クミちゃんとクミさん

昨夜は映画「コントロール」を見てからブログ(酒井隆史「通天閣 新・日本資本主義発達史」読了)を書いたんだけど、映画の影響を横において大正時代の大阪に向き合うのがちょっとしんどかった。今日はその本を図書館へ返しに行った。返却日が近づくと慌てるのはよくないけど、暑くてしんどいときによく読んだわ(自画自賛-笑)。このあとはミステリが待っている。

今日の午後は東京から友人がきて久しぶりのおしゃべり。30年くらい前によく大阪で遊んだ子で、仲間からは同じ名前のクミコを彼女はクミちゃん、わたしはクミさんと呼ばれていた。10数年前に一度うちへ来てくれて数時間しゃべったことがあったが、ほんまに長いご無沙汰だった。今回はダンナ様もいっしょ。フランスの女優みたいなろうたけた美人な彼女。楽しげな年下のダンナさん(実はうちもだが-笑)。一人娘さんは高校生だけどカナダに留学中だそうだ。
心斎橋で会って2時間ほどしゃべった。ブログを読んでくれてるし、ツイッターでフォローしあっているからたいていのことは知りあっているんだけど、元気な顔を見るのはまた格別だ。VFC BBSの話まで出てきたのにはびっくり。あのときは苦労したけど、会員外のひとにも影響(?)を与えたと思うと苦労した甲斐があったかしら。
もう一人の遊び仲間メグちゃんもいたらよかったのにな。
変わらないといってくれたけど、いくら髪を染めてもそれはねぇ(笑)。ただ遊び好きが変わらないのは自信あり。楽しい午後を過ごさせてもらってうれしかった。

セイヤーズ読書会!

ヴィク・ファン・クラブの例会が参加者が少なく存続の危機が続いている。15年以上も毎月第4土曜日にはわたしがここにいて、話し相手になりますよという活動(?)を続けてきた。5年くらい前まではけっこうな集まりであった。でもどうやらそういうのって時代遅れなのかなと思えてきた今日この頃。楽しき雑談ってわたしは思っていたのだが流行らんのね。

今月は趣向を変えて「セイヤーズ読書会」をやることにした。最近よく参加するNさんの要望でもある。雑談ばかりじゃ満足感がわかないよねとわたしも気がついた。
ドロシー・L・セイヤーズの作品の中で、わたしらがいちばん気に入っている作品「学寮祭の夜」をテキストに語り合おう。
話し合っているうちに雑談に発展してしまうのがなんだが、ミステリだけでなくジェーン・オースティンのこと、セイヤーズ以後の作家のことなど、大筋ではセイヤーズにふれていたのでオーケーである。
少し遅れてもうひとりのNさんが来られて、昨日の読書会の報告やらミステリ新刊書のことやら話題に幅ができた。
そして、来月はきちんと読んできて真面目なセイヤーズ読書会にしようということになった。めでたし。

コージー・ミステリについて考えた

明日(27日)行われる関西翻訳ミステリ読書会で取り上げる課題本、エイヴリー・エイムズ「名探偵のキッシュをひとつ」をようやく読み終わった。コージー・ミステリを読書会で取り上げるって珍しいと思う。読書会の中心にいるKさんが筋金入りのコージー・ファンで、彼女はヴィク・ファン・クラブの会報にも「コージー・コーナー」ページを持っている。
わたしはコージー好きかと考えるとそうであるというにはあまり読んでいない。友人から借してもらって読んだのが多い。

さて本書を読んで考えるところがあった。ただ借りて読んだらさっと読んでおもしろかったというところだが、読書会でなにか感想を述べねばならぬ、ので考えた。

サラ・パレツキーと彼女の探偵V・I・ウォーショースキー(ヴィク)が1982年に世に出て今年で30年になる。日本で翻訳紹介されたのは3年後の1985年で、その6年後の1991年にヴィク・ファン・クラブが発足した。わたしはハードボイルドファンとしてサラ・パレツキーの本が出たときから読み、他の女性作家の本も読んでいたのだが、世の中の動きは違っていた。たくさんの女性たちに強い女性のナンバーワンとしてもてはやされ、その流れでファン・クラブ発足に発展していったのだった。

それからファン・クラブはずっと続いてきたのだが、わたしは世の中の動きが変わっているのに気がつかなかった。はじめてのSNS ミクシィに入ったとき、コミュニティに入ろうと探したときに「強い女性」というようなのがあり、そこであげられていた名前は主に日本のコミックの主人公たち(ナウシカや草薙素子など)で翻訳ものの女性探偵は入っていなかったのである。ということで、ヴィク・ファン・クラブにいる女性たちは普通でなく並外れた読書家ばかりであることに気がついた次第だ。

いま女性探偵ものは売れなくてコージーものが売れているという。女性探偵や女性警官でなくて、地元に根付いて暮らしを立てている女性。地方の小さな町でドーナツ店、チーズ店などの小売業である。元祖コージーのようであるクッキングママのシリーズはケータリング業である。
お節介で、お人好し、おしゃべり、甘いもの好き、おしゃれ、などなどが主人公の特徴である。

最近になって、脱原発の運動をしている女性たちと話したりツイッターやブログを読ませてもらっているけど、コージーの主人公たちと同じ感じなのだ。肩肘張らない自然体でおしゃれでセンスがよい。デモで浴衣を色っぽくあるいは子どもっぽく着こなしているのを見ると隔世の感じをもつ。昼はデモで練り歩き夜はクラブで踊る。理屈を言いつつ行動している。女子デモを企画し女子会をつくる。チラシやプラカードのセンスのいいこと、コージーの主人公たちのキルトや刺しゅうみたい。
昔の足元固めてジーパンでというのもきりっとしてよかったが、スカートを翻して素足にサンダルもよいものだ。

〈大飯町テント村より中継〉を見ながら会報作り

昨夜は寝る前にこれだけはやっておこうとメールの返信を書いたら4時になっていた。好きな本を読んでの4時ならいいのだが、気を使っての夜更かしはからだに悪い。だれに頼まれたわけでなく自分の考えでやっているのだが。
メールを出してしまったらほっとして寝付きは悪かったが熟睡できた。今日はお昼前に花をもらった夢を見ていて笑いながら目が覚めた。気分は爽快。気がかりだったことを夜更かししてもやってしまってよかった。

一日中雨でさっきは風が強かった。晩ご飯を作るのと片付けるの他にはヴィク・ファン・クラブの会報作業を一日中。新しい会員が入ったし気合いを入れてる。今月は会員の医師、山田真さんのラジオ出演を聞いての感想もあって文字数が多い。あと少し頑張ろう。

ツイッターを読んでいたら、ユーチューブでこういうのがあり2時間近く聞いていた。
〈大飯原発再稼働阻止!「6.16〜17 ど・フリー行動」大飯町テント村より中継中!〉
大飯町のテントにいる22歳のカンタさんが放送している。明日の活動について淡々と決意を語る姿にうたれた。

翻訳ミステリ読書会とヴィク・ファン・クラブ例会

2日続けて西梅田へ。翻訳ミステリ読書会は某ビルの11階セミナールームで、ヴィク・ファン・クラブは毎度おなじみの大阪駅前第一ビルのシャーロック・ホームズである。

読書会のほうは2時間ジャストをジェイムズ・エルロイ「ブラック・ダリア」について語り合った。人前で話すのは苦手なので少し緊張したが、笑いをとりながらしゃべれたのでまあまあか。
若い人、団塊世代の人、翻訳を勉強している人や翻訳家など多彩なメンバー。女性が多かった。同じ本を読んでいるのに、立場や考えや受け取り方が違っているのもおもしろい。エルロイに入れこんでいる人もおり、かなわんかったという人もおり。

翻訳本の編集者による「ブラック・ダリア」のおしゃれなレジュメが配られた。エルロイと彼の作品について書かれている。エルロイ以外のブラック・ダリア(エリザベス・ショート)殺人事件を扱った作品の紹介が勉強になった。ノンフィクションと分類されたところに「ハリウッド・バビロン」(ケネス・アンガー)があるのがうれしい。長年のわたしの愛読書(最近あまり出してなかったが)だから。「エルロイの脳内にはこの本のようなあれこれが詰まっているのです。」という解説になるほどとうなづいた。
9時に終了して二次会は遠慮して帰宅。

ヴィク・ファン・クラブのほうは例のごとく雑談の3時間だった。会報の内容についてあれこれ。読書のこと、原発関連のこと、会員の活動のことなどいろいろ。ギネスとおいしい料理の楽しい時間。
例会に来てほしい人、原稿を書いてほしい人が仕事と家事・育児で忙しくて時間がとれないのが残念だ。

サラ・パレツキーの新刊、短編集『アンサンブル』は5月下旬発売

ツイッターを開いたら早川書房の編集者さんのツイートが目の前にあった。なんだか通じてると思っておかしくなったが、サラ・パレツキーの新刊、日本オリジナル短篇集「アンサンブル」は5月下旬発売とある。さっそく「今月の会報に間に合ってうれしい」とRTしたら「10篇収録。うち4篇がVIものです」と応えてくださったので、お礼を述べた。お気に入りに入れたひともいるし、ヴィク・ファン・クラブ会員のツイッター初体験のKさんは「やったあ!」と初返信。ミクシィのつぶやきに入れたらたくさんの「イイネ」がついていた。今夜はなかなかにぎやかな夜であった。
いま会報を制作中で表紙とあとがきとあと1ページが残っているのでどこかに入れる。ちょうど間に合ってよかった。

堅い記事あり柔らかい記事ありのA4 28ページ、作りながら原稿を書き、隙間なく文字でうまった。最近は写真のあるページはレーザープリンターでカラーで出しているので読みやすくなったと思う。明日もうひと頑張りしてあさって送るつもり。

デモは不参加、夜はヴィク・ファン・クラブ例会

今朝は風の音で目が覚めた。うとうとするがまた風の音で目が覚めての繰り返しをしてから起きた。外は冷たい雨と強い風だ。今日はツイッターデモがある。ずっと参加しようと思っていたが、昨日になって1日に2回のイベントはやめようと決めた。先日から体調がもひとつなのでデモで冷やしたらあかん。今日行けば参加10回目なのでちょっと惜しかったが。

昼食後は読書とネットですぐに夕方になった。この日は早めに行ってジュンク堂に寄る習慣だけど、レジナルド・ヒルを中古本で買っているのでやめておこう。ところがツイッターを見ていたら早川書房のツイートに今日が「ミステリマガジン」の発売日とあった。ありゃいかん、今月号はヒルの追悼特集ではないか。大慌てで出てヒルトンプラザのジュンク堂へ。手に入れた「ミステリマガジン」を持ってシャーロック・ホームズへ滑り込み。
新しい会員のKさんと時間を忘れる楽しい会話だった。ミステリとの関わりのはじめ、少女小説、少女マンガ、やおい、BL、そして翻訳ミステリ、コージーミステリと話題が尽きない。その間に人生の話もあった。
彼女曰く、サラ・パレツキーとヴィクだからどんなに堅い会報かと思ったら、すごく楽しい会報だった。インテリジェンスに溢れた下世話な会報(笑)。

日記を書きはじめて13年、毎日書いて11年半

日記のネタがないので去年の11月のを読む。毎日のテーマを決めるまでの苦労が思い出される。本の感想をていねいに書いているのを読んで最近は荒っぽくなっているのを反省。最近は手抜きな日が多いような気がする。
いま振り返ったら1998年9月から書いているから13年書いていて、毎日書くようになってからは11年半だ。自分でおどろく。ヴィク・ファン・クラブの会報は20年つくってるが、ものすごい持続力だな。この調子だともう少しいけそうだけど、ある日突然「やんぴー」となってもおかしくない。

今日は整骨院へ行って背中と首筋を診てもらってたんだけど、左手が異常に凝る感じなので左腕から手首まで触ってもらった。マウスを左手に持っているのが原因だって。こんなことからほころびていくかも。今日はなんか悲観的やな。だれかどかーんとおごって!(笑)。

ヴィク・ファン・クラブ20周年の集い

なによりもたいした病気もせずに20年経ったのがめでたい。アレルギーの他はインフルエンザに一度かかっただけだ。そうそう転倒して歩けなくなったときがあった。それでもタクシーで例会に行ったっけ。会報は一回も抜かさず出してきた。だから会報は毎月来るのが当たり前で、例会日にはシャーロック・ホームズに座っているのが当たり前と思われてるのなら、即座にやんぴする(笑)。

今夜はともて楽しかった。関東からの2人の存在が大きい。交通費と宿泊費を自弁できてくださるのだからすごい。午後から心斎橋のホームで待ち合わせて大阪案内をした。
コースは、地下鉄心斎橋ホーム→御堂筋アップルストア(2年前に転んだ階段を現場検証笑)→アメリカ村あちこち→堀江(オソブランコ→チャルカ=雑貨とスイーツ)→西梅田シャーロック・ホームズ。
歩いても止まっても座ってもしゃべることしゃべること、まあしゃべるために来てくれはったんやから(笑)。

そして例会は、いちばん初期からのわたしとNさん、5番目のYさんがいて、あとは最近ご入会の方々。男子はHさん1人だけど、花束を持ってきてくださって感激。
Yさんの弾丸トークは20年前と変わらず、Nさんは相変わらずおっとり。関東勢も大阪人に負けない勢いだった。楽しかったよ20周年。

みんなが引き上げたあとは2次会(笑)。Hさんと遅くまでしゃべった。ヴィクシリーズを読み出した幸福とヴィク・ファン・クラブに入会した幸運ってあるんだから(笑)。

帰ってお土産にもらった小川軒のお菓子レイズン・ウィッチを食べてまた幸福。カンタンに幸福になれると笑わないで(笑)。いまは機嫌がいいんだから。

ヴィク・ファン・クラブ20周年

当ブログの「ヴィク・ファン・クラブ アーカイブ」を読んでいたら、いつも会報づくりのしんどさと人が集まらない例会について書いている。こうして毎月ぼやきながら会報を編集して送って、シャーロック・ホームズで例会の時間を過ごしてきて今月終わったら20年。
会報のほうはマンネリ化を避けたいと思いつつ作ってきたが、特に今年の311以降は会員みんなの考えが深まり、それが会報に反映されていてすごいことになっている。

今週の土曜日に20周年記念例会をすることにしたら、関東の会員が2人来てくださる。一人は日帰りで、一人はホテルをとっている。ありがたいわぁ。関西の人も数名が気張って来てくださる。うれしいなぁ。

今日は来月号の原稿が郵便でとどいた。A4にきちんとプリントしてあるが、引用の新聞記事を入れると5ページ!! 今月号を出したところへ2人の原稿が届いているので3人目。来月号はどうなるかコワイ。
とりあえず、明日は美容院へ行ってきれいにしてくる。