フランク・ロダム監督『さらば青春の光』を36年ぶりに見た

今日の日記ネタはと考えていたら、相方がこれから映画を見たいからTSUTAYAに借りに行くというので、その映画の感想を書いたらいいやと一安心。しかし10時過ぎているから遅くなるなあ。
DVDとともに腹減っているからとビールにウィンナーソーセージがくっついてきたので炒めて、それに常備のアボカドとチーズでサラダをつくった。
ここまでは映画を見る前に書いた。

さて、映画を見たあと。
1979年に映画館で見たフランク・ロダム監督「さらば青春の光」のDVDを借りてきたのだが、36年の間、一度もテレビとかビデオなんかで見ていなかった。でも、すごくよく覚えていた。印象に残っている映画10本に入るくらいに。スティングがすごく印象的だったし。

昼間のジムは郵便局の雑用係で両親と姉と同居している。週末の夜は改造したスクーターで出かけ、ドラッグをいつものルートで手に入れパーティで踊る。彼はモッズで大物になろうと思っている。軍隊で知り合ったケビンと出会って旧交を温めるが、ケビンはモッズの反対勢力ロッカーズの一員だった。
ジムはステフというスーパーで働く女性が好きになる。
街中の薬局でドラッグを盗んだり、大人を騙したり、暴れたりしていたが、ブライトンへ行くことになり、新しいモッズスーツでモッズ仲間とオートバイの隊列を組んで出かける。

美しい海岸のブライトンは一般市民が保養にくる風光明媚な場所である。そこで若者たちは荒れる。
モッズの中のヒーロー、エース(スティング)がかっこいい。モッズとロッカーズが暴れて、警察が踏み込むが騎馬警官まで動員され、ジムもエースも逮捕され裁判にかけられる。

仕事を辞め、親からも見放され、オートバイは事故でダメになり、ジムはブライトンに向かう。そこで知ったエースの素顔。エースのオートバイに乗って崖っぷちを走るジムの姿。
いままで、ここでジムはオートバイに乗ったまま海に飛び込んだと思い込んでいた。今日しっかり見たら写っているのはオートバイの残骸だけだった。