スティーブン・ソダーバーグ監督『オーシャンズ11』が楽しかった

世の中は『オーシャンズ8』で賑わっているが、わたしはもともとの『オーシャンズ』のシリースを見たことがなかった。『11』は2001年の作品だから随分と前、どうりで昔見たことのある俳優が出てるし、スティーブン・ソダーバーグは『エリン・ブロコビッチ』の監督だったし。
『ロング・グッドバイ』でネコ好きな探偵マーロウをやったエリオット・グールド、『ロルカ、暗殺の丘』で詩人ロルカを美しく情熱的に演じたアンディ・ガルシアも加わってる。うわっ、ありがたや〜
あとで知ったので特定できなかったけど、ボクシングの観客でアンジー・ディキンソンが出てるのを見極めたくもう一度見たい。

『オーシャンズ11』はプロの犯罪者の集まりで、彼らのそれぞれが持つ技を生かして動き、大金を手にするまでの物語である。リーダーのジョージ・クルーニーはいまの時代を生き抜くプロの犯罪者なところがよく似合っていて、よくやっている。その他の俳優たちも自分のやることをよく心得ている人たちで犯罪というよりプロ仕事集団という感じが快い。
続けてあと何作か見る気である。