明日は雨のようだから今夜はなにかおもしろい映画を見ようと、ちょっと屁理屈ですが(笑)。
先日ネットで映画感想を読んでいたら、エドガー・ライト監督の「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(2013)を待っているとあった。これはちょっと見たいなとT氏のDVDを探したら、前篇の「HOT FUZZ ホット・ファズ – 俺たちスーパーポリスメン!」(2007)があった。
エドガー・ライト監督の映画を1本も見たことがないのでいい機会だと見ることにした。すっごいおもろい映画で笑ってばかり。
ロンドンの首都警察で働くニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)は大学を首席で卒業、警察学校でもトップ、検挙率もトップで何度も表彰されたエリート警察官。あまりにも仕事ができすぎて周囲の人間に煙たがられ、田舎町のサンドフォードに左遷される。
サンドフォードに来たエンジェルは超真面目なスタイルを崩さずというかそれが自然体なのである。村人のちょっとした違反を許さず検挙するから、同僚にも上司にもけむたい存在だ。村の支配者たちの集団には警察の上部の人間も入っていて自分たちの利益のためにがっちり固めている。
相棒のダニー(ニック・フロスト)は警察映画マニア。ともに動くと周りは敵だらけで、ダニーはエンジェルに車をやるから帰れと言い、一度はロンドンに帰る。
ロンドンへ帰る途中で考え直してもどってきたエンジェル。サングラスをかけ武装して、なんと白馬にまたがっている。これってクリント・イーストウッドの「ペールライダー」じゃんと思ったら、そのあとはハリー・キャラハン刑事みたいな活劇だったり、西部劇のシーンだったりとすっごく楽しませてくれた。
イギリスの活劇はおもしろくて楽しい。