ヴィク・ファン・クラブ会報作りで夜なべ中

月に一度はこのブログにヴィク・ファン・クラブの会報作りのことを書いている。
26年にわたって毎月発行しているのをなんとかやめずにもう少し続けていきたい。
家でiMacにむかって作業しているが、今月も大幅に遅れるが出せそうだ。まだ1/10くらいしかできてないが、全体の量を把握しているので大丈夫。晩ご飯の片付けを中途でほったらかしてやっている。
届いた原稿は連載の「モンゴル通信」と「コージー・コーナー」。そして自分の病気のこと、親の介護のこと、映画の感想などを綴ったメールがいろいろ。メールに添付されている花の写真をレイアウトに使わせてもらう。

会をやり始めた最初のころから会報を出そうと決めてやりはじめた。A4ファイルが棚にびっしりと並んでいる。戦後女性史の資料になりそうだけど、極私的なものだから趣味で読む以外の用途はなさそう。
ただV・I・ウォーショースキー(ヴィク)が好きな人の声がいっぱいつまっていて、好きな人にはおもしろいのはたしかである。

ジョン・マッデン監督『女神の見えざる手』

2016年にイギリス、アメリカで製作された2時間12分の映画。おもしろくて長時間を画面の前に座ったまま見続けた。タイトルからは連想できない内容に引きづられて最後までいった。

エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は大手のロビー会社で辣腕をふるう花形ロビイストで、男たちの間をさっそうと仕掛け人として働いている。新しい仕事は銃所持の規制を支持するほうの立場で、彼女はさまざまな銃規制派の人たちを支持する活動に積極的に取り組んでいく。

スローンの部下の女性エスメは、学校で銃を持った人間から逃れるためにロッカーに隠れたという過去があって、隠していたのだが、スローンに生放送のときに暴露され、それからは注目されるようになる。

華やかに活動するスローンだが、眠らないよう薬を飲んで毎日を過ごし、夜はホストクラブの男をベッドの相手に派遣させている。

いろいろと複雑な内容で、一回見ただけでは書ききれない。
聴聞会があり、自分の意思で有罪となり、刑務所に送られる。
最後のところをもう一度見ないと上院議員の犯罪がはっきりわからない。
今日はこれで寝る。すごい映画だった。