ジョセフ・コシンスキー監督『オブリビオン』

「オブリビオン」(2013)というのはどういう意味かな。コマーシャルとか映画情報とか全然見てないから、トム・クルーズが出ているだけで見ることにした。先だって見た「オープン・ユア・アイズ」のリメイク作「バニラ・スカイ」の話をしていたところだったし。トム・クルーズは「トップ・ガン」(1986)を見てから好き(好いたらしいオトコ)で、その後に「レジェンド/光と闇の伝説」(1985)のレーザー・ディスクを買っている。

近未来SF映画「オブリビオン」をいま見終わったんやけど、最後はどうなったんだろう。
ストーリーを読むと、「1977年、地球は”スカヴ”と呼ばれるエイリアンの襲撃によって壊滅的な被害を受け、生き残った人類は他の惑星への移住を余儀なくされていた。人のいない地球で無人偵察機で監視を続けるジャック・ハーパー(トム・クルーズ)は未確認飛行物体の墜落現場に向かい、カプセルの中で眠っている若い女性を見つける。」とある。

月も破壊されてしまい壊滅状態の地球、実はぼろぼろに負けていて移住するどころか、大多数の人たちが滅亡し、生き残った人たちがレジスタンスとして細々と暮らしていた。その中心人物がピーチ(モーガン・フリーマン)。

ニューヨークの廃墟など壊滅状態の地球の映像がすごい。CGを使わず実際に巨大なセットを作り、その周囲に標高3000メートルの山で撮った映像を投影しているそうだ。アイスランドで長期ロケして見たことのないような景観を撮れたとも解説にあった。
映像が美しくもすごい中にトム・クルーズが活躍する。相変わらずのオトコマエの上に締まった肉体美も変わらず。女性を見てニッと笑うところも愛らしい。