与謝野晶子訳『源氏物語』を青空文庫で

青空文庫にはずっとお世話になっている。いろんな作品を読ませてもらってきた。大好きな「半七捕物帳」と「大菩薩峠」、宮本百合子と横光利一の昔読んだ本、泉鏡花と坂口安吾は全集を持っているのにいつもここで読んでいる。

さて、いまは与謝野晶子訳の「源氏物語」。
Sさんに貸していただいた大和和紀のマンガ「あさきゆめみし」で源氏物語熱に火がついた。ざっと読んであらすじだけつかんで、また読んで物語に捉えられ、三度目は物語を味わった。こうなると今度は文章で読んでみたい。

わたしが「源氏物語」を最初に読んだのが与謝野晶子訳、次に谷崎潤一郎訳、そして円地文子訳、それから橋本治「窯変源氏物語」。岩波文庫の原文のを途中まで読んでいたが、もうあかんわと最近捨てた。文字が小さいし紙は黄色くなってるし、という言い訳で(笑)。
与謝野晶子訳がこんなにおもしろいとは思わなかった。もっと古風な文章だと思っていたら、論理的な文章だ。原作はどんなか読んでみたくなる(笑)。

いま読んでいるのは「若紫」で紫の上との出会いのところ。まだこれからだがマンガの印象からいくと紫の上は完璧すぎる。さっき読んだ前の章の「夕顔」のなんともいえない怪しさに惹き込まれた。