クシャミ交代、なんでやろ

ここんとこ毎日「明日は花粉の飛散が多いでしょう」と天気予報でいっている。これまでうん10年にわたって気にするのはわたしだった。蕁麻疹とともに花粉症もわたしの持病で、春に近づくと「痒い」のと「クシャミ」が並行して進行する。
今年は蕁麻疹のほうは順調(?)に出てきている。ちょっと暖かい日は痒い。痒いなあと背中をガシガシ掻くとそこが熱を持って腫れている。痒いのはかなわんが、掻くと気持ちよいのでめちゃくちゃ嫌な気分ではない。

先日から花粉情報が伝わっているのにクシャミが出ない。あまり外に出てないからかなと思っていたが、去年までは洗濯物の用事でベランダに出てもどってくるとクシャンとクシャミだったのに、今年はそれがない。

それがね。わたしと入れ替わりに相方に花粉症の症状が出ている。家ではクシャミと鼻水に間断なく襲われて、テッシュの箱を持って部屋の中を移動している。昨夜は心斎橋のクラブでお店の人がテッシュの箱をテーブルに持ってきてくれたとか。

なんで二人でクシャミとなれへんのかおかしい。ダンナがクシャミしてあぶあぶしているときに滞りなく食べたり飲んだりしているのだからええ気分や。こんなんいうてたらバチが当たって明日からクシャミの嵐になるかもしれんね。

お水取りが終われば、春

お水取りが終わる3月14日が待ちどうしい。その日を限りに寒さが引っ込むわけではないが、お水取りが終われば春と昔からいうてきたんやから。

一度暖かくなってからまた冷え込むのはつらい。今年はそれが何度かあった。暖かい日は気分が良くて膝も調子よく動いて膝痛から永久に解放された気分になる。寒い日は、今日もだけど、室内でも動きづらくて、あの暖かかった日の開放感はなんやったんやと思う。
明日は午後3時が最高で12度だからやっぱり寒い。
月曜日は15度、まあまあ過ごしやすそう。火曜日になるとなんと20度、水曜日は22度やって。いまの寝具で寝たら暑くて夜中に掛け布団をはいでしまうだろう。

その後の気温はどうなるんじゃろね。
毎日が暖かくなったら家中を掃除して、毛布類カバー類の洗濯して、パジャマや部屋着を春向けに替えて、厚手のはしまいこまねば。

背が伸びた?

今日の午後に美容院シュリットにカットと茶髪にしてもらいに行ったのだが、ドアを開けて入ったとたんに「背が高くなった!」とシマさんが叫んだ。まさかのまさかですよ。わたしはこどもの時から背が低くて、公称150センチといってたが、実際はちょっと足りなかった。最近は145センチくらいといっている。長いこと測ったことがないからわからないが、とにかく低い。
シマさんも小柄だがわたしよりは高い。いつもは自分の目の高さよりずっと下にわたしが見えてたのに、今日は目の高さに見えるという。かなりオーバーだ(笑)。会話はそれっきりだったが、最後の仕上げのときにまたいわれた。そのときは思い当たるところがあった。
日々のストレッチが効いているのだ。こういうことやと思うよとテニスボールストレッチの話をした。首、肩甲骨、背中、腰の4ヶ所といったが、お互いに肩こり症なのでわかりが早い。そか、そか、そこにボールを当てて寝たらええんやなとシマさん超納得。テニスボールはお客さんがコロコロ体に転がすようにとくれたのを持っているって。さっそく帰ったらやるっていってた。脊柱管狭窄症の予防になるよ(笑)。

こうも考えられる。脊柱管狭窄症で背骨が縮むかどうかして背中がまるくなる癖がつき、見た目も背が低く見えていた。ここにきて毎日ストレッチして1ヶ月半経ったら背中が伸び、背も伸びてきた。
もしもほんまに背が伸びているとしたら万々歳だ。ストレッチを続けよう。

明日の昼ごはんはアサリのパスタ

今日の晩ご飯は白いご飯とチゲ納豆の味噌汁と焼いた鮭と生椎茸炒めとトマトにマヨネーズが主の自家製ソースをかけた一皿で質素だった。節約して酒なし。しかもチゲ納豆は半分残して、明日の晩ご飯はご飯の残りとお餅を入れて雑炊にする。その代わりというかなんというか、明日の昼ごはんはアサリのパスタとアボカドとレモンをのせたオープンサンドのおしゃれなご飯だって。楽しみだ〜

うちはエンゲル係数が高い。テレビや新聞にはお金を払ってないが食い物にはお金がかかっている。肉や魚や野菜だけではなく、調味料などがバカにならない。オリーブオイルやハーブやコーヒーやお茶やチョコレートなど高価なものを買ってくる人がいるから。

明日は美容院シュリットに予約を入れてある。カットしながら名犬シェル君にパスタを食べた唇をぺろぺろされるのが楽しみ〜

メアリ・バログ『終わらないワルツを子爵と』

メアリ・バログの本が大好きだ。真っ当なイギリスの貴族の考えと生活が丁寧に描かれている。登場人物のどこまでも真面目で真剣な言葉や態度に惹かれて読み通す。
《サバイバーズ・クラブ》シリーズの第2巻。戦争で視力を失ったヴィンセントは家族の過保護を避けて自立しようと決意する。出会ったのはソフィアという少年のような女性だった。

訳者の山本やよいさんに送っていただいて二度読んだから、次に待っている友人にまわす。ずいぶん楽しんだ。毎度書いているけど甘い物語が大好きなのだ。

昨日の夜アンヌ・フォンテーヌ監督『ココ・アヴァン・シャネル』を見たら、フランスの贅沢な邸宅が出てきた。豪華な各部屋のインテリアがすごくて、家具や棚や引き出しの衣類の数々に目がまわった。
庭園の一郭に陣取ってピクニックするところは印象派の絵のよう。馬がたくさんいて庭園や周りの道を走れるし、ゲームもできる。

『終わらないワルツを子爵と』を読んだところだったのですごく参考になった。
孤児のソフィア(ソフィー)は貴族階級出身だが一人ぼっちでおばの家のお手伝いさんのように住み込んでいる。
その夜、ヴィンセントと出会い話して二人とも孤独なのを知る。
深夜おばの機嫌を損ねて家を追い出され教会に逃げ込んだソフィーをヴィンセントが助けて期限付きの求婚をする。女たち(祖母、母、姉3人)の過保護から逃れたい一心で。
その足でロンドンへ出て行ったのは前作『浜辺に舞い降りた貴婦人と』の主人公、ヒューゴとグウェンドレン夫妻のところ。グウェンの世話で翌日は美容師の手できれいになり、結婚式の衣装をはじめとしてひと財産ほどの衣装を買い込む。ヒューゴの屋敷ででソフィーは貴族のやり方を学び、結婚式と結婚初夜を迎える。《サバイバーズ・クラブ》のメンバーたちが二人を祝福し送り出す。

屋敷についた二人は驚く家族の中で自然に楽しくふるまい、家族らは二人を祝福するようになる。
目の見えないヴィンセントが自然にふるまえるように体を鍛えられるように配慮して庭園を考えたり、犬を訓練して目として使うとかソフィーの賢さがどんどん発展していくところが楽しい。
(山本やよい訳 原書房ライムブックス 1100円+税)

アンヌ・フォンテーヌ監督『ココ・アヴァン・シャネル』

シャネルを描いた映画は4本あるそうだが、今夜はそのうちの1本『ココ・アヴァン・シャネル』(2009)を見た。『アメリ』のオドレイ・トトゥがシャネルをやるということで興味津々。

貧しい姉妹(シャネルは妹)が面会に来ることのない父親を毎日曜日孤児院で待ちながら過ごす。成長したふたりは夜は酔っ払いの兵隊を相手にナイトクラブで歌い、仕立て屋の隅でお針子として働く。懐具合のよいバルサンは兵役を終えると帰ってしまうが、ココはパリへ出ようと足がかりにバルサンの家(大邸宅)を訪ねて居候になる。
乗馬服を器用に作り、馬に乗ることを覚え、競馬場のファッションを知り、自己流の帽子と服で目立つ。
フランスの大邸宅の屋内と庭園の豪華さにため息。
バルサンのイギリス人の友人と恋に落ち、海辺に連れて行ってもらうが、彼は実は貧しくて大金持ちの女性と結婚するところだった。

シャネルの凜とした生き方が描かれていて、応援しながら見ていた。最後は成功した彼女のコレクションの場面、感動した。

ポーチドエッグとスクランブルエッグ

先日、ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』という映画を見たとき、映画スターの娘がハリウッドの高級ホテルで朝食をつくるシーンがあった。大きな鍋からポーチドエッグをすくいあげるところがよかった。
一時期うちでもポーチドエッグに凝っていたときがあった。そのころ吉田健一さんが卵はポーチドエッグと書いてはったのを思い出した(覚え間違いではないと思うけど)。
映画を見た翌日のご飯にポーチドエッッグが出た。ちょっと中身がお皿に流れてたけど味は上等。ええ卵を買ってきたから間違いない。それから毎日のようにポーチドエッグが出てくる。だんだん調子に乗った感じですっきりと出来上がっている。これはブキッチョなわたしには無理だ。

毎日上品なポーチドエッグを食べる快楽はありがたいけど、わたしの好きなのはスクランブルエッグなのである。タマゴだけのもいいけど、手元にある野菜やハムを炒めたのにタマゴを混ぜてかきまわしたのが好き。

テニスボール使用ストレッチは健康の泉

年末の強烈な風邪引きにはまいった。どこが悪いとかでなくて全身がしんどくて動けない。でも病気になった気がしなかった。寒くて眠くてかなわんから暖かくして寝て、寝たら治るという確信がなぜかあった。
足腰のしんどさは偶然義弟の年賀状の文面から脊柱管狭窄症だとわかった。本のタイトル(酒井慎太郎 著『脊柱管狭窄症は99%完治する』)を教えてもらって買って読んだら納得できた。これを真面目にやったら治るはず。

ということでテニスボールを100均で買ってきてやりはじめた。
ざっと説明すると、本の写真を参考に背中を床につけて寝る。背骨に沿って、首、肩甲骨、背中、腰にあたる部分に説明通り順番に置いて約3分間じっとしている。ボールの硬さで少々痛いが慣れてくると気持ち良い。やってるうちに気持ち良い場所が決まった。
1日に2回か3回、ひたすら毎日やって効果が出るのを待っているが、肩こりや背中の凝りがよくなったような気がする。副効果ですかね。

それからすごいことがあった。
毎日のように快便!! いままで普通にいう便秘までいかないが、2、3日出ないなということがあった。いまやほとんど毎日!! 脊柱管狭窄症の症状から回復しても、ストレッチは回数を減らして毎日やろうと思っている。気持ちいいんだもん。

暖かいからすこし片付け

ひな祭りは関西風にひとつき遅れの4月がいい。または旧暦がいい。そういったものの口だけでなにもしないけど。ひなもなく花もなしで、春3月4月。

昼過ぎに起きて昼ごはん食べておやつを食べて、台所を片付けたら晩ご飯だ。
今夜は玄米ご飯と納豆チゲ(納豆、豆腐、キムチ、豚肉)、ぶりの塩焼きと温野菜、漬物、りんご。
明日の個食朝ごはんのために納豆チゲをどんぶり一杯分残した。お餅を入れたらうまいのなんのって、といまから想像して楽しんでる。

晩ご飯後にすこしだけ部屋の片付けをした。石鹸類など買い置きの雑貨を整理して使うときに出しやすいように段取り。でもいまはいいけど、月が変わるころはまたぐちゃぐちゃになってたりして。目に見えるよう。

食べたいだけ食べて、明日の段取りもできてストレッチもやり、あとはお風呂にゆっくり浸かりマッサージして読書の続きは眠くなるまで。
よーし、段取りできたしココアをつくろう。

なに飲む? コーヒー、紅茶、ココア、お茶があるけど

晩ご飯の片付けがすんでひと休み。さてなにか飲もうかとなというとき飲むものは、まずコーヒーだが、豆を挽くか、袋入りの挽いた粉で淹れるか。紅茶ならダージリンとラプサンスーチョン、ココアはバンホーテンでミルク在庫あり、お茶なら煎茶と番茶。さて、いまなにを飲みたい?
コーヒー紅茶ココアにはビスケットとチョコレートとナッツ類あり。お茶には袋入りのふるさと菓子あり。

部屋に流れてるのはイビザのテクノパーティのYouTube、DJのゆるやかな動きとリズムに合わせて、食後なのでソフトドリンクでガマン。
ゆるい金曜日の夜。もう少ししたらブッシュミルズが少し残っているから飲んで楽しもう。