モンゴル岩塩【蒙古颪】

医師で日本とモンゴルとの架け橋をされていて、ヴィク・ファン・クラブ会員でもある梅村さんが、娘さんの涼さんとふたりでモンゴル岩塩の販売をはじめられた。モピ活動の一環として行うので、一部はモピへのカンパになる。

その運動のことをぜひ会報に書いてくださいとお願いしたら、快諾と同時に岩塩を100グラム送ってくださった。食べて感想を知らせてほしいとのこと。
さっそく使わせてもらった。
生野菜をちぎったサラダにオリーブオイルといっしょに岩塩をふりかけている。ごま塩も胡麻を炒ったのに岩塩を混ぜている。蒸した野菜にもふりかけるとおいしい。ふつうに炒め物につかってもおいしい。漬け物もおいしい。

わが家でいままで使っていた塩は沖縄の「粟國の塩(沖縄県粟国島)」である。そこへモンゴル岩塩の到着で、台所に海と山の塩が並んだ。壮観である(笑)。

以前からモンゴル岩塩を使っているひとの話では、お風呂で入浴剤として使っているのだそうだ。そんな贅沢なことはようせんけど、そういう使い方もあるってことね。

いただいた100グラムがなくなりかけたので、今日は500グラム入りの大袋を注文した。ついている説明書には《モンゴル秘境の岩塩 蒙古颪(もうこおろし)3億5千万年前の神聖な塩ジャムツダウス》と書いてある。
(モンゴル岩塩 100グラム入り=300円/500グラム入り=1,000円)

『BOLLOCKS』#007 ジョン・ライドン インタビューに共感

1カ月くらい前に友だちの鬼蔵さんがツイッターにジョン・ライドンにインタビューする仕事がきたと書いていてびっくりした。そのインタビュー記事が「BOLLOCKS」#007に掲載されたというのでさっそくアマゾンで購入。
パンク雑誌で若者向きだから(それがあとで聞くと40代読者が多いそうで、文字が細かいと批判があるとか)全体に字が細かくて老眼鏡をかけても読みづらい。おおかたのページが黒地に白い文字なのだ。他のページはともかく、ジョン・ライドンの言葉はきちんと読みたいので拡大コピーして読んだ(笑)。鬼蔵さんのインタビューは聞くべきことはちゃんと聞いていると思った。根っこからのパンク少女だもんね。
「ヴィク・ファン・クラブの会報に紹介するね!」「紹介お願い!」の会話があって、さっき紹介記事を書いたところ。
本文は会報を出したあとでアップします。

ヴィク・ファン・クラブはステキ

昼過ぎに東京からのSさんと心斎橋駅ホームベンチで待ち合わせ。戎橋から道頓堀へと歩いてお好み焼きを食べた。ずっとしゃべりっぱなし。毎日のようにメールが行き来しているのにね。観光客となって法善寺横町へまわり水掛不動に水をかけ、おみくじをひいたら〈吉〉が出た。「此の人のうんせいは、月の始め年のはじめなどに開く、病人本復す、長き病気ならば草木の変わり時によかるべし、何事も発展力のある気運あり。遠慮なく活躍し停頓していた事をどしどい片付けるべし」とあった。おみくじなんてめっそうひかないので、ここに記しておく。背中を押してくれる言葉だし(笑)。ここで笑ったらご利益ないか。

横にある「夫婦善哉」でぜんざいを食べながらしゃべり、次は千日前通りをタクシーで東へ一直線で鶴橋へ。Sさんは市場で家族へ土産のキムチをぎょうさん買うて大満足。
JR鶴橋駅のブックオフへの矢印がある階段を昇ると古本の棚がぎっしり。つい眺め出したらきりがない。わたしがここへ来たかったのは、店内からJR構内へ行く改札があると聞いていたから。その改札から入って大阪駅へ行く電車に乗った。

それから例会となった。Sさんは同世代の息子さんがいるNさんたちと掛け値無しのおしゃべりを楽しめたと思う。会員どうしは会報で気持ちがわかっているから話がよく通じる。最終の新幹線に乗るためにSさんは走って帰り、そのあともなんやかやとしゃべって、あっという間の3時間であった。

岡田春生『教育よ、国を滅ぼすな—百草頭上無辺春—』(1)

著者の岡田さんはヴィク・ファン・クラブの名誉会員である。20年くらい前にヴィク・シリーズを読んですぐに会員になられた。そしてすぐに東京から例会に来てくださった。いま97歳なので77歳から80歳くらいのときだ。ヴィクとわたしたちがおもしろいと例会には二度来られた。その後は行きたいけど腰を悪くしていると便りがあって、それからは会報の原稿が送られてきた。VFCサイトを作る話が出たときはカンパを送ってくださった。なにかあると励ましてくれた。
ご夫婦で有料老人ホームに入られてからは会報を送ってお互いに元気なことを知らせあっている。
サラ・パレツキーの本を仲立ちにたくさんの方と知り合ったが、ヴィク・ファン・クラブとわたしについて岡田さんがいちばん興味を持って関わってくださったように思う。

2009年4月に「もう一度 坂の上の雲を—陰謀の幕末史と現代(小楠、海舟、具視)—」を出版されたのをいただいた。幕末、明治維新の難局をどう切り抜けてきたかという内容だ。岡田さんの日本のこれからを危惧する思いがつまった本だ。

「教育よ、国を滅ぼすな—百草頭上無辺春—」は岡田さんの自叙伝で今年の8月に発行された。いままでばらばらに聞いていたことがつながった。
本の紹介は明日書きます。

クミちゃんとクミさん

昨夜は映画「コントロール」を見てからブログ(酒井隆史「通天閣 新・日本資本主義発達史」読了)を書いたんだけど、映画の影響を横において大正時代の大阪に向き合うのがちょっとしんどかった。今日はその本を図書館へ返しに行った。返却日が近づくと慌てるのはよくないけど、暑くてしんどいときによく読んだわ(自画自賛-笑)。このあとはミステリが待っている。

今日の午後は東京から友人がきて久しぶりのおしゃべり。30年くらい前によく大阪で遊んだ子で、仲間からは同じ名前のクミコを彼女はクミちゃん、わたしはクミさんと呼ばれていた。10数年前に一度うちへ来てくれて数時間しゃべったことがあったが、ほんまに長いご無沙汰だった。今回はダンナ様もいっしょ。フランスの女優みたいなろうたけた美人な彼女。楽しげな年下のダンナさん(実はうちもだが-笑)。一人娘さんは高校生だけどカナダに留学中だそうだ。
心斎橋で会って2時間ほどしゃべった。ブログを読んでくれてるし、ツイッターでフォローしあっているからたいていのことは知りあっているんだけど、元気な顔を見るのはまた格別だ。VFC BBSの話まで出てきたのにはびっくり。あのときは苦労したけど、会員外のひとにも影響(?)を与えたと思うと苦労した甲斐があったかしら。
もう一人の遊び仲間メグちゃんもいたらよかったのにな。
変わらないといってくれたけど、いくら髪を染めてもそれはねぇ(笑)。ただ遊び好きが変わらないのは自信あり。楽しい午後を過ごさせてもらってうれしかった。

セイヤーズ読書会!

ヴィク・ファン・クラブの例会が参加者が少なく存続の危機が続いている。15年以上も毎月第4土曜日にはわたしがここにいて、話し相手になりますよという活動(?)を続けてきた。5年くらい前まではけっこうな集まりであった。でもどうやらそういうのって時代遅れなのかなと思えてきた今日この頃。楽しき雑談ってわたしは思っていたのだが流行らんのね。

今月は趣向を変えて「セイヤーズ読書会」をやることにした。最近よく参加するNさんの要望でもある。雑談ばかりじゃ満足感がわかないよねとわたしも気がついた。
ドロシー・L・セイヤーズの作品の中で、わたしらがいちばん気に入っている作品「学寮祭の夜」をテキストに語り合おう。
話し合っているうちに雑談に発展してしまうのがなんだが、ミステリだけでなくジェーン・オースティンのこと、セイヤーズ以後の作家のことなど、大筋ではセイヤーズにふれていたのでオーケーである。
少し遅れてもうひとりのNさんが来られて、昨日の読書会の報告やらミステリ新刊書のことやら話題に幅ができた。
そして、来月はきちんと読んできて真面目なセイヤーズ読書会にしようということになった。めでたし。

コージー・ミステリについて考えた

明日(27日)行われる関西翻訳ミステリ読書会で取り上げる課題本、エイヴリー・エイムズ「名探偵のキッシュをひとつ」をようやく読み終わった。コージー・ミステリを読書会で取り上げるって珍しいと思う。読書会の中心にいるKさんが筋金入りのコージー・ファンで、彼女はヴィク・ファン・クラブの会報にも「コージー・コーナー」ページを持っている。
わたしはコージー好きかと考えるとそうであるというにはあまり読んでいない。友人から借してもらって読んだのが多い。

さて本書を読んで考えるところがあった。ただ借りて読んだらさっと読んでおもしろかったというところだが、読書会でなにか感想を述べねばならぬ、ので考えた。

サラ・パレツキーと彼女の探偵V・I・ウォーショースキー(ヴィク)が1982年に世に出て今年で30年になる。日本で翻訳紹介されたのは3年後の1985年で、その6年後の1991年にヴィク・ファン・クラブが発足した。わたしはハードボイルドファンとしてサラ・パレツキーの本が出たときから読み、他の女性作家の本も読んでいたのだが、世の中の動きは違っていた。たくさんの女性たちに強い女性のナンバーワンとしてもてはやされ、その流れでファン・クラブ発足に発展していったのだった。

それからファン・クラブはずっと続いてきたのだが、わたしは世の中の動きが変わっているのに気がつかなかった。はじめてのSNS ミクシィに入ったとき、コミュニティに入ろうと探したときに「強い女性」というようなのがあり、そこであげられていた名前は主に日本のコミックの主人公たち(ナウシカや草薙素子など)で翻訳ものの女性探偵は入っていなかったのである。ということで、ヴィク・ファン・クラブにいる女性たちは普通でなく並外れた読書家ばかりであることに気がついた次第だ。

いま女性探偵ものは売れなくてコージーものが売れているという。女性探偵や女性警官でなくて、地元に根付いて暮らしを立てている女性。地方の小さな町でドーナツ店、チーズ店などの小売業である。元祖コージーのようであるクッキングママのシリーズはケータリング業である。
お節介で、お人好し、おしゃべり、甘いもの好き、おしゃれ、などなどが主人公の特徴である。

最近になって、脱原発の運動をしている女性たちと話したりツイッターやブログを読ませてもらっているけど、コージーの主人公たちと同じ感じなのだ。肩肘張らない自然体でおしゃれでセンスがよい。デモで浴衣を色っぽくあるいは子どもっぽく着こなしているのを見ると隔世の感じをもつ。昼はデモで練り歩き夜はクラブで踊る。理屈を言いつつ行動している。女子デモを企画し女子会をつくる。チラシやプラカードのセンスのいいこと、コージーの主人公たちのキルトや刺しゅうみたい。
昔の足元固めてジーパンでというのもきりっとしてよかったが、スカートを翻して素足にサンダルもよいものだ。

〈大飯町テント村より中継〉を見ながら会報作り

昨夜は寝る前にこれだけはやっておこうとメールの返信を書いたら4時になっていた。好きな本を読んでの4時ならいいのだが、気を使っての夜更かしはからだに悪い。だれに頼まれたわけでなく自分の考えでやっているのだが。
メールを出してしまったらほっとして寝付きは悪かったが熟睡できた。今日はお昼前に花をもらった夢を見ていて笑いながら目が覚めた。気分は爽快。気がかりだったことを夜更かししてもやってしまってよかった。

一日中雨でさっきは風が強かった。晩ご飯を作るのと片付けるの他にはヴィク・ファン・クラブの会報作業を一日中。新しい会員が入ったし気合いを入れてる。今月は会員の医師、山田真さんのラジオ出演を聞いての感想もあって文字数が多い。あと少し頑張ろう。

ツイッターを読んでいたら、ユーチューブでこういうのがあり2時間近く聞いていた。
〈大飯原発再稼働阻止!「6.16〜17 ど・フリー行動」大飯町テント村より中継中!〉
大飯町のテントにいる22歳のカンタさんが放送している。明日の活動について淡々と決意を語る姿にうたれた。

翻訳ミステリ読書会とヴィク・ファン・クラブ例会

2日続けて西梅田へ。翻訳ミステリ読書会は某ビルの11階セミナールームで、ヴィク・ファン・クラブは毎度おなじみの大阪駅前第一ビルのシャーロック・ホームズである。

読書会のほうは2時間ジャストをジェイムズ・エルロイ「ブラック・ダリア」について語り合った。人前で話すのは苦手なので少し緊張したが、笑いをとりながらしゃべれたのでまあまあか。
若い人、団塊世代の人、翻訳を勉強している人や翻訳家など多彩なメンバー。女性が多かった。同じ本を読んでいるのに、立場や考えや受け取り方が違っているのもおもしろい。エルロイに入れこんでいる人もおり、かなわんかったという人もおり。

翻訳本の編集者による「ブラック・ダリア」のおしゃれなレジュメが配られた。エルロイと彼の作品について書かれている。エルロイ以外のブラック・ダリア(エリザベス・ショート)殺人事件を扱った作品の紹介が勉強になった。ノンフィクションと分類されたところに「ハリウッド・バビロン」(ケネス・アンガー)があるのがうれしい。長年のわたしの愛読書(最近あまり出してなかったが)だから。「エルロイの脳内にはこの本のようなあれこれが詰まっているのです。」という解説になるほどとうなづいた。
9時に終了して二次会は遠慮して帰宅。

ヴィク・ファン・クラブのほうは例のごとく雑談の3時間だった。会報の内容についてあれこれ。読書のこと、原発関連のこと、会員の活動のことなどいろいろ。ギネスとおいしい料理の楽しい時間。
例会に来てほしい人、原稿を書いてほしい人が仕事と家事・育児で忙しくて時間がとれないのが残念だ。

サラ・パレツキーの新刊、短編集『アンサンブル』は5月下旬発売

ツイッターを開いたら早川書房の編集者さんのツイートが目の前にあった。なんだか通じてると思っておかしくなったが、サラ・パレツキーの新刊、日本オリジナル短篇集「アンサンブル」は5月下旬発売とある。さっそく「今月の会報に間に合ってうれしい」とRTしたら「10篇収録。うち4篇がVIものです」と応えてくださったので、お礼を述べた。お気に入りに入れたひともいるし、ヴィク・ファン・クラブ会員のツイッター初体験のKさんは「やったあ!」と初返信。ミクシィのつぶやきに入れたらたくさんの「イイネ」がついていた。今夜はなかなかにぎやかな夜であった。
いま会報を制作中で表紙とあとがきとあと1ページが残っているのでどこかに入れる。ちょうど間に合ってよかった。

堅い記事あり柔らかい記事ありのA4 28ページ、作りながら原稿を書き、隙間なく文字でうまった。最近は写真のあるページはレーザープリンターでカラーで出しているので読みやすくなったと思う。明日もうひと頑張りしてあさって送るつもり。