昼は軽食で

我が家は二人とも食について聞いたり読んだりしてなるほどと思ったことはすぐに実行にうつす。そしてそれを吹聴するクセがある。1日2食が身についたことは何度も書いているが、それは実行がラクだから(笑)。
2食にしても大食らいはやまなかったのを、最近尊敬しているお医者様が「1日2食で昼食は軽く」と書いておられるのを読んでなるほどとなって結論が出た。お昼は蕎麦など麺類にしよう。または紅茶とサンドイッチとサラダに。そしておやつを少々。その代わりに晩ご飯はご馳走にする。
寝る前に魔法瓶に白湯をつくっておき、寝る前と朝飲むのがいいと聞いて実行してからもう1年くらいは経つかな。これはなにに効いているのか知らないが、とてもからだに良いように思える。

だいたい炊事に凝り過ぎ(本人はきっちり作っていると思ってやっているが時間がかり洗い物が多い)で、昼も夜も手間がかかっていた。それを晩ご飯だけにすれば時間の節約にもなる。わたしの食器洗いもラクになる。
なによりも、わたしの体重の増加を防げる(笑)。

秋の楽しみ

この3日ほど暑い日が続いている。先週寒いほどの日があってあせったが、また暑くなってほっとした。今日も暑かったが、そろそろ涼しくなってほしいなあと身勝手なことである。

姉の庭の萩が8月半ば過ぎから咲き出して弧を描いた枝についた満開の花がすごくきれいだった。花の宴をしようと思ったら蚊の襲来で無理だったが、花瓶にさした花のもとでお茶して満足した。近所の人にも切ってあげて喜ばれた。けっこう長い間楽しんだけど、今日は庭仕事のあとで咲き終わった枝を切り落してゴミ出しした。花の命は短くて・・・。

今日は仕事の塩梅で午後から相方と二人で姉の家に行ってきた。
古くからある衝立てのスノコのようなのを外して山水画に入れ直した。家のあちこちのすだれを外した。そして萩の世話。
これから咲くのはホトトギスでつぼみがいっぱいついている。その横で水引草がたくさん赤い花をつけていたので切って仏壇に供えた。
気がつくと水仙の芽がたくさん出ている。来年の春はたくさん咲きそう。

晩ご飯はビールと日本酒、野菜サラダ大盛りと茹でた海老のタルタルソース添えと牡蠣フライと京都の野菜弁当と量が多く選択がよかったせいで、心地よく満腹した。お茶に最中。帰ってからコーヒーとクッキー。

3連休終わる

3連休が終わった。いい天気で暖かく楽しい休みを過ごしたという人も多いだろう。わたしはなーんにもせず、どーこにも行かず、人にも会わずに、ぼーっとして過ごした。休み前が雨だったから洗濯物がたまっていたので洗濯はいっぱいした。干した衣類が風にたなびくのを見て幸せな気分になった。
3日ともお昼前まで熟睡していて結果は夜の3時まで読書とネットと夜の長風呂。夜のお風呂は気分良い。暑くも寒くもなく快いお風呂でうたた寝したり。

そうそうちょっとは働いた。家の掃除をして冷蔵庫をきれいにした。そして先日からかかっている仕事、本棚をしつらえて押入れから徐々に本を並べる作業中。本を点検して捨てるのと置いとくのを決めるのが一仕事。驚くようなものはないが、懐かしいのはあって、これは日にちのかかる作業になりそう。年内にやってしまいたい。

明日は姉の家で住まいを冬モードにする手伝いをする。日本家屋なので毎年の用事を片付けるのが一仕事。終わってから晩ご飯をいっしょに食べる予定。

本を捨てて捨てて、また買って

押入れに積んである本(ほとんどミステリー)をなんとかしたい。できたらお金にしたいと思ったが、アマゾンの中古本を見たらかなりが1円で買えそう。すこしくらいは値段のつきそうなのもあると思うが、点検するのがしんどい。もう捨てるしかないなと物を捨てるのが好きなわたしは思った。それで部屋の片付けをして本棚を設け、並べたり積んだりできる分を出してそれ以外は捨てる。
女性探偵ものをけっこう集めていたが、出してみるとほとんど忘れている。もう一度読みたいかというのも判断基準にして、どんどんゴミ箱に出していった。まだまだ1/5くらいしかすんでいないけど、ちょっとほっとした。本への愛着があると思ったがそうでもないようだ。身軽になるほうがほっとする。

あんなに好きで出るたびに買って10数冊はあったスペンサーものは4冊になった。すべて持っているのはサラ・パレツキーとドロシー・L・セイヤーズ。ダルグリッシュ警視長もののP・D・ジェイムズ、ダルジール警視もののレジナルド・ヒルが全部揃っている。これは置いとこう。あとは好きな作家の好きな作品を選ぶこと。おっと、ヘニング・マンケルの本も全部あるなあ。アイルランドの尼僧ものも。前途道遠し。

いまいちばん好きなミステリ作家はアイスランドのアーナルデュル・インドリダソン。きれいな装丁の本が3冊ある。さっき最近もう1冊出たのを知って注文したところ。『湖の男』、主人公がアイスランドの首都レイキャヴィク警察のエーレンデュル犯罪捜査官。誠実で確実な捜査官でいまのお気に入り

冷蔵庫を掃除

みなさんは冷蔵庫の掃除をしょっちゅうやってはるのだろうか。わたしは掃除は手抜きで平気。たまに気になるけど、ホコリでは死なないというほう。それで、そのうちやろうと思い、そのうちがなかなかこない。お風呂とトイレの掃除はよくやるほうだが。

涼しくなったら冷蔵庫の汚れが目立ってきた。普通は春になって明るくなったら汚れが目立ってきたというけど、今年の春はどう思ったのかな、掃除しようという気が起きなっかった。夏は汚れが気になっても体を動かす気にならなくて、目をつぶって汚れてないふりをしていた。気になる?気にならない?気にならないふりをしてたというのが正解(笑)。
今日はまず冷蔵庫の内外を拭いてきれいにした。冷凍庫は明日する。それから鍋類の棚と食器棚も明日の仕事。

そろそろ部屋全体の掃除をして部屋を夏モードから冬モードに替えなきゃ。今日はクッションと膝掛け毛布を出して椅子生活を快適にした。次はカーテンだけど、いつになるかな。

何度でもいうけど、秋は柿

近所の無農薬野菜の店で相方が柿を買ってきた。袋入りの柿を眺めていたら、店のおっちゃんに「こっちの山田さんちの柿が断然うまいよ」と誘われたから買ったという。柿1個ずつに「山田さんちの種無し平柿」というシールが貼ってあった。おっちゃんがむちゃくちゃおいしいでといったとのことでさっそく食べた。柔らかくて甘くてむちゃうま〜い。固い柿も嫌いじゃないが、甘くて柔らかめの柿が最近好きになっている。トシのせいか、歯が弱ってきたみたいで、固い柿を食べるのはいやではないが、柔らかい今日の柿のほうが食べやすい。
前の行に「固い柿も嫌いじゃないが」と書き、いま無意識に「固い柿を食べるのはいやではないが」と書いてしまった。

出始めの固い柿を最初のうちはよく食べたが、今日の柔らかい柿のほうが、今のところはよい。どんどん柿が出回り安くなっていくころ、まとめて買った固い柿をカゴに入れて置いとくうちに柔らかくなっているのを食べるのも好き。
これから出てくる富有柿やら御所柿が楽しみ〜

堀江からアメリカ村へ カズオ・イシグロさんがノーベル賞

「誕生日にご飯を食べに行かなかったなあ、明日アブサンに行こうか」と相方が言い出した。この前の日曜日に大阪南港でアブサン主催の野外パーティがあって楽しかったそうだ。そのお裾分けと称して今日も飲もうという魂胆が見えてるけど(笑)、姉のところでお手伝いさんをやったあとの気晴らしになるかと同行した。ジョローナで待ち合わせている間に姉の誕生日プレゼントに秋らしいスカーフを買った。

エスニックな料理をいろいろ頼んでワインを飲み、お店の人と楽しい会話をしてから、アメリカ村のバーへ行った。信じられないような凝ったテーブルと椅子に驚いた。趣味でこういうものを集めて使うことに喜びを感じている人がいるんだ。お酒の味が引き立つ。一杯だけ飲んでタクシーで帰宅。タクシー待ちの三角公園付近でちょっとおぼろな月を見た。

今夜は始まりが早かったから終わり時間も早くて、帰ってからじゅうぶんツイッターで楽しんだ。カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞をもらったニュースがあった。前からなぜ彼の名前が話題に上がってこないか不思議に思っていたからうれしい。

くしゃみにはなみず

くしゃみが出て、はなみずが遠慮なく垂れる。ちょっと待てよ。くしゃみ、はなみずの季節は春やで。毎年春になると花粉症関連で悩まされてるやんか。秋もそうだったっけか。
ご飯食べていたら鼻水がたれてるといわれ、くしゃみが遠慮なくはくしょん。風邪引きでもないしなんやろか。もしかしたらこれから風邪を引くのかな。

それで今日の日記を書き始めたのだが、ちょっと昔を振り返ってみることにした。
「カテゴリー:生活、健康」のところで、はじめて整体院へ行った日の日記が出てきた。2014年3月だから、もう3年以上通い続けているんだ。その前に姉がお風呂から出られなくなった事件があって、救急車に来てもらって助かったのだが、そのあとのためにわたしが呼ばれて一泊した。日本家屋で客布団で寝たら毛布を巻いてたけど冷えて腰にきた。

そのおかげで真面目に整体院を探したのだから結果オーライ。今日も行ってきた。
パソコンに向かっているいまのところは、鼻も喉もいい感じ。好きなことをしていると鼻水もどこかへ行ってしまうみたいね。ということは風邪ではないようだ。秋にくしゃみ鼻水で悩まされたという記事は見当たらなかった。

沈黙の贈り物「顔施」

だいぶ前に買った〈インドの生命科学〉『アーユルヴェーダ』という本を本棚の奥からときどき出して読む。いろんな体に良い食べ物のこと、白湯を飲め、体の動かし方、一日の過ごし方など、お節介といいたくなるようなこまごまとした記述がある。今度暇なとき読もうとつぶやいて雑誌置き場に積んだりして忘れてしまうのだが。

昨日またまた取り出して広げたところに〈顔施〉という言葉があった。「仏教の言葉で〈顔施〉(笑顔を与える)と呼んでいます。このような沈黙の贈り物こそ、パワフルなのです。」とある。まわりの人にしてもらったことを考え、次に自分が人にお返しする気持ちで与えること。
まあ、まあ、そんなに理由をつけなくても、お返しということでなくても、こちらから笑顔を差し上げたらよいのだろう。

いい言葉を読んだと思い、相方にそこのところを読んでやった。「ほらみてみ、あたしの笑顔、いつも顔施してるで」
最近、姉の連れのお年寄りに話しかけられてつい話し込むことがある。笑顔で相槌を打つと相手も笑顔になる。これも顔施じゃん(笑)。
本はこのあと難しくなるが、それはまた暇なときに読むことにして、今日はお休みなさい(笑顔)。
(上馬場和夫・西川眞知子 農文協 3900円)

サラ・ブレーデル『失踪人特捜部 忘れられた少女たち』

このまえ難波のジュンク堂をぶらついているとき目に止まり、北欧の刑事物ならいけるだろうと知らない作家だけど買ってみた。用事の合間に読み出してぼちぼち進んで10日もかかったけどおもしろかった。うまい作品だなと思ったら著者紹介にデンマークの人気ミステリ作家とあった。たしかにうまくて魅力がある。

主人公は新たに失踪人特捜部に配属された女性刑事ルイース・リック。用意された部屋に黒づくめの変わった感じの刑事アイクが入ってきた。ルイースの目線で話が進むので読みやすい。不良っぽいアイクだがルイースにだんだん惹かれていく。

ルイースには結婚を決めていた恋人クラウスが首をつっているのを見た過去があった。彼女はそれ以来独身をとおし、両親を失った子供を養子として育てている。
森でのレイプ事件を調べはじめると、過去の事件も浮かび上がる。ルイースはアイクに最初は違和感を持つが、共同で仕事をするうちに打ち解けだんだん協力しはじめる。
ルイースの友人で元新聞記者カミラも独自の考えて調査をはじめ、目の前にせまった自分の結婚式を放り出して関係者を訪ねてまわる。
第二作が読みたい。翻訳出るかな。
(河井直子訳 角川文庫 1000円+税)