J・J・エイブラムス監督『スター・トレック』 (2009年の映画)

1980年ごろのこと、若い友人たちが「スター・トレック」の映画がくると騒いでいたのをまだ覚えている。わたしはそのとき「スター・トレック」を知らなかったし、まだパソコンのない時代だから検索もできず(笑)もやもやしていた。そのころもテレビを持ってなかったからもちろんテレビドラマを知らなかった。そんなもんで映画も見に行かなかったが、みんなおもしろかったそうで、いろいろ話は聞いた。

その後テレビを買って夜の11時頃からの再放送を見ることになる。映画は2作目から映画館で見るようになった。
テレビの放映はのちのちサンテレビがするようになって、けっこう長い期間「スター・トレック」のファンであった。同じものを何度も見た記憶がある。何度見てもおもしろい(笑)。
ドラマの中では操縦室が好きだったが。いちばん好きなのは「転送」シーンだ(笑)。

今回の「スター・トレック」では、スポックのお父さんをテレビでスポックをやっていたレナード・ニモイがやっていて懐かしかった。年を取りはったけどしゃんとしてはる。次の作品「スター・トレック イントゥ・ダークネス」にも出ているので楽しみ。お母さんの役はなんとも懐かしいウィノナ・ライダーがやっている。
そう、この作品はカーク船長とスポック博士の成長物語なのである。ふたりの間の確執も描かれている。艱難辛苦を越えて理解し合い共に宇宙平和のために戦うという物語の第一歩。次作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」が楽しみ。