時雨れる

午後から姉の庭の片付けに行った。今日は晩ご飯をいっしょに食べるので鍋の材料をデパ地下で買った。鶏肉と牡蠣と豆腐と野菜と饅頭とプラス頼まれ買い物をぶら下げて、デパート出てタクシー拾うまでが重かった。

今日の仕事、伸び過ぎた竹と終わった萩の枝を切って捨てようとゴミ袋に収納していたら雨が落ちてきた。これは時雨じゃわいと大喜び。冷たいのがしばらくぱらぱらと降ってやんだ。いまのは時雨やったなとまだしつこくいっている。すこし寒くなったときにさっと降ってやむ雨。すっごい日本的というか、情緒たっぷりな雨じゃわいとかひとり思って喜んでいた。
作業中にいつも土曜日担当の姪が、忘れ物があったとやってきた。やーやーと家の中で用事をすませて帰るわというので、「顔くらい見せーな」といったら「それ!顔」と差し出してから引っ込めて帰っていった。時雨みたいな女子なり。