四方田犬彦『ハイスクール1968』がおもしろい

吉田喜重監督と岡田茉莉子さんカップルが好き。ここ数年DVDで映画を見たり、お二人の本を読んでもっともっと好きになった。その縁であまり気にしていなかった蓮實重彦さんの本をも読んで、尊敬の念が湧き起こった(笑)。蓮實さんのお名前は昔から知っていた。
四方田さんの名前は『ユリイカ』の「吉田喜重特集」にあるエッセイを読むまで知らなかった。自分でもおかしいと思うが、同時代に生きていて100冊も本を出している方の名前を知らないなんてほんまにへん。最近のことだが書店の棚に四方田犬彦『吉田喜重の全体像』(作品社 2004年)を見つけて買おうと思ったが高かったのでそのうちにとやめたまま。

今回は姉が購読している新潮社の『波』に『母の母、その彼方に』(新潮社 2016年2月)の紹介と四方田さんのインタビューが載っていたので読んだわけ。
それでまずアマゾンの中古本で『ハイスクール1968』(新潮社)を買った。昨日届いたのを相方と取り合いで読んでいる。1968年はわたしらにとってもいろんなことがあった年なので興味津々である。
晩ご飯のときに相方が、明日本屋に行くから『母の母、その彼方に』を買ってきてやるとのことですごく楽しみ。