SUB、みんなよく聴きよく見ている

久しぶりでSUBへ行った。竹田一彦さん(ギター)と財盛紘さん(ベース)のデュオ。西山さんが亡くなったあと、竹田さんが西山さんの愛弟子の財さんとやることになった最初の9月16日。後半がジャムセッションでベースが宮上啓仁さんに替わったら、同じベースを弾いてこんなに違うものかって正直思った。いまやから言うけど(笑)。

あれから2カ月、今日の財さんはよかった。前半はうまくなったなって感じだったけど後半にがんばった。最後にやったブルーモンクでソロになったとき、すごくブルーな音にこちらのからだが揺れた。それを受けて竹田さんが機嫌良く弾き終わって、いまのよかったなと握手された。
よく来られている年配のお客さんが「今日はよかった。竹田さんが財くんに手を差し出したのははじめてやな」と言った。みんなよく聴きよく見ている。
今日はよそでジャムセッションがあったそうで、メンバーの方々はそちらに行かれていたそうな。みなさんのも聴きたかったが、後半に財さんの成長を聴けたからこれでよかった。