市内バスの小さい旅

大晦日だが我が家の行事はなしで朝から姉の家に行きお手伝い。布団を干し、古新聞を片付け、カレンダーを掛け替え、正月の花とお餅を飾っているうちに、おせちが到着。すぐに夕方になった。
姉は最近とみに疲れやすく、物忘れがひどくなっているので、週間カレンダーをノートにざっと書いておく。週に2回のデイサービス、週に2回のヘルパーさん1時間来宅、それぞれの医院に行く日、マッサージに行く日とけっこう多忙なのである。

夕方早めに帰ったが、待てどもタクシーが全然通らない。思いついてバスの停留所に立っていたらバスが来た。街の中をまわりまわって大阪駅前に着く。初めて通る道が珍しくきょろきょろ窓の外を見ながら、咳用の飴があったので舐めながら。
淀川を渡って中津を通ると梅田が見えてきた。なんだか懐かしい。バスの停留所は駅の北側である。昔だったら駅の裏で貨物を扱っていたところだった。いまは遠距離バスの発着場所であり、市バスの終点でもあるわけだ。ぐるっとまわって西側に出たらタクシー乗り場が見えたのでやれやれ。もう地下鉄やバスの停留所まで歩く元気なし。

風呂で疲れをほぐし、日本酒でもらってきたおせち料理を食べた。旨いものはその日のうちに(笑)。