サラ・パレツキーさんご夫妻と楽しい会食

だいぶ前にサラ・パレツキーさんが日本ペンクラブ主催の講演会に来られるのを知った。今回は東京行きは無理だとしょんぼりしているところへメールがとどいた。東京が終わったら京都と奈良へ行くので、奈良で会いましょうとあった。
それから外国生活が長く英語に堪能なUさんを中心にして同行する人を決め、役割分担を決め、わたしを除くと初対面の人ばかりだからメールで交流をはかって今日を待った。

よく晴れた気持ちよい日になった今日、東京、岐阜、名古屋、神戸、大阪×2の6人が2時間前に奈良のカフェに集まった。英語に堪能な2名を中心に役割分担は決めてあったから会話はスムーズに運び興奮は高まる。タクシーに乗って和食の店でサラさんとコートニーさんの到着を待った。
6時半からの会食は9時までだったが、その間にプレゼントの交換して、本にサインをお願いして、いっしょに写真を撮って、もちろん濃い会話をして、大車輪の2時間半だった。

お二人は和食を上手に箸を使って食べられ、燗したお酒を飲まれてすっかり日本になじまれている。それもそのはず、コートニーさんは囲碁に造詣が深いのだ。サラさんの側にはUさん、コートニーさんの側にはKさんがついて通訳。その連係もうまくいって会話がはずんだ。

サラさんはヴィク・ファン・クラブの活動がヴィクシリーズを日本に根付かせてくれていると手を取っておっしゃってくださった。こちらはヴィクシリーズを読むことで男性探偵崇拝視線からフェミニズム視線に変われたと感謝の言葉を伝えた。

帰りはUさんと二人でご苦労さん会をミナミのタムタムカフェでやって、ホテルに彼女を送ってタクシーで帰宅。

サラ・パレツキー講演会の報告に感動

9月23日にあった日本ペンクラブでのサラ・パレツキー講演会の感想を、ミクシィの「サラ・パレツキー コミュニティ」の書き込みで読んだ。すごくきちんと聴いての報告と感激に心打たれた。コミュに参加している女性たちが、尊敬する作家の言葉を伝えたいという気持ちで真面目に書いているところがすごい。きっと新聞や雑誌に有名人が感想を書くだろうけど、もうそんなものは読まなくてもいい。

ヴィク・ファン・クラブが発足した19年前にはパソコンはあり、翻訳者の山本やよいさんがヴィクのことが出ていると教えてくれた〈パソコン通信〉の「ミステリ会議室」におそるおそる入った。結局、そこはしっくりこなくて、会報をつくるためにタイピングの練習をしたり、ソフトの使い方を覚えたりのほうに精を出した。

阪神大震災後にインターネットをはじめた。そして掲示板で発言することを覚えた。ヴィク・ファン・クラブのサイトを作ってから何年か後に掲示板「VFC BBS」をはじめた。覚えてくださっているかたもいらっしゃると思うが、大もめしたり、けったいな人が入ったりのド派手な掲示板だった。わたしのネット経験を豊かにしてくれたといまは感謝している。

ミクシィについていろいろと言われているけれど、「サラ・パレツキー コミュ」についてはありがたく思っている。ここで知り合った人が語り合える友になり、ヴィク・ファン・クラブの会員になり、親友にもなった。