ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ』を読みはじめた

いまもう一つの画面でアップル本社で開催されたジョブ氏追悼式典の動画を見ながら書いている。
今日はウォルター・アイザックソン「スティーブ・ジョブズ」( I )の発売日。そのうち買おうかなんて昨夜は話していたのだが、どうせ買うなら発売日だなと、晩ご飯後に相方が買いに行った。あるかどうか心配したけど入手できてよかった。
すぐに読みはじめていま9章、1/3くらいまできた。おもしろくてやめられない。はじめて知ったことが多いが、すでに知っていたこともあるからどんどん読み進めていく。
追悼式典のほうはノラ・ジョーンズの弾き語りが終わってゴアさんのスピーチ中。ときどきジョブズさんの大きな写真にカメラが向かう。本の表紙と同じように晩年のと若き日のもの。

わたしとジョブズさんの共通項があってわろた。
【僕はお金の心配をしたことがない。・・・仕事をはじめたあとも生活はかなり質素だった。つまり僕は、貧乏という、お金の心配をする必要がないという意味ですてきな生活から、信じられないほどの金持ちという、これまたお金の心配をする必要のない生活へと移ったわけだ。・・・】このあとに急にお金持ちになった人の例えがあって、人生をお金につぶされないようにしようと思ったとある。わたしは後者のほうは死ぬまであるはずがないが、貧乏という、お金の心配をする必要がないという意味ですてきな生活を送っていると言える自信がある。
(井口耕二訳 講談社 1900円+税)