関西翻訳ミステリー読書会(ヘニング・マンケル『殺人者の顔』)

第8回関西翻訳ミステリー読書会に行った。
これで何回目になるだろう。調べたら、ドン・ウィンズロウ「ストリート・キッズ」11年7月、ジュデダイア・ベリー「探偵術マニュアル」11年11月、ジェイムズ・エルロイ「ブラック・ダリア」12年4月、コージー・ミステリ12年8月、そして今日のヘニング・マンケル「殺人者の顔」12年11月で5回目だ。
エルロイを除いては読んでなかったので、この機会にと読んでそれなりにおもしろかったが、好き!っと言える作品はなかった。

今回は好き!な作家なので勇んで参加。きっとマンケル好きな人と出会える、そしてここが好きと言い合える、なんて思い込んでいた。
ところがですね、評価しない人のほうが多い。これにはおどろいた。
好きな場合は理由はなくてただ好きなのだが、嫌いだと理由はいっぱいある。これは我が身を振り返っても同じで、嫌いな作家の悪口ならいくらでも言うからなあ。
しかし、マンケルは世界的に評価されている作家である。いやな理由(推理要素がない)を聞いていて、世界的評価と日本的評価の差があるように思えた。
まあ、そういうことがわかったのが今日の勉強だったのであった。

翌日の記
昨日の日記の訂正です。
司会をしたIさんんから「手を挙げていただくと「好き」な人のほうがはるかに多かったんですよ(笑)」とコメントがありました。
それがわかって昨日のを書いてよかった(笑)。

昨日書き忘れてた。
隣に座った人とのおしゃべりが楽しかった。このブログのこともご存知だったのがうれしい。また会いたいねと言って別れたけど、メールもらえたらうれしいな。

それから物語の中でヴァランダーがシナモンロールを食べるシーンがあったのでと、1/4に切ったシナモンロールがみんなに配られた。検索したら「スウェーデンで発明されたと考えられている。」とあった。そうなんだ〜
実は終わってから主催者が1個残ったのをだれかいりませんかと言ったところにわたしがいて(笑)いただきました。家で紅茶を入れて食べた。うまかった〜