お彼岸なのにこの寒さ

昨夜は早寝と言いながら結局は2時過ぎまで起きていた。
久しぶりに妹に電話したら長電話になって、夫の介護が長かった経験からディサービスのことなどいろいろと教えてもらった。姉の場合は姪のひとりがヘルパーのベテランなのでまかせておけばいいのだが。
ミクシィの書き込みに反響があったので返信したり、ツイッターや本を読んでいるうちに眠気が飛んでいった。こういうときのロマンス本(笑)、訳者の山本やよいさんからいただいたばかりのメアリ・バログ「秘密の真珠に」(原書房)を読んでいたら時間を忘れた。

睡眠が特技のわたし、ロマンス本が精神安定剤。ぐっすり熟睡8時間一度も目が覚めなかった。
昼ご飯を食べ終ったら兄(昨日メールがあった甥の親)から電話があり、姉の家にいるという。姉はどうしてるのか聞くと「こたつで猫を膝に乗せとてうつらうつらしとる」のこと。日常生活にもどれてよかった。兄は鼓のお稽古を犠牲にしてきたんやと恩にきせてたけど。
昨日も今日もご近所さんが様子を見に寄ってくれている。お風呂で救急車という話題が近所を駆け巡っていることであろう。

夕方から出かけたが寒くてダウンコートを出した。ダウンなんてもう着たくないけど、この寒さではね。
阪神百貨店で食べ物を買い、L・L・ビーンにも寄った。気に入った春着があってよかった。
そして晩ご飯はシャーロック・ホームズ。賑やかな店内で寒さを忘れた。相方はギネスの1パイントを3杯飲みました。わたしは1/2パイントを1杯。

向こう三軒両隣りを味わう

さっき姉の家からもどってきた。昨夜、晩ご飯がすんでお茶していたら姉から電話がかかった。いつもの電話の声と違ってたよりなげ。どうしたのとこちらも緊張して聞いた。

姉の話。夕方お風呂に入った。さきに体を洗ってゆっくり温まろうと湯につかった。上がろうとしたら膝と太ももがヘンだ。お風呂の縁をまたげない。何度も繰り返したがダメで途方にくれた。
心臓が悪いのでいつもSOSのペンダントを首に掛けていて、お風呂に入るときは風呂の横の棚に置いている。それを押したら救急係に通じてすぐ行くとの返事。そのSOSは同時に近所の民生委員2人のところにも通じる。2人には鍵を預けてある。
民生委員が鍵を開けて入り、そこへ救急車が到着。近所の親しいひとも来た。救急隊員がお風呂から抱き上げてくれて、体を拭き服を着せてくれて、血圧や心電図など測って、救急病院へ行くほどのことはないと判断して帰って行った。
あとは民生委員と近所のひとが残って、落ち着かせてくれた。晩ご飯がまだと聞いたらすぐにご飯が届けられた。
それからわたしのところに電話があった。今夜はついていてあげたほうがいいとのこと。

というわけでタクシーに飛び乗って行った。
着くとすぐに民生委員のかたが事と次第を話してくれ、「大丈夫と思うけど今夜はついていてあげてね。お気をつけて」と引き上げて行かれた。
向こう三軒両隣り的近所付き合いに感謝。

大阪大空襲から69年

69年前の1945年の今夜から14日の未明にかけて、大阪市内はアメリカ軍の空襲で焼け野原になった。一般市民ら1万5千人以上が犠牲になったそうだ。当時わが家は西区に住まいがあったが、父と母と姉と兄が空襲の中を逃げきって危うく助かった。父母は十三大橋を渡ったという以外を憶えていなかったが、去年だったか兄と話していてわかった。東へまっすぐに末吉橋へ出たそうだ。そこへ行くまでに焼夷弾の欠片が足の甲にあたって父は歩けなくなり、道ばたにあったリヤカーに乗せて運んだ。腹が減ったのでリュックに入れていたお米を道ばたで炊いた。じゃりじゃりの握り飯がうまかったって。それから淀川を渡って十三へ、次に神崎川を渡って三国へ出て、当時働いていた会社の寮にへとへとでたどりついた。

空襲の話をすると思い出すのが小山仁示さんである。
おととし2012年に思い出を書いているが、大阪大空襲について小山さんの業績は大きい。
10年くらい前からわたしは大阪大空襲について知りたいと思って、3月になるといろんな会合に出ていた。小山さんはその中心にいた。新聞社など大きい会合だとたいてい小山さんが講師だった。
東日本大震災からは大昔の大空襲どころではなくなってしまったが、最近は自分の体力低下で外出しなくなったせいか空襲も震災も家にいて想っている。

久しぶりのアップルストア

先日購入したiPhone5sを使うのに、メールが入っている場合、まずボタンを押すと黒地に「メッセージを受信しました」と白文字、下の方に赤地に白く「了解」と出る。「了解」を押すと即座にトップページが出るのだが、長時間使っていないと居眠り状態のときがある。何度か押してここをクリアしても「スライドでロック解除」が動かないことがあった。うーんと考えて「再起動」してみたらスムーズに動いた。使い始めてから二回再起動するはめになったので、いまのうちにアップルに言ったほうがよいかなとネット予約したのが先週の金曜日。空きがあったのはいちばん早くて今日だった。

アップルストアに行くと二階から階段まで人が並んでいる。わたしは予約客なので上がってフロアにいる係員に声をかけた。広いフロアが人でいっぱいである。大阪でいちばん賑わって熱気のあるところ、それはアップルストア2階です(笑)。

座って待っているとすぐに呼ばれた。カウンターに並んでいるたくさんの係員がそれぞれ客と応対している。カウンターの背の高い椅子にどっこいしょと座った。
わたしは予約申し込み時に理由を書いておいたから、係の人はすぐに内容を把握できて「ソフトバンクで手に入れられましたね」と一言。ソフトバンクで手に入れたiPhone5sに出ている症状だそうで、ソフトバンクがいま直す作業をしているんだって。「ソフトバンクからアップデートのお知らせメールが届いているでしょう。それをしたらかなりよくなります」。この問題が片付いたらやろうと思ってた〜とわたし。行き違いだったのね。
お互いにニコニコしながら話が終わった。原因がわかったからルンルン。

帰りの階段は5年前の転倒を思い出してそろそろ一段降り。階段の下にいた白人の男性係員が「階段のあとに段差があるから気をつけてくださいね」と言う。「そうやねん、5年前にここでこけてん。階段終ったと思ったのに」とこけたところで会話。「お怪我はなかったですか」とか優しい大阪弁であった。

帰りは大丸でパンをいろいろ買い、ハンズで台所用品を買い、昔よく行ってた喫茶店でコーヒーを飲んでひと休みした。

今日は雛の日、そして冬の大三角

数日暖かかったが今日は寒さがもどった。
昼前に姉の家に訪問介護に行った。いつものように梅田で買い物したが、今日は雛祭りの日につき、雛あられと小さな雛人形がのってるお菓子かごとちらし寿司を買った。その他3日分のおかずなど。
姉はちゃんと内裏びなを飾っていた。さすが長女である。妹はどうかな。末っ子で自分のお雛さまセットがあったからいまも飾っているかも。わたしは真ん中でなにもしてもらわなかったからいまもなにもしない。なんて僻んでいるようだがなにも飾ったりしない主義だから気に留めていません(笑)。
早い時間に花屋へ行ったと玄関にも棚にも仏壇にもトイレにも桃の花を主にピンク色の花がいっぱい。外は寒いが部屋の中は華やいでいた。

夕方帰ってきて半身浴してビールを飲んで疲労回復。晩ご飯の間に洗濯してさっき干していたら、ちらっと星が見えた。いつになく星がたくさんきれいに見える。木星しかわからんので検索した。
【冬の大三角が南西の空に広がっている。その北にある木星を加えると、大きな十字の形ができあがる。バランスよく見えるのは3月下旬ごろまで限定だ。こうした配置になる機会はめったにないので、ぜひ見上げよう。町中でも、簡単に見つけられる。】

冬の大三角形は、シリウス、プロキオン、ペテルギウス。
シリウスからまっすぐさきに木星があって線を引くように見ると十字形になっているのがわかった。今日のお勉強(笑)。
3月の下旬には火星とスピカが大接近とのことなので忘れないようにしよう。スピカは乙女座の星なんである。今夜のように空気が澄んでいればいいが。

iPhone 5s に機種変更(3Gから-笑)

このブログのアーカイブ「マック、パソコン、ネット」を見ていったら2008年に次はiPhoneにすると書いていて、iPhone 3Gを7月28日に購入している。その月に発売されたのを並ぶ人がいなくなったのを見計らって予約した。3日後にはケンゾーのハンカチを縫って可愛い袋を作っている。人に会うと見せて〈見栄 iPhone〉しまくった。
でも、老眼がきついのとキカイオンチなのとで電話とメールだけしか使っていないまま5年半経ってしまった。家にいることが多いからパソコンのほうが使い勝手が良い。
相方は「4」からどんどん使いこなしていて、いま持っているiPhone 5は肌身離さずという感じである。
一年くらい前に買うつもりだったとき、だれかに乙女座はいま買わないほうがよいと言われて(笑)、ちょっと控えたらまた月日が経ってしまった。

今回は相方のほうが業を煮やして(?)いろいろと調べてくれたので、今日ようやく腰を上げて近所のソフトバンクに行った。愛想の良いお兄さんがいろいろと説明してくれて無事にiPhone 5sを購入した。色は黒。
いまいろいろといじっております。老眼鏡かけて(笑)。

ふとん乾燥機を購入して思ったこと

20年くらい使っていたふとん乾燥機がへたってしまった。
10年くらい前までは近所の電器屋さんに言うとナショナルの製品を届けれくれた。オーディオとパソコン以外はナショナルだった。途中でテレビをソニーにしたくらいか。そのあとはヨドバシに買いに行ったりしていたが、最近はちょっとしたものはアマゾンが多い。
今回もアマゾンであれこれ見て、ふとん乾燥専用で9,200円のを購入。夜中に注文して翌々日に届いた。
昨日届いたのをすぐに使ってみたら使い勝手がとてもよい。昨日は乾燥してすっきりしたふとんでぐっすりと眠った。

こういうものを買うと「どっちが先かな」ってつい口に出してしまう。さっきツイッターに「最近、家電製品なんかを買うたびに思う。こっちが先か、これが壊れるのが先かって。今日は新品のふとん乾燥機を使いながらしみじみ思った。」と書いたら、「やですよ、そんな」と書かれてしまった。で、それへの返信「iPhoneとMacだと、これから何台買うんやろと思いますです。」(笑)。

スウェーデンミステリとシナモンロール

おととしの11月の関西翻訳ミステリ読書会の課題本はヘニング・マンケル「殺人者の顔」だった。始まる前に主催者のKさんがシナモンロールを1/4ずつ配ってくれた。この本の中で主人公のヴァランダー刑事がシナモンロールを食べるところがあったそうだ。わたしはそれを全然気がついておらず、その日がシナモンロールという言葉の初聞きで初食べだった。運よく1個残ったのをもらって帰って食べた。うまいやん。スウェーデンで発明されたパンなんだと検索して知った。それからはヴァランダー刑事が食べてたパンということでパン屋を探しまくり。大丸にあるパン屋のがうまくて2店で代わりばんこに買っている。

いま医師の山田真さんが薦めてくれたスウェーデンのミステリ、アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム / ヘレンハルメ美穂訳「三秒間の死角」(角川文庫)をもうちょっとで読み終る。そういえばヘニング・マンケルも彼が教えてくれたんだった。
この本では警察官がシナモンロールを食べるところが多い。小さい食堂でご飯を食べて、帰りにシナモンロール4個を袋に入れてもらって会議に参加なんてところもある。

アメリカ村を散歩して本屋で帽子を買った

今日も寒かったが夕方から相方が本を買いに行くのでいっしょに出た。ツイッターで知ったアメ村の菩南座ってジャズ喫茶を探して、久しぶりの味穂でいっぱいやろう。
ハンズの地下の本屋でネット関連の本を買って、大丸のポールで食事パンを仕入れ、アメ村に出て三津八幡神社に近い菩南座を探した。すぐに見つかったがドアが開いているが人がいない。感じからして昼の営業が終って夜のライブまでの休憩時間ぽい。場所を覚えたからええねとすぐ近くの味穂に行ったら休みだった。熱燗で一杯!はなし。

すぐ近くにおしゃれな本屋さんスタンダードブックストアがある。アート関係の本が多くて楽しい本屋だが、今日ばかりは目についたのが編み物商品の棚で、中でも極太毛糸で編んだ飾り気ない帽子。わたしのアタマに乗るためにそこにあった。ハイランド製で6090円。これがあればいま持っている帽子を全部(3つだが-笑)を捨てる。ということですぐに買った。なにげない普通の帽子だけどよく似合う。

心斎橋へもどる道にあるカジュアルでお洒落なレストランで、野菜ぎっしりの大きなサンドイッチ、ソーセージ、ポテト料理などとビールにした。ひと味もふた味も違うおしゃれな女性客が多い店で華やか。ウェイターが美形ばかりでしかもよく気がつく。

ということで、行こうと思ってたところは二店とも入れなかったが、その代わりに帽子は買うわ、おいしいものを食べながら目の正月はするわで楽しい休日の夕方を過ごした。

去年はマイコプラズマ肺炎で

去年は正月そうそう咳が出てたいへんだった。普通の風邪かと思って温かくしていたら治ると思ったのが間違いだった。このブログのアーカイブで去年の1月を読んだらわかる。クスリを飲まず医者にかからずだからゆっくり進行してゆっくり治るだろうなんて書いている。いま思い出すのもつらい咳だったのに。
ヴィク・ファン・クラブにはお医者様が二人いるのに病気の話はついぞしたことがなかったが、このときはメールで症状を伝えた。
返信は「その症状は高齢者にとって〈マイコプラズマ肺炎〉のおそれがあり、集中力の低下やしんどいのは危険信号だから、一度診療所で診てもらったほうがいい」とのことだった。〈マイコプラズマ肺炎〉て初めて聞いた。
20年ぶりくらいに診療所に行き、40年ぶりくらいにレントゲンを撮り(歯科をのぞく)、生まれて初めてCTを撮った。そして抗生物質を処方してもらって飲んだ。(その間も会報やってたから根性あるね。)

あれから1年経った。今シーズンはまだ風邪を引いていない。ちょっと引きかけたけど大事にいたらなかった。そういえば去年はそのあと〈マイコプラズマ肺炎〉って言葉をよく聞いたように思う。今年は流行ってないのかな。とにかく体を冷やさないよう無理しないように気をつけている。

今年は元旦の夕方に姉から熱があると電話があって2日に様子を見に行った。医者にも来てもらったが普通の風邪だが休養第一となり新年会もとりやめた。それからもぐずぐずと熱が上がったり下がったりしていて、わたしは結局1月中に3回行って肩もみと話し相手をした。毎日、熱と血圧で電話があったが、今日の電話は全快お知らせだった。
明日から2月だ。この時間もう2月になっているけど・・・木星とシリウスがきれいに輝いている。