ジェイソン・ライトマン監督『マイレージ、マイライフ』

この夏から昔の東映ヤクザ映画にはまっていて、そのあとに英国時代劇「ロビン・フッド」を見たら、いまの映画を見たい! 【自腹で年間100本以上の映画を観る(ぽち)が、映画館で実際に観た映画の感想を書くメールマガジン「Cinemaの王国」】を愛読していて、見たいと思うのは保存してある。3年分くらいたまっているを読んでいったが、見たいと思ってもTSUTAYAにないのもあるし、癖のあるのはやめて、これはどうやとジョージ・クルーニーの「マイレージ、マイライフ」に決めた。大当たり! 楽しかった。

リストラを請け負う会社のベテラン社員ライアン(ジョージ・クルーニー)は、年間322日も出張してリストラ宣告してまわっている。バックパックに入らない人生の荷物はいっさい背負わない主義で、マイレージは1000万マイル近くたまっている。同じように出張で飛び回っているアレックス(ヴェラ・ファミーガ)と出会って意気投合しいっしょに食事をしてホテルで同室する。ここまではすごい早いテンポでライアンの生き方が説明される。彼は講演も頼まれていて、バックパックを置いた演壇で人生哲学を迷いなく語る。
また出張というときに新入社員ナタリーが提案したネットでクビ宣告方式を社長は気に入って、ライアンに教育係を命じる。出張に同行してもめ事やら失敗やらあるなか、ナタリーはメールで恋人にふられて動揺する。
ライアンの妹の結婚式に出身地に帰るときアレックスが同行して、昼は出身校へ忍び込んで楽しみ、結婚パーティの夜を楽しく過ごす。
マイレージは1000万マイルに到達。アレックスに会いにシカゴに行くが、アレックスには出張中と違う生活があった。
ナタリー方式のクビ宣告システムは失敗しナタリーは退職。ライアンは出張生活にもどることになる。ナタリーの再就職先に心のこもった手紙をライアンは書く。
こんなあらすじだ。オトコマエで仕事ができていっしょに飲むのが楽しい男、ジョージ・クルーニーが大好き。ナタリーがアレックスに年齢差別丸出しでしゃべるところもおもしろい。わたしも同じようなことを言われたことがあるわ。