関西翻訳ミステリ読書会 エラリー・クイーン『災厄の町』

久しぶりの読書会、西梅田へ出るならジュンク堂へ寄ろうと思っていたが段取りがうまくできず、行けなかった。シャーロック・ホームズで晩ご飯としてタイカレーを食べてコーヒーとチョコレートでデザート、女主人としゃべっていたらちょうど開催時間になった。場所はとなりの駅前第二ビルである。

翻訳者の越前敏弥さんも来られて大盛況。熱心なファンの発言で活気のある会だった。
最初に全員の自己紹介。さきにメールで提出している自己紹介をまとめてプリントしたものが配られているので、それに補足しながらしゃべる。女性16人、男性4人だったかな。
わたしは昔読んだときに理解できなかった作品中の場所がわかってうれしいということを述べた。災厄の町ライツヴィルの場所がニューイングランドにあること、都会と田舎が接する場所であること。言葉足らずでうまく説明できず、だれもわからなかったと思うが。まあ、こどものときに理解できなかったことが大人になってわかっていま幸せな気分になっているということ。

最後まで間が空かずに話が続けられた。みんなよく読み込んでおられる。間が空いたらなにか言おうと思っているうちに終わってしまった。わたしはそのまま帰ったが、二次会があってほとんどの方が行かれたようだ。
(越前敏弥訳 ハヤカワ文庫 1200円+税)