「道草」読んで暗くなっている

なんだか気分が暗いのは梅雨のせいではなくて、漱石「道草」の健三と妻とのやりとりを反芻してるから。われながら読んでる本に影響されやすい。お金を借りに来る人たちになけなしのお金を渡したり、自身が知り合いに借りてつくったお金を渡したりする。思っていなかった原稿料が入ったときは自分の趣味のものを買うから健三はそれでいいけど。
漱石夫妻のことでアタマがぐるぐるまわっているのに、今日はまたすっかり内容を忘れていた「彼岸過迄」を読み出した。「彼岸過迄」「行人」「こころ」が後期三部作と呼ばれているのも知らなかった。ちなみに前期三部作は 「三四郎」「それから」「門」である。これは知っていた。
漱石はほんまにおもしろい。ゆるりと読んでいくつもり。なんて、読み出したらおもしろいからめちゃ速読してしまう。

VFC会報はぼちぼちとやっている。今月もけっこうなページになりそう。こちらも梅雨のせいかとっとといかない。明日やろうと毎月同じことを言っている。