「福島の子ども達を救え小児科医ネットワーク」の放送をユーチューブで

7月7日の日記は〈「福島の子ども達を救え小児科医ネットワーク」と山田真さん〉というタイトルで書いた。
7月5日の夜、ケーブルテレビ「朝日ニュースター」8時からの「ニュースの深層」で医師の山田真さんと上杉隆さんの対談があった。わたしはケーブルテレビに加入してないので見られなかった。それでミクシィ日記で見た人は報告してほしいと告知したら、Hさんがわたしへのコメントとご自分の日記に丹念な報告を書いてくださった。それをヴィク・ファン・クラブの会報に転載させていただいたのを読んだ会員のTさんがユーチューブを見つけた。そのツイートをさっき読んで、見たところである。
「福島の子どもたち 放射線の影響と健康状態は?」 1〜3まである。

あとで疲れが出てきそう、ヴィク・ファン・クラブの会報

この暑さの中を会報作りに熱中している。明日は通夜、あさっては葬式に行くので、出来上がりはしあさってかな。ほとんどできていて、あとがきを書いて綴じて封筒入れしたらいいのだが。明日の昼の間にできるだろうか。昼間は暑いから昼寝しておきたいし。
ちょいと出かけはしたが、この一週間たいてい深夜までやっていた。たいした人数の会員ではないのにこんなに時間と労力をかけて無駄と思うこともある。自分の作品みたいなものだと思っているからできるんだけど。こんなことを毎月考えつつ20年経とうとしている。

サラ・パレツキーさんに好意ある返信メールをいただいた。311以後わたしは変わった。毎日をよく考えて生きるようになった。その思いを手紙にしたのを、受け入れて読んでくださったことがわかる返信だ。今月号はそのメールの原文と会員で翻訳家のIさんに訳していただいた日本語文を載せている。わたしの書いた日本語は先月の会報に載せて、それをIさんに英訳していただいたのを今月号に載せた。

山田真さんの医師としての活動や、署名活動、731デモのお誘い、モンゴルの原発事情など、みんな自分が動いて知ったことを書いているのがすごい会報だ。もちろんミステリ記事もあります。

義姉の一周忌に箕面へ そのあとVFC例会

義姉の一周忌法要が箕面観光ホテルであり、昼食が別館の桂公爵別邸あとの座敷ということで、早起きしてなんやかや用事して9時半に家を出た。電車に待たされることもなかったが、11時からの法要にかろうじて間に合った。もうちょっと余裕を持っていけばもっと緑を味わえたのだが。

去年の四十九日法要のときと同じ場所で法要があり、そのあと食事会になった。独りになった兄と長男夫婦が主催の食事会で、去年参加していた同じ人たちが一年分老けている。容赦ない歳月の力を感じた。わたしだって去年と比べると足の調子は悪いし同じように顔も老けているだろう。亡くなった人は写真になってにこやかにみんなを見渡している。

懐石料理は今年も凝った料理が次々に出ておいしかった。若いメンバーがみんなのところを回ってビールをつぎ、わたしらのところではコンピュータの話をうれしそうにしてくれる。マック派が増えてうれしい限り。帰ったらツイッターのフォローがしてあった(笑)。

相方が美容院&貸本店アンポポの情報として箕面ビールがうまいと聞いてきた。帰り道のお店の看板に「箕面ビール」とあったので入ったら、狩人料理(鹿、猪)の店だった。ここらへんは鹿、猪は害を及ぼすので獲ってもいいことになっているそうだ。この店はその肉を利用をしている。ハム、ベーコン、つくね、その他フライなどに仕立てた料理を1皿頼んで箕面ビール。お腹いっぱいのところへまた食べて眠くなった。冷たいお茶をもらって帰り道はものすごい日射しで倒れそうだったが、なんとか梅田へ。

紀伊国屋で本(フェルディナント・フォン・シーラッハ「犯罪」とジョー・ゴアズ「硝子の暗殺者」と「ミステリマガジン」8月号)を買って、三番街をうろつき、バーゲンでTシャツを2枚買って、ヴィク・ファン・クラブの例会にシャーロック・ホームズへ。

1日に2イベントは疲れるが行かなきゃいけないものは行く。帰ったらどっと疲れが出て甘いお菓子を食べて慰労(笑)。

深夜のコピーとり

深夜っていってももう4時過ぎた。さっきお風呂で髪を洗ったので乾くまでもう少し起きている。ドライヤーはあるんだけど使ったことがない。何年も使ってないから壊れているかも。いつもタオルで水気をとって自然乾燥している。
いまヴィク・ファン・クラブの会報をつくっているところだ。先月はわりと早くできたが、今月は途中で出かけたりすることが多かったのでまだまだである。自分が書く原稿にも時間とアタマがとられたし。

最近、夜明けを見てから寝ることが多い。2時までに寝ると翌日はすっきりするのにいつまでも起きている。悪循環と思いながらパターンができあがっている。でも、この時間は外の道を走る自動車の音もなく静かなのがいい。
コピー機が快適に動いているのがうれしい。ビンボーな第2市民なので当たり前のことが喜びとなる(笑)。

「ネットワーク放射能汚染地図」それからVFC例会、その後にパーティ(WwW)

 

お昼に起きて3時からテレビでETV特集「ネットワーク放射能汚染地図」を見た。評判になっていたのを3回目の放映ではじめて見た。涙なしでは見られない過酷な現実が次々と映し出された。静かに暮らしている人たちの上に降りそそぐ放射能。こんな無惨なことをされる覚えがない人たちの上に過酷にも・・・。

4時半に終了したのであわてて支度して西梅田へ。ジュンク堂で新刊案内を見て読みたかったジョージェット・ヘイヤー「紳士と月夜の晒し台」という奇妙なタイトルの文庫本と「ミステリマガジン」7月号を買い、VFC例会場所のシャーロック・ホームズへ。はじめてあったYさんと楽しい4時間を過ごした。よくしゃべりよく笑った。ミクシィやメールで親しくなって入会された方だが、会ってしゃべると距離がぐっと近くなって楽しい。こういう楽しさがあるから会を続けている。わたしは人間(好もしい人にかぎるが)が大好きなんだなぁ。

11時に相方と地下鉄の駅で待ち合わせて西本町の画廊ACDCへ。ここで開かれているパーティに相方が招待されていて、〈お連れさま〉一人オーケーなのでくっついていった。ライブとDJを3時間。爆音が気持ちがよくてぼーっと聴いていた。
まだ他へ行くという相方と別れて帰宅。食べたら元気になるというローチョコが1個だけあるのを出かける前に半分、帰ってから半分食べた。まだ眠くないのはそのせいかな。

ヴィク・ファン・クラブ例会日、その前に細野ビルヂング

マイケル・コックス「夜の信義を」をおおかた読んだのだが、今夜はまだ感想が書けそうもない。ツイッターの読み過ぎだが、いまいちばん興味のあるところだからしゃあない。原発事故について勉強中。勝間和代って最初から好かんかったがほんまに好かんわ。上野千鶴子とどっこいどっこいに好かん。

今日はヴィク・ファン・クラブの例会日なので、ジュンク堂へ寄ろうと思って早めに出たら、細野ビルの近くで細野さんとばったり出会った。ちょうどいいところで会った、話があるからお茶を一杯と言われてビル内へ。話というのは、今日細野ビルでやるはずだった大阪市西区の催し「魅力伝道師による音楽のある写真展覧会」が地震のために中止になったことだった。ここんとこ細野ビルにはご無沙汰していたので知らなかった。
午前11時から午後5時までの写真展示と音楽演奏(リコーダーと鍵盤ハーモニカ)という静かなものなのだが、自粛することになったのだという。急なことで展示者と出演者には知らせたが、肝心のお客さんには知らせることができなかったため、来た人に謝って帰ってもらうしかない。一人一人にビルを案内するにも、入場者が重なってしまうとできない。区役所からはだれも来ないので、細野さんは昼ご飯を食べずに朝から夕方まで一人で対処していたという。
そのパンフと中止と書いてある紙を「細野ビルヂング情報サイト」に載せてもらいたいというのがわたしへの依頼だった。オーケーしてあわてて梅田へ。

ジュンク堂滞在時間は30分になったが、目的のサラ・パレツキー「レイクサイド・ストーリー」「センチメンタル・シカゴ」をまず買った。サラ・パレツキーとVFC普及のために、貸本屋「アンポポ」に置いてもらう。本にはVFCの名前とわたしのメールアドレスを貼っておく。
もう1冊、ピーター・トレメイン「死をもちて赦されん」を買った。修道女フィデルマのシリーズの最初の作品がようやく訳された。7世紀アイルランドの物語なので、読みやすいのが最初に訳されていた。ちょっとお店で読み出したら、若きエイダルフが出てきた。おっ、フィデルマと初対面のシーンがこれからあるのね。興味しんしん。

例会のほうはいっぱい食べておしゃべりふっとう。フィッシュ&チップス、ソーセージ炒め、サンドイッチ、すじ肉のワイン煮、そしてギネスとアイリッシュコーヒー、今宵は肉食可で胃袋がびっくり満足、おしゃべりで気分も満足。

ヴィク・ファン・クラブ会報10月号は、特集「サラ・パレツキーさん 日本の日々」

ようやく会報ができた。今月は特集「サラ・パレツキーさん 日本の日々」、明日送る。東京でのサイン会&ミニトークと日本ペンクラブの講演会に参加された人たちの詳しい報告や感想。そして奈良での食事会と翌々日のお見送りと、じかにサラさんご夫婦と接することができたメンバーの報告が楽しい。参加できなかった人からの熱いメッセージもうれしい。

サラ・パレツキーさんから日本へ行くこと、最後に関西へ行くつもりなので奈良で会いたいというメールをいただいてから、何度かのメールのやりとりで場所や時間が決まっていった。その日に奈良へ行けるメンバーは自然に決まった6人で、東京、岐阜、名古屋、神戸、大阪×2が当日午後に集まった。

メールをいただいてはいるものの、ご自身のツイッターで15年前に会ったヴィク・ファン・クラブの人たちと再会したい、そしてブログでは再会した写真も載せてださった。世界に向けてだからうれしい♪

少し風邪気味だけど元気

この1カ月くらいはサラさん来日に向けての会報づくりや連絡メールで忙しかった。昨日の光合祭で冷えたってこともないが、ようするに張り切り過ぎがたたったのだろう。今朝はすこし風邪気味。寝ていたらヒューという小さな音が自分の胸の内から聞こえたと思ったら咳が出た。
起きてから野菜と豆のカレーをつくって煮込みながら半身浴して、食後は2時間寝たらかなり回復。だけど夜遊びのPANORAMA行きはお休みにした。

うれしいメールがきて、一人悦にいっている。サラ・パレツキーさんのブログにわたしらの写真が1枚入っている。

もういっちょう、ツイッターにあったサラさんの出発直前のコメントを教えていただいた。
I’m getting ready to leave for Japan where I’ll have the opportunity to speak and take part in the International PEN Congress on literature and the environment. Very excited, especially at the opportunity to meet up with some of the strong interesting women I met there fifteen years ago.

サラ・パレツキーさん夫妻をお見送りの巻

サラさんご夫妻は昨日はお二人で古都奈良を散策して楽しく過ごされたそうだ。雨もたいしたことがなくかえって落ち着いてよかったとのこと。
奈良から東京へもどられるのを、京都まで送ってほしいと頼まれたので、通訳を翻訳家の飯干京子さんにお願いして難波で待ち合わせた。初対面だったけどすぐにわかり、ミクシィで長くつきあっているので奈良までの車中を旧知のように話し合っていた。

9時半に奈良ホテル到着、すこし早かったので近所を散策してからロビーへ。ここのロビーへ一度入ってみたかったのよね。クラシックですごくおしゃれ。すぐにサラさんが見つけてくださった。喫茶室で新聞を読んでいるコートニーさんがカッコいい。タクシーがくるまで庭で写真を撮る。サラさんはジーンズにスニーカーの軽装がよく似合っている。お二人の中に入って撮ってもらったけど、真ん中が谷だ(笑)。

タクシーで奈良駅到着。エレベーターの場所など確認しておいたのでさっさといき、時間があるので駅内のカフェでコーヒー。サラさんはiPadを出して写真を見せてくださる。コートニーさんはiPhoneで時間を見ておられた。
近鉄特急は指定席で4人向かいあって座った。飯干さんの流暢な英語で会話がはずむ。外は黄金色の田んぼが続き曼珠沙華が咲いている。快適な35分が過ぎて京都着。

新幹線の乗り場って電車を降りたらすぐなんだ。ずっと向こうのように覚えていたのはなんでやろ。ホームに上がってのぞみが来るのを待った。列車に乗り込まれるのを待って外で見ているとサラさんが中腰になって手を振っている。

お見送りが終わってホッと一息。二人で駅ビルを長いエスカレーターでのぼって昼食。JRで大阪へもどった。帰ったら疲れが出て一眠りしたけど、目が覚めたら元気回復していた。ああ、楽しかった。

サラ・パレツキー「サマータイム・ブルース」[新版](2)

2カ月ほど前にヴィクシリーズを友人に貸してあげることになったときに、「サマータイム・ブルース」だけがなくてごめんねと言って2巻からお貸しした。だれかに貸したままなんだけど、25年間に何冊か買っているのよね。それも最後になくなっていた。今回、[新版]が出てよかった。読み終わればやっぱり第1作はういういしい。

シカゴはいま7月。V・I・ウォーショースキー(ヴィク)はミシガン湖沿いに車を走らせている。レイク・ショア・ドライヴから離れサウス・ループへ出てモンロー通りの煙草屋の隣にあるプルトニー・ビルに入る。エレベーターが動かないので4階まで階段を上がる。薄暗い照明の下のドアの文字は〈V・I・ウォーショースキー、私立探偵〉
部屋に入りエアコンのスイッチを〈強〉にすると、ヒューズが切れて照明の電気も消えてしまう。窓を開けると通りの反対側にある〈アーニーのステーキ店〉のネオンがまたたいている。
そして依頼人が訪ねてくる。横柄な男で職業別電話帳で見つけたと言い、一人の女子学生の居場所を探るように依頼し、現金で500ドルを支払って去る。
何度読んでもハードボイルド私立探偵小説の出だしとして最強。

25年前のわたしは、幼少時から読んでいたのに離れてしまったミステリの世界にもどってきて数年後だった。数年間古本屋でポケミスを買いあさり、ハードボイルドミステリが自分にぴったりくることに気がついた。ハメットやチャンドラーは昔ある程度読んでいたので、その後継者たちの本をたくさん読んだ。そして出合ったのがロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズだった。最初の数冊を読んだときの熱狂はすごかった。そしてサラ・パレツキーのヴィク・シリーズが出て並ぶことになった。
二人ともインテリの作家で、第1作はハードボイルドミステリを研究し尽くして書いており、すごくうまいけどちょっとパターンどおりかなと思うところがあった。でもところどころはみ出している部分があっておもしろかった、2作目からそれぞれの個性ある作風になっていったと思う。

女子学生を探して大学に行き、先鋭な女性たちのグループに接近する。依頼人は怯えきっている14歳の少女とヴィクが言うと、やっぱりおまわりじゃないのと返される。その返事「わたしに命令できるのは、警官、市会議員、局長といった階級組織ではなくて、わたし自身だけよ」。そしてピーター卿なら気の利いた会話でなんでも聞き出し、そのあとレズビアン自由基金へ200ポンド寄付するだろうと続くのがおかしい。本書ではもう一カ所ピーター卿の名前が出てくるので、サラ・パレツキーによってドロシー・L・セイヤーズを知った人も多いと思う。
(山本やよい訳 ハヤカワ文庫 940円+税)