ジョー・ジョンストン監督『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

1日だけ間を空けて今日は6本目のDVD「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011)を見た。さすがにお腹いっぱいな感じ。
わたしはいままでアメリカンコミックにまるで関心がなく、「キャプテン・アメリカ」が第二次大戦時にアメリカの戦意高揚に協力したヒーローということも知らなかった。そのコミックが70年経ったいま映画化されたのを見たわけだ。
昨日までに見た5本は、現代が舞台でも架空の話だから落ち着いて見ていられた。今日は第二次大戦の映画で、ヨーロッパが戦場である。アメリカの兵士たちがばりばり戦う。戦いに行くことを正義とする戦意高揚の基本を守った映画だった。

小柄で病気持ちの青年スティーブ(クリス・エヴァンス)はブルックリンで育った。こどものときから喧嘩したら必ず負けるのだが、殴られてもまた立ち上がる。大人になった彼は戦争に参加しようと出身地を変えて何度でも志願するが、身長が足りないし体も悪くて落とされる。その真面目な様子を見ていた学者が彼を「スーパーソルジャー計画」に起用する。学者はかつてナチスに協力させられ、シュミットに不完全な血清を与えてしまった。シュミットは世界を制覇しようとヨーロッパで動き始めている。
スティーブは血清を打たれて変身する。その場へシュミットの部下がやってきて博士を殺す。博士のスーパーソルジャー計画はこれで凍結し、スーパーソルジャーとなったのはスティーブ一人だけ。
男子の友情あり、女性の上官との恋もあり、もちろん戦場場面がたっぷり。
70年後に目を覚ましたスティーブに新しい任務が・・・