姉に面会してきた

今年になって姉の面会に一度も行ってなかった。家に行ってたときは行ったらなんなりと用事があったし、買い物を山ほどして行ったから達成感があった。ただしおかげさまで体が疲れた。
去年の秋からどことなくしんどくて動くのがおっくう。姉の世話は姪二人がしっかりやっているので、なにもかもおまかせである。

午後からタクシーで施設まで。すぐに到着したけどお金がずいぶんかかる。家に行ってたときはタクシー代と買い物品代が出てたからいいけど、自前ではしんどい。地下鉄だと回数券を持っているが、街歩きはいまのわたしには無理だからしょうがない。
ということでタクシーでびゅっと着いて、姉の部屋に行くと機嫌よく高校野球を見ていた。施設内に美容室があるから髪はきれいにセットされているし、毎日着替えている清潔な普段着で横たわっていて、わたしらの顔を見ると介護者に起こしてもらって「久しぶりやね」とご機嫌さん。部屋は暖かく居心地よくしつらえてある。家から運び込まれた本や小物が置いてあり、ぬいぐるみの猫ちゃんも座っている。

2時間ほど雑談していると、猫がちっとも鳴かないのに気がついた。どうやら電池切れらしい。相方が近所のスーパーへ電池を買いに走り、はめ込んでやると猫はニャーと鳴いた。今夜もしっかり鳴いておくれ。姉はここの生活にすっかり慣れたみたいなので一安心した。

施設では5時から晩ご飯ということで、食堂へ行く姉と別れて広い道路に出てタクシーに乗った。
早く帰れたので晩ご飯は家で日本酒とお刺身。