心斎橋大丸で『赤毛のアン展』を見て

「赤毛のアン展」の入場券をYさんが送ってくださった。わたしは「赤毛のアン」はあんまり好きでないのだが、長い間愛読している村岡花子訳のジーン・ポーター「リンバロストの乙女」と「そばかすの少年」に敬意を表して行くことにした。

1時間に1台のなんば行きバスに乗って心斎橋へ。乗りさえすれば大丸の前が停留所なので便利だ。エレベーターでご希望の階はと聞かれて7階と答えたら他の人もみんないっしょに降りた。
午後の3時頃だからかあまり混んでなくてゆっくりと見られた。テレビを見てないしアンにあまり興味がなかったのだが、ガラスケースの中にアンの本と並んで「リンバロストの乙女」と「そばかすの少年」の初版が展示してあった。わたしがこどものときに父にもらったのはタイトルが「黄色い皇帝蛾」で訳者は男性で抄訳だった。全訳の初版を見るのははじめてなので感動した。

帰りにお土産売り場で姉と姪親子のお盆みやげにアンの手提げ袋とハンカチを買った。百貨店の地下でない売り場を見るのは久しぶり。エスカレーターで降りながらときどき売り場を見学した。
地下で食品を買ってから東急ハンズへ。台所用品と菊花線香を買って帰った。