昨日は法事でした

昨日は姪Sの夫の七回忌に行ってきた。うちとしては早起き。でもまあ朝ごはんは〈ぐらぐら白湯〉だけなので、シャワーして着替えして戸締りして早めに出かけた。四十九日と三回忌のときは一人で行ったのだが、昔わたしが住んでいた場所に近いので、センチメンタルジャーニーという感じでその近所を歩いてみた。せっかく早く出たのにうろうろに時間をとられてギリギリに迎えにきてもらったんだった。今回は感傷抜きでうちの前からタクシーで直行。淀川を越えるときには淀川花火の話をたっぷり聞かせてもらった。

早すぎかと思ったら、みなさんもうお揃いでやっぱり最後、かと思ったらもう2人来られたからよかった。読経とお話で1時間、にこやかにお坊さんがお帰りになって、あとは姪の娘、新婚のT夫妻を囲んで話したり、姪Aの夫が定年退職とのことでいろいろと話したり。七回忌の主人公のお兄さん夫妻のサッカー話が賑やかで四国のサッカーの話をいろいろ聞けた。岡田武史さんの名前を久しぶりに聞いた。

座を移して昼食に。行きしに森友学園のそばを通った。「あれがあの・・・」と姪Sが説明。目立つ赤い建物であった。写真で見るのとはインパクトが違う。
フルコースの和食でお腹がいっぱいになり、姪の娘Tが記念写真を撮った。気がついたら、兄と姉が欠席なので、わたしが長老なのであった(笑)。
帰ってから昼寝をして目が覚めたら暗くなっていた。
それから昨日書いたけど、映画( アルフォンソ・キュアロン監督『大いなる遺産』)を見て寝た。

アルフォンソ・キュアロン監督『大いなる遺産』

1998年の映画、上映されてすぐに見たように覚えている。グウィネス・パルトローが大好きなころですごく美しいのに満足した。でも、エキゾチックなシーンは気に入ったけど、元の物語はディケンズなのでもひとつな感じだった。フィン役のイーサン・ホークのことは全然気にしてなかった。若くてきれいな俳優さんという感じだった。

その後、ディケンズの本を渡英する友人にたくさんただいた中に『大いなる遺産』もあって再読した。すごくおもしろかったのでチャンスがあればもう一度映画を見たいと思っていた。映画を見たので今度はもう一度原作を読みない。
今夜は見るかと聞かれて「イーサン・ホークとグウィネス・パルトローやん、見る〜」と二つ返事。前に見たときよりも原作を再読してるし、目下イーサン・ホークの大ファンなんだし。

フィンは兄夫婦といっしょに暮らしている。ある日、海で脱獄囚の男につかまって脱走の手助けをする。男は警察に捕まったとテレビのニュースで知る。ある日、フィンに屋敷の老婦人から誘いがあった。屋敷を訪れると古〜い屋敷の荒れた庭がすてきで、屋敷に入ると厚化粧の老女(アン・バンクロフト)がいて不気味。金髪の美少女が蝶のようで不思議。フィンは少女エステラに魅せられる。大人になったフィンを演じるイーサン・ホークが美しくて不安げなところもよくて、イーサンだけを見るためにまた見たいと思った。大人になったエステラ(グウィネス・パルトロー)も美しい。

昔助けたことのある脱獄囚役がロバート・デ・ニーロ。彼の陰の助けがあっていまの成功が得られたのだが、フィンは助けを無駄にせず画家として世に認められた。娘を連れたエステラと故郷の海で向き合う。