ロバート・B・パーカー「初秋」を33年ぶりに読んでいる

明日開かれる〈関西翻訳ミステリ読書会〉の課題書ロバート・B・パーカー「初秋」をいまごろ読んでいる。明日ということは1カ月以上も前からわかっていたが、33年も前に読んだ本をようやく探したら安心して読んだ気になっていた。こりゃいかんわと昨日から慌てて読み出したのだが、内容を覚えていないのにおどろいた。もちろんストーリーやスペンサーとスーザンの言い合いのところなんかは覚えているけど細かいところは全然忘れてた。

この本が出版された1982年にわたしはなにをしていたろう。
我が家の最初のアップル社製品であるMacplusを買ったのが1987年だから、それより5年前だ。Macがなかった時代なんやな。
いま思い出していたら、78年ごろから夢中になったパンク・ニューウェーブもそろそろわたし的には終わりごろで、やっぱりわたしには読書とか思って翻訳ミステリにはまりこんだんだった。そのころ買った新本も古本も押入れの中で眠っている。
そうだ、スペンサーに入れあげているときにヴィク(V・I・ウォーショースキー)が現れたのだ。1985年に早川ミステリ文庫で発行されて次々と翻訳された。1991年にはヴィク・ファン・クラブ発足。1998年に「VIC FAN CLUB SITE」発足。最初のMacを手にいれてから11年目にウェブ時代に突入したんやな。スペンサーから話が飛んだ。これをアップしたら明日に備えて「初秋」にもどる。
「VIC FAN CLUB SITE」にある「わたしのサラ・パレツキー論」はスペンサーからヴィクへとわたしの視点が変わっていったことが書いてあってなかなかいいので読んでみてください。古いサイトなのでちょっとリンクがややこしいけど3章まであります。)