デイケア初体験

この2年間は体調が思わしくないのでなにかせねばとは思ってはいた。でも腰が上がらずぐずぐずしていたら夫が区役所へ行って手続きの最初をしてきてくれた。年末に申し込んだのが調査員が来たのが1月末で、それからまた待っているうちに2月になり、それからはずんずんと話が進んだ。
デイケアとデイサービスとがあるということも、なにをするところかも知らずにことは始まったが、いまは人に解説するほどよく知っている(笑)。

今日はデイケアの体験コースに行ってきた。午前中にうちの前までバスが迎えにきてくれて施設まで直行。
着くとすぐにお風呂に入れてくれた。ほんまに入れてくれるのである。脱いでから体と髪を洗ってくれる、出たら拭く、髪を乾かす、下着と服を着る、靴下と靴を履くまですべてがたくさんのスタッフの手によりさっさと進んでいく。

広間のテーブルに席を決めてもらって、前と横の人に挨拶してお茶を飲む。スタッフがやってきて話しかけてくれるのに返事したり。
すぐに昼食。今日のメニューは、ごはんと山菜蕎麦、鶏肉と白菜の煮物、果物の甘煮。食べたら、スタッフが写真雑誌を持ってきてくれた。隣の人に写真誌の皇族方についてあれこれ話を聞いた。
そうそう、ご飯の前にみんなで体操をした。

休憩が終わって、また体操、そしてクイズとゲームと歌。スタッフの熱意に応える高齢者たちが爽やか。広い部屋の反対部分ではケアスタッフによる治療が行われている。ちょうど見えるところに座っていたのでじっと眺めていた。一人ずつ呼ばれて治療を受けるのだがいろんな病いの人がいる。ほんと勉強になりました。わたしも最後のほうで呼ばれてひざを診てもらったが触り方が気持ち良かった。