からだに言い聞かせたい

昨日の天気予報に昨日から3日間雨とあるのを見て、春分に湊町リバープレイスで行われる光合祭が中止かと悲観していた。わたしは階段がダメだから行かないが、楽しみにしている人が気の毒だ。それがお昼前に空が明るくなって、いけるんちゃうかとなった。フェイスブックを見た相方は、やるらしいからちょっとのぞいてくると出かけた。

わたしはつるかめ整体院へ治療に行って疲れをとってもらった。最近は会報疲れするようになって、ヴィク・ファン・クラブ会報を送ったあと疲れが出るから、つるかめさんの治療がありがたい。会話の中で、日々のストレッチが効いて体が柔らかくなっているって褒めてくれた(嬉)。まあ慌てずにぼちぼちいくべし。

家に帰ってお茶しようと思っていたら相方が光合祭から帰ってきた。「寒くてしゃあないからわるいけど帰ってきた。その分は夜になったら行くからと伝えてある」そうな。なにがその分なんや。でもって9時ごろまたお出かけ。
まあ体に気をつけて遊んでちょうだい。わたしのようにからだのいうことを聞くばかりじゃつまらん。もっと遊ぶぞとからだにいい聞かせたいものじゃ。

古い切手が出てきた

毎月のヴィク・ファン・クラブ会報を送るための切手代がけっこうかかる。10年くらい前にヤマト運輸がはじめたメール便に加入したが、数年後に中止になり切手にもどった。切手代ってバカにならない。
郵便局へ行くと記念切手を眺めてよさげなのを買ってきてカンパしている。それよりも大量に記念切手をカンパしてくれる会員さんがいるのがありがたい。すごく助かる。

もともと切手が好きで手紙を書くのが好きで、好きなレターセットに気に入った切手を貼ってひとり喜んでいた。記念切手がいつのまにか溜まったのを整理して2冊の切手帳に収めてあった。メール便が終わったとき1冊を解体して切手を使うことにした。特に大切な、花、鳥、虫などの切手は使うのがもったいなくて、最後の1冊に収めた。
今日、あの切手帳はどこにあるのかと気になって探したらいろんなファイルの間に挟まっていた。
とてもおしゃれな切手たち。だからこんなところに押し込めておかないで使おう。
ヴィク・ファン・クラブのみなさん、来月の会報が届くのを楽しみに待っててね。

暖かくなったから生節の出番

こどもの頃は貧しかったから晩ご飯のおかずの中心はたいてい安い魚、さば、いわし、いか、あじ、さんまだった。初夏になると生節と焼き豆腐の炊いたのがよく出てきた。豆腐に魚の出汁の味がしみてうまいのだ。その残りにえんどう豆を入れたりして翌日のお弁当に入っていることが多かった。兄たちは残したり箸でぐじゃぐじゃにかき回したりしていたが、わたしはきれいに食べた。おいしくはなかったが不味くはなかった。
生節は普通の魚屋でなく乾物屋で売っていた。商品の上にお金の入ったざるがぶら下がっていて、店の人は手を突っ込んでお釣りを出すのだった。

今夜は生節と焼き豆腐と絹さやを炊いたんと、とりきもと菜っ葉の炒めたのとビールと日本酒、白いご飯と豆腐とネギの味噌汁、かぼちゃの煮付け、海苔、番茶。
生節は昨日の夜スーパーで深夜割引価格で買ってきたもの。プリンタインキが切れそうなのでいっしょに買ってきてもらった。

久しぶりのビールで酔った

わたしはお酒は好きだが弱い。うちの晩ご飯は相方と2人でたいていはワインを飲んでいるが、わたしはいつもコップに少々で顔まっかっか。基本的に1本を2日で飲む。毎日酒の肴が4皿くらいある。大皿をプレートに見立てて何種類かの料理を盛ることがあるが、たいていは1品1皿でパンの皿もあるからお皿総動員。洗うのが大変そうだけど、毎日やってるとそうでもない。

いつのまにか買い物と料理するのは相方で、片付けはわたしの仕事になっている。わたしが台所仕事をやってた時代は、気ままに買ってきたお皿や椀を使っていたが、いまはほとんど白だ。花柄や藍色のはさりげなく追放されてしまった。カフェオレボウルは別でロマンチック柄健在。
鍋類もシンプルなのを使っている。ザルやボールも洗いやすい収納しやすいのを買っている。

今日は買い物に行って、ビールが飲みたくなったとロング缶を1本買ってきたので、残っていたワイン1/2本とを飲んだ。おかずはレンコンのカレー煮、じゃがいもとセロリのブレイズ(蒸し煮)、三枚肉を炒めたのを刻みケールとプチトマトを添えて。トーストパンと紅茶。
久しぶりにビールを飲んだら酔った。コップに1/2だけなのに情けない。

『地球の歩き方 シカゴ 2018~19』

どっかへいきたいと歌の文句が口に出て、勝手な節回しでうたっている。どっかへいきたい〜 どっかってどこよ。狭いマンションのリビングのテーブルで本を読んでいるが、身が入らなくて、どっかへいきたい〜とつぶやく。いまのところは年末の不祥事から回復できてないからまだ先の話だ。

友人からのメールが退屈から救い出してくれた。
彼女、中野和子さんの原稿「ヴィクの街シカゴ」がいま発売中の『地球の歩き方 シカゴ 2018~19』に載っている。去年の夏に編集部の方から原稿依頼があったので、ちょうどシカゴ旅行から帰ったばかりの中野さんを紹介した。
他の会員にその話をして「コラム記事やねんけどね」といったら、「飛行機で座ったらいちばんに『地球の歩き方』のコラムを読むよ。そういうときにちょうどええねん」とのことだった。その言葉を今日編集者に伝えたら喜ばれたので、いいことを伝えたとうれしくなった。

わたしは『地球の歩き方 シカゴ1994ー95』に「ヴィクのシカゴ」を書いた。それから何度か改訂版を書いたがいつか途切れていた。今回は頼まれてよかった。ほやほやのシカゴネタを持った中野さんがいる。
興味を持った方は『地球の歩き方 シカゴ 2018~19』を買って読んでください。全体が読み物としても楽しいです。

これは余寒?

昨夜から寒い。お風呂で温まったあと、片付けてあった毛布をまた引っ張り出した。おかげで寝ているときは暖かかったが、朝起きたら寒い。窓を開けると冷たい風が吹き込んできた。ううっ寒!

ウィキペディアをみたら「寒の戻り」は「暖かくなった晩春の頃、一時的ながら異常に寒くなる現象のこと」とあった。それならいまの寒さのことではないね。晩春ちゃうし。
「花冷え」は「桜の花の咲く頃の寒さ」これもちゃう。余寒(春寒)は寒が明けた立春以降の寒さを示す」そうである。これか?
お水取りがすんで何日か暖かい日はあったけど。今日はなんかしらんけど寒い。

そういえば、暖かくなった晩春の頃に吉野に行ったことがある。花見客がかなりいたけど混んでいるほどではなかった。ロープウェイで登って歩き出したが寒くて寒くて、道端の露天の茶屋のカンテキにあたらせてもらった。帰るときお礼にと思いワラビをたくさん買った。小雨が降ってきて震えて帰ったっけ。
天王寺で降りて今日はマントヒヒへ行こうと、前回ビビってよう入らなんだ店のドアを開けた。そこでたくさん友達ができたんだった。1970年代のこと。

久しぶりに聞く友の声

ヴィク・ファン・クラブ(VFC)の古い友人が今夜は一人で留守番だとメールがあったので、時間が空いていたら久しぶりに長電話でしゃべろうと提案した。
彼女が入会したころはまだメールがなくて、郵便と電話が連絡手段だった。やる気のある子が封筒をちょうだいと持って行って楷書で全員の宛名を書いてくれたことがあったのを思い出す。26年前のことだ。
そもそもわたしが会員になったのは、最初の発案者がファンクラブをつくったと各新聞社に伝えた記事を読んだから。わたしは朝日新聞家庭欄で読んで集会に行く気になった。30数人の熱い人たちが集まって決意表明のような言葉が交わされた日だった。いまだったらノートパソコンを出すところをみなさんシステム手帳をさっと出していた。髪を指でかきあげるしぐさのかっこよかったことはいまも語り草である。

なんかかんかあって、半年後にわたしが全部を引き継ぐことになったのだが、宛名シールを買いたてのマックプラスで印字したこと、最初の会報を難儀しながら作ったことをよく覚えている。ローマ字入力を正月休みに練習し、最初の原稿を書いた。それ以来欠かさずに会報を出して26年。VFCとアップルのパソコンは手をつないで歩いてきた。

そろそろYKさんから電話があるはず。あ、あった。声を聞くのは久しぶり。
なんだかだとどうでもいいようなことをおしゃべりした40分間だった。彼女は家業を引き継ぎ、母親の介護をしながら暮らしている。3人の娘さんがいて上の子は結婚し下の子は中学生である。賑やかな生活の話を聞いて大笑いして楽しい夜になった。

ホワイトデーに美味なチョコ

今日の午後は近所のつるかめ整体院へ行ってからだの手入れをしてもらった。
わたしにとって水曜日の1時間半はとてもぜいたくな時間だ。おかげで日常の肩こり膝痛目の疲れの悩みが減少して元気に笑っていられる。おしゃべり相手をしてもらうのも治療のうち。

今日はホワイトデーということで、バレンタインのプレゼントをしてないのにお返しのチョコレートをいただいた。先週、友人が扱っているモンゴルの塩「蒙古颪」の小袋を珍しいからとあげたのでお返しだそうだ。何倍返しになるのかしらね。ありがたくいただいておやつに食べた。老舗の洋菓子屋さんの濃いチョコレート。

大阪の川と橋と小野十三郎の詩集『大阪』

ちょっと用事があって大阪ドームの近くへタクシーで行った。二人で行くので、もし必要があればと車椅子を畳んで荷物入れに。帰りは暖かくて気持ちよいので相方が車椅子を押すという。帰り道はよくわかっているので、どの橋を渡って帰るかと相談した。千代崎橋は家の方からは離れているので松島橋がいいかな。そうそう大渉橋が渡りやすかった記憶がある。大渉橋へ行ったら橋の横に木津川に沿って松島橋まで遊歩道のようなものができていた。全部コンクリート造りだから色気はないけどよく清掃されて清潔な感じ。
気持ち良いので歩く練習をすることにして、空の車椅子を押しながら次の松島橋まで川のほとりを歩いた。気持ち良い。かなり足の具合もよくなってきた。歩きのためだけに、ここにきて散歩するのもよいなあ。

川に沿って歩いていると水鳥が浮かんでいるのが見えた。なかなか風流じゃん。大阪ええなあ。
小野十三郎の『大阪』を思い出した。
「姫島や千船では道はすべて海のほうに向かっている」というような一節があった。千船の会社で働いているとき大切にしていた詩集だ。自転車で川に沿ってずんずん下り海に近いところまで走ったことがあった。

今夜はドミューンで行松陽介

すこし春めいた気分である。気温はそんなにあがってなくてもどことなく春めいた気分である。昨日は明日の夜は生松くんが出るからドミューンを見ようといってたのに、ころっと忘れて座談会終了前にパソコンつけた。東京の評論家さんたちの中に行松くんが座っている。わたしは行松くんと話したこともDJやってる実物も見たことがない。一度ドミューンで見ただけだ。それなのに相方がいうもんだからいっしょになって行松くんといっている。勝手にお気に入りの男子なのである。

いまネットで見ているんだけど、彼を一言でいえば「気持ちがすごい」。音楽的にどうとか全然わからんわけで、気持ちに響いたのを「このDJカッコええなあ」といっているんやけど、今夜の行松君のDJはすごく気持ちに響く。いろんな曲の中にU2がかかってボノの歌がけっこう長いこと流れた。いっしょに歌いながらプレイする姿がわたしの気持ちに響いた。カッコいい。