ジョン・ファヴロー監督『アイアンマン』

「アイアンマン」という言葉を知らず映画があったことも知らなかったくせに、見始めたらおもろくてやめられない。マーベルコミックの実写映画化作品(2008)。アメリカはじめ各国でヒットしたというのも納得。

巨大軍事企業の〈スターク・インダストリーズ〉の社長であり天才発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、新型ミサイルをアメリカ軍にプレゼントするためにアフガニスタンを訪れ、帰りに現地ゲリラの激しい攻撃を受ける。スタークは必死に逃げるが小型ミサイルが爆発。そのミサイルにはスタークの社名が刻まれていた。スタークは意識を失いゲリラの拠点に拉致される。
【胸には車載用バッテリーに繋がった電磁石が取り付けられていた。爆発の際、飛び散ったミサイルの破片がトニーの心臓周辺に突き刺さったため、電磁石で破片を引き留めておかなければ1週間で命を落とすというのである。】
という体になったスタークは解放の条件としてミサイルの組み立てを強要される。ミサイル組み立てをしていると見せかけて、捕虜になっていた科学者の協力で「マーク1」を作って自分の体に装着し脱出する。

砂漠であてなくさまよったが米軍の捜査隊に保護されて生還。記者会見の席で、もう軍事関係の仕事はしないと発言する。
そして、自分の設計した最新鋭人工知能のJ.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)とともに「マーク2」続いて「マーク3」を完成させる。
会社を乗っ取ろうとする重役が裏で画策をはじめる。
最後は、秘書のペッパー(グウィネス・パルトロー)の協力のおかげで悪をやっつけ、記者会見に臨む。

あっ、彼女はグウィネス・パルトローだと一目見て気がついた。相変わらず上品で美しい。ロバート・ダウニー・Jrもだが、一流の俳優の出演で映画の格が上がっている。
アイアンマンのメタリックな美しさにもおどろいた。組み立てのしかたがきちんとしてるのがすごい。
明日の予定「アイアンマン2」が楽しみ。