秋の長雨

「秋」がつく言葉っていろいろあるなあ。「中秋の名月」がすんで、いまは「秋の長雨」の最中である。先週までは寒いとき暑いときがあってぶうぶういってたけど、花屋さんには「秋の七草」が並んで「秋の風情」が味わえた。街中でも家の前に曼珠沙華の鉢植えを置いている家があり、歩いていると金木犀の香りが漂ってきて「秋やなあ」という言葉が口に出る。

昨日は降るような降らないような曇り日だったが、今日は朝から降っている。いまも降っているし、明日も雨らしい。こればっかりいってるが、「洗濯物が乾けへんからナンギ」である。着るものが増えたり厚くなったりで洗濯するのがたいそうになり、乾くのに時間がかかる。部屋干ししてるけど、これがまたなかなか乾かなくて。乾いたと思うと畳む間も無く着替える。

でも迷惑ばかりではないよね、秋の長雨は風情がある。窓を開けると道路が雨水で光っていて、信号の色が映えてきれいだ。続いて走っている自動車のライトの点滅もきれいである。
モンクばかりいわないで、この長雨の情緒を満喫しよう。秋たけなわやん。