6日にオープニングイベントがあって、それからもう1週間経ち、作品の展示が今日で終るので見に行った。今日の暑さは格別で日傘を持たずに出たらすごい日射しだ。ホールの細野さんに挨拶だけして先に作品を見る。
展示スペースは地下室と2階と3階でいままで貸室だったところも開放されてずいぶん広い。風がよく通って涼しいので備え付けの椅子に座って長いこと休んでいた。その時間はだれも来なくて広い場所を独占でき贅沢気分にひたれた。窓から見る長堀通りが美しい緑で気分がよい。
毎年だんだんと出品者が増えているようで、質もだんだん上がっている感じ。毎年出している人の作品を見るとなぜか安心する(笑)。
地下室には知り合いが二人出品していて「見てね」と念を押されている。
近所の知り合い田中潤さんの作品は、ほの明るくした白いテーブルにプラスティックのグラスや蝶や金魚などの「物」が置いてある。それを備え付けの手持ちルーペのようなもので見ると「物」は美しい虹色や大理石のような色彩と形に変化する。なんか不思議な作品だった。
その横の壁にある池内幸世さんの作品は毎年同じ場所に展示してある。作品だけでなくご自身で作った遊び心ある木の額が楽しい。彼女らしい世界が額の中に浮かび上がっているのに感心した。生活感のある楽しい作品だ。社会性などと頑張らないでね。この生活感が社会性なんだから。
5時になったらだんだん人が増え出した。
ホールで細野さんとオープニングイベントのユーチューブを見ながら1時間ほど話して帰った。