サガンの『スウェーデンの城』が出てきた

昨日に引き続いて今日も整理したり捨てたりと忙しかった。
本棚上段の文庫本が積み重なっているのを引き出したら、これも宝の山だった。谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、その他の日本文学は青空文庫に入ってないのが多いし、新しく文庫本で出ていないかもしれないからホコリを払って風を通した。
岡本綺堂「青蛙堂綺談」は父からもらって大事にしていた本だが青空文庫にあるから捨てた。
乙女ものの「ジェーン・エア」「秘密の花園」やら、吉屋信子の本も貴重だからまた大切にもとのところへ。

何度も読んだフランソワーズ・サガンの「スウェーデンの城」(新潮文庫 1973)はぼろぼろだが、新版が出ていないので貴重だ。いっしょに入っている「ヴァランティーヌの葵の衣装」も大好きだったっけ。
映画にはモニカ・ヴィッティとジャン・ルイ・トランティニアンとジャン・クロード・ブリアリが出てる。見たいと思って検索したらえらい値段がついていて買うのは無理。YouTubeで予告編を見たらトランティニアンが若くて美しい。

そんなことで今日の読書は懐かしい本を斜め読みして終った。