだからガスファンヒーターになっているのかも。

もういっこあった。
昨日湯たんぽにお湯を入れて毛布で包んでいて思い出した。うちには綿入れ羽織があるじゃん。押入れの上の棚の収納箱に和ものが入っている。着ることもない正月用の着物がなぜか捨てずに入れてある。その一番上にわたしの母親が縫った綿入れが2枚ある。この2枚を1年おきに相方が着ている。今回引っ張り出したのは木綿の絣の半纏。さっそく着てぬくいぬくいといっている。ちょっと重いんだけどね。

わたしはふだんたいていセーターの上にカーディガンを着ている。機能的でよい。
叔母が機織りした絹の羽織りがあるがもったいなくて着ずにしまってある。羽織りといえば「おめし」の縞の羽織りが大切に置いてある。両方ともそのうちに不用品として捨てると思うけど、それまでは大切にしまっておく。
暖房の話からそれた(笑)。

少しだけ始動してみた

正月三ヶ日の三日目。明日あさっては土日でまだ休みが続く。高齢者だから休日とか関係ないけど、みんなが休みの日はなんとなくほっとする。
今日のおやつはあまーいココアとラスクにジャムをぬって。クラシックな味わいの甘味でうまかった。京都三条の喫茶店フランソアのココアがおいしかったなあ。もう40年も50年も前のこと。あのころでも古色蒼然とした店だったけど、いまもあるのかしら。

体調不良につき、長いことほったらかしてあった(もちろん気になっていた)ヴィク・ファン・クラブの会報づくりにとりかかった。原稿整理だけはすませてあるので、レイアウトからプリントまで明日からの仕事だ。今日は早くから届いていた連載原稿のレイアウトにかかって2ページ分をプリントした。そして遅れてるお詫びのメールを出した。
今日はこれだけ。明日からがんばることにして読書にもどる。その前に足指の操体を本を見ながらやる。
すぐにお詫びメールの返信がきてやれやれ。もう10時だ。
三ヶ日が終わった。正月ってすぐに終わるからいやや。

白髪まであと三歩、元旦のごはん

トイレから出るときはいつも鏡に映る自分の顔と対面する。今日は正月だから改まって眺めようと意識して眺めた。黒い瞳に白髪がかかっている。「ええ感じやなあ」と自画自賛。
とはいえ、まだ全体がまだらで見苦しい。
頭のてっぺんは新しく伸びているから白い。鏡に映る正面は白くてその左右は黒髪だ。そこだけ最後にカットするとき残ってしまったのだ。そこの髪が上の方は新しく伸びてきたから白くて、下の方は黒いままだから見苦しい。
あと3週間もしたらきっと元気いっぱいの白髪頭になるだろう。白髪まであと三歩。楽しみに日々を暮らそう。

元旦のごはん
朝昼:ハムとレタスのサンドイッチ、野菜たっぷりスープ、野菜サラダ、コーヒーたっぷり。
晩:ウィスキー水割り(あかし)、野菜サラダ、かしわのつくねと大根の煮物、ハトムギ入りご飯、豆腐とネギの味噌汁、納豆、番茶。

大晦日、今夜も無礼講

なんの感慨がわくわけでもなく年が暮れていく。昨日もらった干支菓子についた絵がネズミかウサギか区別がつかず、来年はなにどしやと検索しようかなと一人が言えばまあ元日まで待てば年賀状を見ればわかるやんと答えるあと一人。順番に干支をいうていったら出てくるはずやと呑気なこと。
大晦日でも大掃除をすることもなく、いつもと同じように洗濯して干して。古本も入れてゴミ出しして。

晩ご飯は昨日ほどお金がかからない野菜中心の健康食だったが量が多くてお腹いっぱい。ウィスキーの水割り、ポテトとキノコと大豆のサラダとハム、豆腐と野菜にソースをたっぷりかけたの、野菜たっぷりスープ、トーストとシナモンロール、紅茶。
今夜もお腹いっぱい。昨夜は消化が悪かったためか寝つきが悪くて今日は睡眠不足気味だった。今日は寝るまでに食べたものを消化して快眠しなくては。お風呂から出たら体操忘れずに。
読んでる本は、村上春樹『スプートニクの恋人』です。おもしろい。

若いお母さんね

昨夜は姪のS子と長電話したので、今日はその妹のA子に電話をかけた。年末やからちょっとしゃべろう。
二人は仲の良い姉妹である。今日はA子が会話の途中で「わたしもう60やで」といったのでびっくりした。いつもハタチの子としゃべっている気持ち。そのときの会話は続かなかったが、電話を終えてから思い出した。A子が産まれたとき、わたしは4歳のS子を連れて日赤病院へ行った。A子は赤ん坊だった。帰り仕度をしているとS子は涙をこらえてわたしの手を握った。

帰りはバスに乗って難波へ出て高島屋の屋上の遊園地でぐるぐる回る乗り物に乗った。そばにいた年配の女性が「若いお母さんね」とわたしにいった。「へえ、おおきに」とわたしは答えて、お母さんぶって姪を膝に乗せた。S子は涙をこらえて横を向いていた。
この話は子供達が小さいうちはよくしたが、大人になってからしたことがなかった。今度ふたりに会ったらからかってやろう。彼女らの両親は60歳を迎えずに亡くなった。長女97歳と三女85歳は長生きしてます。

三代目

さっき久しぶりに姪に電話して長話した。いつも話に出る姉は長女K子で施設で生活している。今日の電話の相手は次女の娘S子である。
わたしが先日お風呂から出られなかった話をしたら、「わたしはむかしK子おばちゃんの家のお風呂でおばあちゃんが出てこられないのを二人で助けたよ」という。「わたしはK子おばちゃんを助けたよ」と返事して二人で経験談を語り合った。そして「お風呂から上がられへんかったって、血はあらそわれへんね」と大笑い。

おばあちゃんというのは、わたしと長女K子の母親である。おばあちゃんが一代目、長女K子が二代目、わたしが三代目である。3人とも慌て者でそそっかしいところが似ている。さて四代目には誰がなるか。姪たちはみんな落ち着きがあり賢い。お風呂で立ち往生なんてしないだろう。おっちょこちょいの系譜をここで断ち切りたい。

きのう22日が冬至やってんね

ゆず湯に入るわけでもなく、かぼちゃは日常的に食べてるし。冬至はかぼちゃを食べる日だよね。間違ってないよね。昨日は食べなかったけどおととい食べたからまあいいとしよう。
そのうちゆず湯に入ろう。出るときにしくじらないように慎重に。先日お風呂から出られなくて「助けてくれえ」と叫んでから、おとといには椅子を買ってきてもらって慎重に出入りしている。

冬至だから日が短くて寒い。お風呂も慎重に入っている。冬至というとお風呂となる。お風呂で温まるのに、柚子があればよく温まれるよね。
年末も押し詰まってくる時期、冬至という言葉が好き。夏至も暑そうで好きな言葉だ。日が長いのも日が短いのもどっちもいいと思う。まんなかの春分、秋分もいい言葉だ。

我が家の高齢者対策

わたしがお風呂から出られなくなったのは今日21日土曜日からすると18日水曜日夜になる。木曜日夜はお風呂に入らずシャワーですませた。昨日、金曜日の夜は風呂場用の椅子を浴槽に入れて入浴した。プラスティックの椅子がふわふわ浮こうとするのを押し付けて座ったが、湯が腰の辺にしか入らないので寒かった。一人で入ってなにかあったらいかんので夫に見ていてもらった。何事もなくてよかったが、これではあかんなあと夫が言い出し、今日ホームセンターに行って頑丈な椅子を買ってきてくれた。風呂においたら落ち着きがあってこれなら大丈夫だ。1万円ほどしたというが安全第一。入り口の持ち手とともに風呂場の安全確保に役立つならいうことはない。

月曜日の夜に遊びにいった夫が翌朝に朝帰りしたのだが、その時刻にわたしは夢を見ていて、トイレになにかいると叫んだらしい。お風呂から出られなかったのはその翌日水曜日のことなので、なにか気持ち悪い。夫は今後はクラブ通いを控えるそうだ。

まあ、昨日の夜は家の中を片付けてたくさんゴミ出しして清潔にしたからいい気分である。今日ももう読まない本をゴミ袋に移動した。捨てる基準はもう一度読みたいかである。ダルジール警視ものは半分置いておこう。ピーター卿とハリエットも数冊、ヴィク・ウォーショースキーはもちろん全部置いておく。
その他、映画、社会学、心理学、日本文学、翻訳もの、絵本、写真集と好みが広いから選ぶのが大変だ。本を読む以外に趣味がないんやからしょうがない。
ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』をもう一度読み返そう。

ゴミ出しと整理整頓

今日もゴミをたくさん出した。ほとんどが本とファイルである。読まない本をおいといても仕方ないし、古いファイルを持っていても見ないしとゴミで出している。
いちいち点検していると思い入れのある本ばかりだが、もう二度と読まないだろうと判断したらさっさと手放す。売れそうにもない黄ばんだ本が多い。あれだけ入れ込んだミステリーだって、こんなん読みたい人がいるかと考えるとゴミ袋行きだ。

今日は昨日の入浴ショックのしんどいのが抜けなかった。わたしがぼーっとしていると、相方が組み合わせの棚を片付けて物入れの整理をしてくれた。このファイルをなんとかせいといわれて点検すると、猫関連のカードや新聞雑誌の切り抜きががばっと出てきた。ヴィク・ファン・クラブの記事切り抜きもたくさんあった。
ヴィク・ファン・クラブのほうは会報を残しておけばいいやと新聞雑誌の切り抜きは捨てることにした。ようけあった〜

晩ご飯は片付けが済んだのが遅かったから食べおわったら11時だ。