チャド・スタエルスキ監督、キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』

第1作『ジョン・ウィック』がめちゃおもしろかったので、理屈抜きで2作目も見たいなと思っていた。とにかく格闘技がすごいし、撃ち合いがすごいし、カーチェイスもすごい。女も男もなく撃ち合い殴り合い殺しあうところがいい。伝説の殺し屋ジョン・ウィックに関わる人々は血にまみれて倒れる。死闘の背景に音楽や美術や装飾を美しく描き出していて、そこで人間がえげつなく殺される。
歌声が聞こえてオペラかと思ったら、DJも入ったバンドの演奏で、クラシックのような現代音楽のようなロックコンサートのようでいい感じだった。

キアヌ・リーブスは若い時から好きだったけど、歳をとっても清潔で正義感にあふれた役がよく似合う。
オトコマエが好き、清潔感あふれるオトコが好き、孤独そうなオトコが好き。なので理屈抜きで好きな映画だという。